旅行好きが、なぜ「エポスカード」を選ぶのか?
世の中には年会費有料・無料のクレジットカードがそれこそ星の数ほどありますよね。
そんな中で、私のまわりの旅行好きの人たちは必ず持っている、と言っても過言ではないのがエポスカード(EPOS CARD)です。
その一番の理由は、年会費無料なのに、持っているだけで海外旅行保険が付いてくるからです。
エポスカードは首都圏を中心にファッションビル「マルイ(〇I〇I)」などを展開している丸井グループのクレジットカードです。
海外旅行保険付きのカードならほかにもあるのに、なぜみんながエポスカードを選んでいるのか?
その理由をエポスカードの特長を確認しながらわかりやすく解説していきます。
そもそも海外旅行保険とは?
エポスカードの特長を確認する前に、まずは海外旅行保険ってなんだっけ?というところを押さえておきたいと思います。
海外旅行保険とは、海外旅行中にケガや病気・盗難などのトラブルが発生した際に金銭的な負担をカバーしてくれる保険です。
海外旅行保険に含まれる主な保険内容とそれぞれどういったときに支払われる保険なのかは次のとおりです。
1. 傷害死亡・後遺障害(しょうがいしぼう・こういしょうがい)
事故によるケガが原因で死亡した場合、または後遺障害が生じた場合
(事例)クルマにはねられて死亡した/事故後に働けないような後遺症が残ってしまった
2. 傷害治療費用(しょうがいちりょうひよう)
交通事故やスポーツ中などのケガで医師の治療が生じた場合
(事例)サーフィン中に骨折してしまった
3. 疾病治療費用(しっぺいちりょうひよう)
病気がもとで医師の治療が生じた場合
(事例)盲腸になって入院した
4. 賠償責任(ばいしょうせきにん)
他人にケガをさせたり、他人のものを壊してしまうなどにより法律上の賠償責任が生じた場合
(事例)自転車を運転中に他人に接触してケガを負わせてしまった/ホテルのお風呂で水を溢れさせて階下の部屋を水浸しにしてしまった
5. 救援者費用(きゅうえんしゃひよう)
旅行中に入院したり遭難した際に、家族などが現地に駆けつけるための渡航費用や捜索費用などが生じた場合
(事例)重病になり家族に現地まで来てもらった/スキー中に遭難し捜索をしてもらった
6. 携行品損害(けいこうひんそんがい)
持ち物が盗まれたり偶発的な事故により破損した場合
(事例)バッグをひったくられてしまった/他人とぶつかってカメラが落下し破損してしまった
保険の名称だけ見るとなんだか難しそうな感じですが、事例を見るといつ誰に起きても不思議ではない内容ばかりでヒヤッとしますよね。
実際、慣れない土地で過ごすことにより体調を崩してしまう方も少なくないようです。
にもかかわらず海外は日本よりもだいぶ医療費が高く、現に外務省海外安全ホームページ内にも次のように明確に書かれています。
保険に加入していなかったために,莫大な治療費の支払いに苦しむ邦人旅行者が後を絶ちません。
(中略)海外を旅行する際は,海外旅行保険に加入することを強くお勧めします。
ということで海外旅行をするなら、たとえそれが数日間の短い期間であっても海外旅行保険への加入は必須と言って間違いありません。
保険金支払いが一番多いパターンは?
海外旅行保険の大手「ジェイアイ傷害火災保険株式会社の2018年度 海外旅行保険事故データ(2018年4月~2019年3月)」によると、2018年度の事故発生率は3.70%(27人に1人)とのことです。
27人に1人というのは、考えていたよりもだいぶ多いかも?と思いませんか。
保険金が支払われた補償項目では「治療・救援費用」が46.4%と全体の約半数で、次が携行品損害の26.9%となっています。
つまりケガや病気の治療と家族の救援費用、次に携行品損害が一番使う可能性がある保険ということになりますので、これらの補償金額が高い保険が海外旅行保険として優れてると言えそうです。

出典:ジェイアイ傷害火災保険株式会社2018年度 海外旅行保険事故データ
エポスカードの海外旅行保険が優れていると言える5つの理由
さて海外旅行保険がどういったものなのかがわかったところで、いよいよエポスカード自体の特長を確認していきます。
私が考えるエポスカードの海外旅行保険の「すごいところ」は次の5つとなります。
1. 年会費永久無料だから
冒頭でもお伝えしたとおり、世の中には年会費無料のカードと年会費有料のカードがありますが、エポスカードは年会費永久無料です。
年会費有料のカードを作る場合は「ちゃんと年会費に見合うメリットがあるだろうか?」ということをきちんと確認してから申し込む必要がありますが、
入会金・年会費無料ならお金は1円もかかりませんので、迷わず申し込んじゃえばいいのです!!
もちろんネットから申し込みができるのでスピーディです。
2. 海外旅行保険が自動付帯だから
海外旅行保険付きのクレジットカードには、自動付帯のタイプと利用付帯のタイプがあります。
利用付帯とは、海外旅行代金(ホテル代や航空券代)あるいは空港までの公共交通機関の代金支払いをそのクレジットカードで行った場合にのみ適用されるタイプです。
言い換えれば旅行代金などの支払いをしない限り、そのカードの海外旅行保険は利用できないことになります。
一方、エポスカードは自動付帯です。
仮に海外旅行代金をエポスカードで支払わなかったとしても海外旅行保険は適用できるという、随分太っ腹なカードなんです!!
つまりエポスカードを作って「持っているだけ」で毎回の海外旅行時に保険が自動的に適用になるのです。
なるほど!これなら旅行好きが作らない理由がありませんよね。
3. 医療費キャッシュレスサービスに対応しているから
医療費キャッシュレスサービスとは、治療費かかった費用を自分で一度立て替えることなく、保険会社が直接病院に支払ってくれるサービスです。
自分で立て替えるとなれば、一旦結構な金額のお金を準備しなければなりませんのでとても大変です。
金額次第では、自分が持っているお金だけでは足りない可能性だって否定できませんよね。
だからこそ保険会社が直接病院に費用を支払ってくれるキャッシュレスサービスは本当にありがたい特典と言えます。
なお、医療費キャッシュレスサービスを利用するにはカード会社が提携している病院のみの利用となりますので、カード会社に会社にあらかじめ確認してから受診する必要があります。
エポスカードの場合は、海外旅行先から24時間日本語で相談できるサポートデスクが用意されているので安心です。
4. 年会費無料の他のカードより優れた保険内容
実は年会費無料で海外旅行保険が付いているカードは探せばそこそこあります。
ですが残念ながらあまり良い保険内容ではない場合がほとんどです(年会費無料ですので文句は言えませんが・・・)。
その中で「おっ!これは!」と思う優れた海外旅行保険が付いているお薦めの年会費無料カードが2つあります。
それがエポスカードと横浜インビテーションカード(通称:ハマカードカード)です。
ハマカードも十分優秀なのですが、エポスカードの方が疾病治療費用の部分でさらに優れています!
カード | エポスカード | 横浜インビテーションカード(ハマカード) |
年会費 | 無料 | 無料 |
保険内容 | 傷害治療費用 200万円 疾病治療費用 270万円 賠償責任 2,000万円 |
傷害治療費用 200万円 疾病治療費用 200万円 賠償責任 2,000万円 |
保険の条件 | 自動付帯 | 自動付帯 |
医療費キャッシュレスサービス | 対応 | 対応 |
公式サイト | ≫エポスカードの詳細 |
ちなみに海外旅行保険が付帯する年会費無料カードとしては楽天カードも人気となっています。
こちらもハマカードと同様の保険内容(金額)なのですが、楽天カードで旅行費用を支払った場合のみ保険が適用される「利用付帯」となっています。
そう考えると自動付帯のエポスカードの保険はやっぱり優秀ですね!
5. 即日発行だから
海外旅行の出発日が迫ってきているのに、
「しまった!まだ海外旅行保険に申し込んでなかった!!」
という場合もエポスカードなら大丈夫!
なにしろ申し込みから発行までが本当に早いんです。
申し込みから数分後に「エポスカードのお申し込みについてのお知らせ」というメールで審査結果が送られてきて、それから3日ほどでカードが郵送で届きました。
もっと急ぐ場合は、ネットから申し込むときに受取方法「店頭受取」を選択すれば、マルイ店舗のエポスカードセンターで最短当日受け取りが可能となります。
この早さは今まで私が申し込んだクレジットの中で文句なしに最速でした!!
エポスカード1枚だけで保険内容は十分なのか?家族の分は?
ここでエポスカードの海外旅行保険の内容を再度詳しく確認したいと思います。
カード | エポスカード![]() |
決済ブランド | Visa |
申込資格 | 18歳以上(高校生を除く) |
年会費 | 無料 |
保険の条件 | 自動付帯 |
保険内容 | 傷害死亡後遺症 最高500万円 傷害治療費用 200万円 (1事故の限度額) 疾病治療費用 270万円 (1疾病の限度額) 携行品損害 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) 賠償責任 2,000万円(1事故の限度額) 救援者費用 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
医療費キャッシュレスサービス | 対応している |
家族特約・家族カード | なし |
補償期間 | 1旅行につき最長90日間 |
公式サイト | ≫エポスカードの詳細 |
繰り返しとなりますが、年会費無料カードに付いている海外旅行保険としては本当に優秀です。
ですが、それ以上に海外の医療費は高額となっています。

出典:ジェイアイ傷害火災保険株式会社2018年度 海外旅行保険事故データ
上記は極端な例ですが、それでもやはりエポスカードを1枚持っているだけでは海外旅行保険の補償金額としては十分とは言い難いのです。
そこでおすすめしているのがクレジットカードの複数持ちです。
実は、各クレジットカードの補償金額は合算できるのです!(傷害死亡後遺症を除く)
たとえば疾病治療費用が270万円のエポスカードと200万円の別のカードを持っていれば合計470万円までカバーされることになります。
また、エポスカードには家族特約や家族カードはありませんので、家族(配偶者や子ども、親)の保険はカバーできません。
配偶者の場合はその分のエポスカードを申し込めばよいのですが、親や子どもの場合は申し込み条件をクリアしていないことも少なくないはずです。
そのあたりの詳しい内容は下記ページにてご案内していますので確認してみてくださいね。
エポスカードその他のおすすめポイント!
エポスカードは海外旅行保険の内容だけでなく、実は通常のクレジットカードとしてもかなり満足度の高いカードなんです!
- 入会でポイントがもらえる
- エポスポイントが貯まる!使える
- 全国10,000店舗以上での優待がある
- マルイやモディ(オンラインショップ含む)で10%OFFになる期間がある
- ETCカードも年会費無料
- Apple Payに対応している
- 学生でも申し込み可能
- ハワイでも優待がある
- セキュリティ面も充実
などです。
これらの内容をもっと詳しく知りたい方は下記ページもご覧くださいね。
きっとエポスカードがスグに欲しくなってしまうはず・・・!
まとめ
エポスカードは年会費無料のクレジットカードとしては優良な海外旅行保険が自動付帯となっていますので、近いうちに海外旅行保険を予定されているなら作っておいて損はありません。
というより、申し込みの手間以外に、申し込まない理由が見つからないカードだと思っています。
ただしエポスカード1枚だけでは海外の高額な医療費をカバーできないことも考えられるため、数枚のクレジットカードを作って保険金額を合算できるようにするのがおすすめです。
そして旅行に出発するときはエポスカードの持参を忘れずに!
また、キャッシュレス診療を利用するために、保険が付帯していることを証明する「付保証明書」の発行を出発日の2週間前までにエポスカード海外旅行保険事故受付センターに電話で依頼をすることをおすすめします。
それでは「備えあれば患いなし」の素敵な旅を・・・!