あの「リッツカールトン」に5泊無料で滞在できたワケ
マリオットの会員プログラム「マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy®)」には、メジャーな特典以外にも実は隠れた(故意に隠してある?)優秀な特典もあります。
そのひとつが4泊分のポイントで5泊滞在できるという超絶お得な特典です。
私たちは何度かこの特典を利用したことがあるのですが、あの「ザ・リッツカールトンワイキキ」に4泊分のポイントで5泊することができました。
私たちが滞在した部屋は写真右側のダイヤモンドヘッドタワー23階「グランドオーシャンビュー」のコーナールームでしたので、一泊7万円は下らない料金設定です。
つまりこの特典だけで7万円も得することができたわけです。
この特典は別にマリオットアメックスの保有者限定のものではありませんが、4泊滞在できるほどのポイントを貯めるとなると、やはりマリオットアメックスの力なくしては無理だと思っています。
マリオットアメックスは年会費49,500円の高額年会費のカードですが、こういった特典が使えることを考えれば、もう高いなんて言えません!笑
今回は、この「Stay for 5, Pay for 4」と米国で呼ばれている特典についてご紹介します。
「Stay for 5, Pay for 4」特典の利用方法は?
Stay for 5, Pay for 4特典の利用方法はとても簡単です。
マリオット ボンヴォイ公式サイトから5泊以上同じホテルをポイントで予約するだけでOKなんです。
これだけで自動的に1泊分が無料になります。
そして無料の1泊についてもゴールドエリート会員やプラチナエリート会員の会員特典が適用されますので、ほかの4泊と同じように快適にステイできます。
ただいくつかのルールがありますのでご紹介します。
滞在中の最もポイント数が少ない日が無料になる
無料(ポイント不要)で泊まれるのは5泊目というわけではなく、5連泊する中でもっとも少ないポイント数で泊まれる日が対象となります。
たとえば下記の例の場合、5泊目の10月30日(必要ポイント数:85,000p)ではなく、1泊目の10月26日(必要ポイント数:70,000p)が、予約時に自動的に無料となりました。
宿泊日 | 必要ポイント数 | 無料となる日 | |
---|---|---|---|
1泊目 | 10月26日 | 70,000p | 〇 |
2泊目 | 10月27日 | 70,000p | |
3泊目 | 10月28日 | 70,000p | |
4泊目 | 10月29日 | 85,000p | |
5泊目 | 10月30日 | 85,000p | |
合計ポイント | 380,000p | ||
使用ポイント | 310,000p |
これはポイントセーバー(割引)となっている日程でも同様です。
この画面までは、必要ポイントを全額保有していなくても進めますので、自分の行きたい日程で確認してみるといいと思います。
無料日であってもリゾートフィーはかかる
ハワイなどのリゾート地にあるホテルの場合は、リゾートフィーという名の追加料金が加算されることがあります。
たとえばロイヤルハワイアンでは38ドル(税別)、モアナサーフライダーでは37.5ドル(税別)など、案外バカにできない金額です。
このリゾートフィーだけ無料宿泊となった日でも支払う必要があるので覚えておいてください。
5泊「ごとに」1泊無料になるということは・・・!
Stay for 5, Pay for 4の特典は「5泊ごと」に1泊無料となるものですので、
仮に10連泊すれば2泊分、15連泊すれば3泊分、20連泊すれば4泊分がそれぞれ無料になります。
実際にはなかなか利用する機会も少ないのかもしれませんが、いつかそんな夢のようなホテルステイを楽しみたいものです。
すべて料金を支払った場合は対象外ですが…!
この特典はあくまでも「ポイントで5泊」した場合が対象ですので、4泊分の料金を支払えば5泊できる、というわけではありません。
ただし、ポイント利用+料金支払いが混在している場合には適用されます。
宿泊日 | 必要ポイント数 | 無料となる日 | |
---|---|---|---|
1泊目 | 10月26日 | 70,000p | 〇 |
2泊目 | 10月27日 | 料金支払い | |
3泊目 | 10月28日 | 70,000p | |
4泊目 | 10月29日 | 85,000p | |
5泊目 | 10月30日 | 85,000p | |
6泊目 | 10月31日 | 85,000p | |
合計ポイント・料金 | 380,000p+2泊目料金 | ||
使用ポイント・料金 | 310,000p+2泊目料金 |
ともあれ、がんばってポイントを貯めましょう!ということですね。
宿泊実績は5泊分つく
4泊分のポイントしか使わなくても、ちゃんと5泊分の宿泊実績(エリートナイトクレジット)がつきます。
プラチナチャレンジをしている場合などはこのあたりが重要になってくると思いますが、ご安心ください!
私がちょっと気になること
この「Stay for 5, Pay for 4」という特典は、以前はハイファイブと呼ばれ、もう少し大々的に公式サイト上で謳われていた記憶があります。
それが最近はひっそりと継続されている感が否めない気がします。
ぜひこれからも無くならないでほしいものです。
出典:https://www.marriott.co.jp/loyalty/redeem/hotels.mi
部屋のアップグレードなどとは違い追加コストがかかることですので、ホテル側としてはあまり使って欲しくない特典なのかもしれませんね。
でも使う側としてはこの特典の内容を頭の中に入れておいて、連泊するなら4泊ではなく5泊してしっかりこの特典を活用したいものです。