銀行の手数料を節約したいなら…!
日ごろ銀行を使ううえでやっぱり気になるのが、さまざま手数料ですよね。
多くの方が利用している「ゆうちょ銀行」では、2022年1月17日から、コンビニATMでお金を引き出す際、平日でもご覧のとおりの手数料がかかるようになってしまいました。
またゆうちょ銀行に限らず、都市銀行や地方銀行をお使いの方も、24時間使えて便利な「コンビニATM」を利用したいことがあるかと思いますが、そのときもやはり気になるのがATM利用手数料です。
そして、給与振込口座から別の銀行口座などに資金を移動したいときにも、振込手数料がかかることが多いと思います。
何をするにも手数料、手数料、手数料…。
なんとかして節約したいと思いませんか?
実は!あるアプリを使えば、簡単に下記の手数料を、月に1回ずつ無料にできるんです!
そんな方法があるなら、使わないと損ですよね!
銀行の手数料を節約したいと思ったことがあるなら、ぜひ覚えておいてほしい方法ですのでぜひご覧ください。
なお、今回ご紹介する方法は2022年1月時点の情報に基づいたものとなっており今後変更となる可能性もありますのでご了承ください。
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「楽天証券」を活用する方法もありますが…
実は以前、楽天証券を活用して「ゆうちょ銀行」や「メガバンク」から➡「楽天銀行」に無料でお金を移動する方法、さらには楽天銀行から無料で出金する方法についてこちらの記事でご紹介しました。
もちろん、この方法も2022年1月時点では利用可能ですが、ご覧のとおりの限られた銀行&楽天銀行の間のみでしか使えないのが残念なポイントでした。
でも今回ご紹介する方法は違います。
そもそも楽天銀行専用ではなく、しかもゆうちょ銀行やメガバンクに加え、都銀や多くの地銀でも使える!という画期的な方法となっています。
送金アプリ「pring(プリン)」を使って手数料を節約しよう
今回ご紹介する手数料の節約方法では、送金アプリの「pring」を使います。
「pring(プリン)」は、もともと個人間で簡単に送金ができるアプリです。もちろん無料で使えます。
友達と食事の割り勘をするときになどに、パパッと送金できるのでとても便利なんです。
ただ今回は送金以外の機能を使っていきます。
「pring」の対応銀行は、なんと60以上!
このpringを使った方法であれば、日本各地の地銀やネット銀行などこちらの60以上の銀行で使えますので、今回はかなり多くの方に活用していただけるのでは?と思っています。
まだまだあります…
この中に自分が使っている銀行がなくても、使える銀行はどんどん増えていますので、公式サイトでチェックしてみることをおすすめします。
初めにインストール+本人認証を済ませておく
まずはpringのアプリをインストールします。
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次に、初めて使うときには、本人認証手続きが必要となっています。
このとき、運転免許証などの身分証明書を、あらかじめ用意してから進めるとスムーズです。
またカメラで自撮りするステップがあるので、ある程度身だしなみを整えておくといいかも知れませんね。
(いろんな向きで撮影するので、実はここだけちょっと面倒でした。。。)
手数料節約1 銀行間のお金を移動を無料で行う方法(≒他行あて振込)
さて、アプリの準備が済んだところで、まずは自分名義の銀行間でお金を無料で移動する方法からご紹介します。
たとえば
「ゆうちょ銀行から、楽天銀行にお金を移動したい。」
あるいは
「メガバンクから、地方銀行にお金を移動したい。」
といったように、A銀行から➡B銀行に資金を移動したい場合に便利な方法となります。
その場合、次の2ステップで行います。
STEP① 移動元のA銀行から➡pringにチャージする
STEP② pring残高から➡移動先のB銀行にお金を移動する
簡単に言うと、銀行間のお金の移動をpringが仲介するような感じです。
ここではゆうちょ銀行から楽天銀行にお金を移動する例で説明します。
STEP①: 移動元のA銀行から➡pringにチャージする
それでは具体的な手順を説明します。
まずは、右下の「チャージする」をタップします。
次に「口座からpring残高にチャージ」の「新規口座の追加」から移動元の銀行を追加します。
追加が完了したら、今回の例では移動元のA銀行に「ゆうちょ銀行」を選びます。
pring残高にチャージしたい金額(=B銀行に移動したい金額)を入力し、チャージするをタップすればチャージ完了です。
無事にチャージがされました!
これで移動元のA銀行から➡pring残高にお金が移動できました。
STEP②:pring残高から➡移動先のB銀行にお金を移動する
続いて移動先の銀行(B銀行)にお金を移すステップとなります。
今度は左下の「お金をもどす」をタップします。
「口座に戻す」の「新規口座の追加」から移動先にしたい銀行(B銀行)を追加します。
追加が完了したら、今回の例では移動先のB銀行として「楽天銀行」を選びます。
金額を入力し「口座にもどす」をタップすればお金が移動されます。
これで、ゆうちょ銀行からpringを介して楽天銀行にお金が移す指示ができました!
つまり、他行宛の振込と同じような作業が、手数料をかけずにできたわけです。
ここまでわずか数分ですので、ぜひやってみてください。
リアルタイムには入金が反映されない
実は移動先銀行口座への入金の反映はリアルタイムではなく、こちらのとおり少し時間がかかってしまいます。
急いでいるときには使えないのがこの方法のちょっと残念なところです。
手数料節約2 pringを使って「セブン銀行ATM」から無料で出金する
次にご紹介するのが、銀行からpring残高にチャージしたお金を、今度はセブン銀行ATMから、現金で無料で引き出す方法です。
セブン銀行ATMで現金を引き出す場合、多くの銀行でATM利用手数料がかかるかと思います。
たとえばゆうちょ銀行の場合、平日の8時45分から18時、土曜日の9時から14時が110円、それ以外の時間帯は220円となっています。
これもpringを使えば月に1回は無料で引き出せるようになるんです!
その場合、次の3ステップで行います。
SETP① 移動元のA銀行から➡pringにチャージする
STEP② pring残高からセブン銀行ATMでの出金申請を行う
STEP③ セブン銀行ATMで実際に出金を行う
具体的な方法ですが「STEP① の移動元の銀行からpring残高にチャージする」については、先ほどと同じですので、2番目のステップからご案内します。
STEP②:pring残高からセブン銀行ATMでの出金申請を行う
pring残高にお金がチャージ済みであることを確認したら、アプリ左下の「お金をもどす」をタップします。
次に「現金でおろす」の項目で「セブン銀行」をタップします。
次の画面で、セブン銀行ATMで出金したい金額を入力して「現金をおろす」をタップします。
“出金中”というメッセージが表示されたら準備は完了です。
ATM出金には期限があります
「出金中」の画面には受取期限が書かれています。
この期限を過ぎるとセブン銀行ATMで出金ができなくなってしまいますのでご注意ください。
ちなみに、受取期限までに出金しなかった場合は、期限の翌日に自動的にpring残高にお金が戻ります。
一度出金申請をするとキャンセルができないのですが、どうしてもキャンセルしたい場合は、放っておくとお金が戻ります。
STEP③:セブン銀行ATMで実際に出金を行う
ここからは「セブン銀行ATM」での出金手続きとなります。
ATM画面の写真がうまく撮れなかったのでイラストで説明します。
まずは画面の「カードを使わない 番号入力での取引」をタップします。
次の画面ではpringの提携先コードである「0073」を入力します。
次はお客様番号の入力となりますが、これはpringに登録している携帯番号となります。
最後は確認番号ですが、これはスマホの「出金中」画面に表示されている4ケタの番号となります。
取引内容を確認して「確認」ボタンをタップします。
申請した額の現金が出金できます。
もうお気づきかもしれませんが、キャッシュカードがなくてもスマホさえあれば現金が引き出せるんです。
これも今どきっぽい便利さですよね!
pring利用時の注意点
さてここで、pringを利用する際の注意点をいくつかご紹介しておきます。
注意点① 一定回数を超えるとチャージ手数料が必要な銀行がある
まずは登録した銀行から無料でpringにチャージできる回数ですが「三菱UFJ銀行」「楽天銀行」「スルガ銀行」については月に3回までとなっており、4回目以降は1回につき220円のチャージ手数料がかかってしまいます。
その他の銀行については、2022年1月時点では無料のチャージ回数に上限はありません。
注意点②無料出金できるのは月に各1回だけ
しつこいようですが、pring残高からセブン銀行ATMで無料で現金を引き出せる回数、そして銀行口座に無料で移動できる回数は、それぞれ月に1回までとなっています。
2回目以降はどちらも1回につき220円の手数料が発生しますのでご注意ください。
注意点③ 入出金には限度額がある
3つ目の注意点は、1日の入出金にはそれぞれ限度額があるというものです。
入金限度額
まず入金(各銀行からのチャージ上限)は50万円/日までとなっています。
これに加えて三菱UFJ銀行だけは1回あたり3万円までというルールもありますので、1日に9万円までしか無料でチャージできないことになります。
また、新規に登録してから一定期間は不正利用防止の観点からチャージ限度額に制限が設けられているため、その他の銀行についても50万円/日までチャージできない可能性があります。
出金限度額
次に出金の上限ですが、セブン銀行ATMからの現金の出金については1日10万円まで、銀行口座への出金は1日50万円までとなります。
このように、結構大きな金額まで利用できますが、初めはまず少額から試してみるのがおすすめです。
今回ご紹介したpringを使う方法はいかがでしたでしょうか?
pringだけでは月に1回しか無料にできませんが、お使いの銀行の優遇プログラムや、楽天証券を活用する方法(楽天銀行の場合)などを併用すれば、だいぶ手数料を節約できるようになるはずです。
ぜひこれらの方法をハイブリッドで上手に活用してみてください。