ANA乗り継ぎは国内線無料

関西からはホノルル直行便が出ていない・・・!

” ANAマイルをお得に貯めましょう!”

をテーマにこれまでさまざまな情報をお伝えしてまいりましたが、大事なことをお伝えするのを忘れていました。

実は2019年現在、ANAの日本-ホノルル直行便は東京(成田&羽田)からしか出ていません。

 

「え~!それなら、名古屋や大阪など、東京以外の空港を利用する人はANAマイルを貯めても意味がないのでは?」

と思いたくなってしまいますよね。

実はそんなことは決してありません!

 

私たちも関西在住のお客様からのお問い合わせがあって、

「あっ、そういえばお伝えしてなかったっけ・・・」

と、初めて気づいたのですが、東京以外から出発する方がANAマイルを貯めてもまったく無駄ではないんです!

 

というかある意味むしろ“かなりお得”とも言えます。

その内容を今回はしっかりお伝えしてまいります!

大阪からANAでホノルルに行くには?

たとえば関西在住の方が特典航空券を利用してホノルルまで行く場合、大阪(伊丹)からホノルルへのANA直行便は運航されていませんので、

一度成田(または羽田)まで移動してから、乗り継ぎでホノルルに向かうことになります。

「何を、そんな当たり前のことを・・・」

とお思いかもしれませんね。

 

でも、ご存じでしょうか。

国際線へ乗り継ぎをする場合、大阪(伊丹)などの国内空港から成田(または羽田)までの国内線については追加マイルが不要で利用できるんです!

つまりこういうことです。

ANA大阪ホノルル特典航空券

 

通常は大阪(伊丹)から東京(成田・羽田)までのANA特典航空券はレギュラーシーズンで片道6,000マイル(往復12,000マイル)が必要なので、

これが要らない!というのはスゴイお得ですよね。

そういえば、よく見るとANA国際線特典航空券ページにはこんな風に表記されています。

日本ホノルル必要マイル数

 

ちなみにYはエコノミークラス、PYはプレミアムエコノミークラス、Cはビジネスクラス、Fはファーストクラスで、

Lはローシーズン、Rはレギュラーシーズン、Hはハイシーズンの意味です。

 

それでも心配だったので念のためANAの窓口に問い合わせたところ、やっぱり国内各地の空港から乗り継ぎで東京-ホノルル便を利用する場合、

国内線の追加マイルは不要だとはっきりとお答えいただけました。

ちなみに、新大阪駅から成田空港まで電車(東海道新幹線+成田エクスプレス)で移動した場合、

所要時間約3時間半と約17,000円の料金がかかります。往復なら約34,000円です。

 

それを考えると、大阪(伊丹)からANA国内線で1時間20分、しかも無料(追加マイル不要)で成田空港まで行かれるのはかなりお得なことなんです。

ちなみに、本文中では「ホノルル便」を例にしておりますが、これは他の海外各都市へのフライトの場合でも同じですので、

覚えておくと今後かなりお得にANAマイルを利用できるはずです!

ANA国内線(成田便)と所要時間

ANA国内線が追加マイル不要で利用できるのはもちろん大阪(伊丹)だけではありません。

以下の各空港からの乗り継ぎの場合も同様です。

成田空港へ運行しているANA国内線
出発空港 所要時間
札幌(新千歳) 1時間45分
沖縄(那覇) 3時間10分
大阪(伊丹) 1時間20分
新潟 1時間5分
名古屋(中部国際) 1時間10分

 

羽田空港については、札幌(新千歳)、大阪(伊丹)ほか35以上の国内空港からアクセス可能ですが、

もともとANAの羽田-ホノルル便は、1日1便しか出ていないのでなかなか座席の確保は難しいかもしれません。

もし幸運にも羽田-ホノルル便の座席をマイルで確保できたら、国内35以上の都市から「無料」で羽田まで来られることになりますので、これはかなりウレシイ話ですよね。

預けた荷物やチェックインはどうなるのか?

国内で最初に搭乗する空港では、チェックイン時にスーツケースなど大きな荷物を預けますよね。

では乗り継ぎ予定の東京(成田・羽田)に着いたら、いったん荷物を引き取って再度チェックインをしなければならないのでしょうか?

 

実は東京の空港ではチェックインも荷物の引き取りも不要となります。

そのまま国際線に荷物も積みかえてくれるんです。

ただし北九州と帯広発の場合は対象外ということですので、ANAによく確認してみてくださいね。

国内線の追加マイル不要の条件

国内線が追加マイル不要で利用できるのにはいくつかの条件があります。

これらの条件を必ず確認してから利用するようにしてくださいね。

1.国際線予約時に国内線も予約する

国内線の利用が必要な場合は、国際線(東京-ホノルル便)の特典航空券を予約する際に合わせて国内線のチケットも予約するようにします。

ネット予約もOKですが、時差があるため特に帰りの国内線予約分について注意が必要となります。

心配な方は電話でチケットを確保するといいと思います。

ただし電話の場合は一人2,000円(税別)の発券手数料がかかります。

2.国際線への乗り継ぎは24時間以内

追加マイル不要で利用できるのは、ANA国内線からANA国際線への乗り継ぎが24時間以内の場合に限られます。

24時間以上のケースはほとんどないと思いますが、1日1便しかない羽田-ホノルル便利用の場合などは特に気を付けてください。

3.国内線・国際線ともANA便に限られる

実はANAマイルは同じアライアンスのユナイテッド航空のホノルル便の特典航空券にも交換できます。

ただ、ユナイテッド航空は日本の国内線の運航はありません。

そのため、下記のように国内線はANAで国際線がユナイテッドというパターンの場合は国内線費用(またはマイル)が必要となります。

ユナイテッド大阪ホノルル特典航空券

 

以上が東京(成田・羽田)以外の空港利用者がANAマイルを上手に利用する方法です。

多少国内の移動に時間がかかってしまいますが、成田も羽田もとても楽しめる空港ですので、そこもまた旅の一環として楽しんでしまおう!

くらいの心意気でANAマイルを利用してみてはいかがでしょうか?