そのクレジットカード、本当にお得ですか?
最近はキャッシュレス決済と言えば、スマホ決済を利用する人が増えていますが、元祖と言えばやはりクレジットカードですよね。
ただ、一口にクレジットカードと言っても、いまや星の数ほどの種類があります。
魅力的なカードが増えた一方で、種類が多くなり過ぎたためか最適なクレジットカードが選べていない人も少なくないようです。
そこで今回は、クレジットカードの残念な選び方を4つご紹介しますので、これからのクレジットカード選びの参考にしていただければと思います。
おすすめ“お得”情報!
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残念な選び方1 利用目的を決めずに選ぶ
ひとつ目の残念な選び方は、利用目的を決めずにカードを発行することです。
クレジットカードはその人の利用目的やライフスタイルによってお得に使えるものが異なります。
そのため
「有名なカードだから」
「多くの人が持っていそうだから」
といった理由でよく使うクレジットカードを選んでしまうのはとてももったいないことなんです。
分かりやすい例で言えば、普段からイオンやマックスバリュをよく利用している人なら、「セブンカード」よりも「イオンカード」の方がお得に使えますよね。
利用目的に応じたお得なカード
もう少し例をあげるとこちらのようになります。
ネットショップでお得に使えるカードは?
これはネットショッピングの場合も同じです。
楽天市場なら楽天カード、ヤフーショッピングならPayPayカードといったように自分がよく使うネットショップがお得になるようなカードを選ぶことが大切です。
旅行好きにおすすめのカードは?
旅行が好きな方ならマイルが貯められるJALカードやANAカード、あるいは海外旅行保険が利用付帯するエポスカードもおすすめです。
銀行がお得に使えるカードは?
銀行がお得に使えるカードを、ということであれば三井住友カード、住信SBIネット銀行のミライノカードGOLDなどがあります。
つまり自分のライフスタイルを考えた時に、できるだけお得に利用できそうなカードを選ぶことが、大切となります。
カードは1枚だけあれば十分?
「クレジットカードの数をあまり増やしたくない。」
という声をたまに耳にしますが、それはちょっともったいないことかもしれません。
なぜなら何枚かのカードを用途に合わせて使い分ける方がお得だからです。
なお、私が今、おすすめするカードはこちらでご紹介しています。
残念な選び方2 昔作ったカードをなんとなく使っている
2つ目の残念な選び方は、何年も前に作ったカードを特に理由もなく使っているというものです。
ショッピングモールや百貨店などで勧誘されて作ったカード1枚だけを、なんとなくずっと使い続けている、という方は意外と少なくないようです。
ライフスタイルが変わってないならそれでもいいと思いますが、就職や転勤、引っ越しなどで生活圏が変わってきているなら、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
さきほどもお伝えしたように、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶのが大切だという理由もありますが、
「クレジットカード」というものを使い出してから、ある程度の年数が経ってきたら、カード自体のステップアップもおすすめだからです。
つまり大人になったらちょっと良いカードを持ってみてもいいのでは?という話です。
〇〇系カードとは?
クレジットカードは発行元の運営母体により「流通系カード」「信販系カード」「銀行系カード」などに分類されます。
さきほどご紹介した、スーパーや百貨店などが発行するカードは「流通系カード」と呼ばれ、クレジットカードの中でも比較的審査が通りやすい、初心者向けのカードと言われています。
それよりも審査が少し厳しくなるのが、ジャックスやアメックスをはじめとする信販系カードで、さらに審査が厳しいと言われているのが、三井住友カードなどの銀行系カードです。
種類が多いので一概には言えませんが、一般的には流通系カードよりも信販系カード、さらには銀行系カードの方が信頼性が高いカードとされています。
信頼性が高いカードとは、ステータスが高いカードとも言い換えられますが、これは何も
「ステータスカードを持って他の人に自慢しよう!」
という話ではないんです。
入会時の厳しい審査をクリアし、毎月期日どおり支払いを続けることでその人の信用度がアップするため、
将来、住宅ローンやマイカーローンなどの審査に通りやすくなると言われているからです。
もし流通系カードを長らく使っているなら、そろそろ信販系カードや銀行系カードの中から自分に合ったものを選んで、ステップアップする時期にきているのかもしれません。
残念な選び方3 ポイント還元率だけを基準に選ぶ
3つ目の残念な選び方はポイント還元率だけを基準にしてカードを選ぶことです。
クレジットカードを使う大きなメリットと言えば、やはり利用金額に応じたポイント還元ですよね。
たとえばポイント還元率が1%であれば、10万円の利用で1,000円分のポイントがもらえますのでなかなか侮れません。
もちろん、このポイント還元率もクレジットカードを選ぶ際の大切な要素のひとつですがそれと同じくらい重要なのが、もらえるポイントの「種類」です。
なぜポイントの種類が重要なのか?
たとえば、ポイント還元率が高いと評判のカード(Aカードとします)があったとします。
ただ、還元されるポイントが、Aカード会社の関連ショップやサービスでしか使えないような場合、せっかく頑張って貯めたポイントであっても、結局はAカードに再び貢献するような使い道に限定されてしまうわけです。
これに対し、こちらのようなポイントなら汎用性があるため、さまざまな用途に使えたり、他社のポイントに換えて活用することもできます。
私はよくTポイントを貯めているのですが、Tポイントならウエルシア系列のドラッグストアでお得に使えたり、
ANAのマイルに交換して特典航空券を手に入れたりなど、元のポイントよりもさらに価値を高めて(1ポイント1円以上に)活用することができるんです!
付帯するサービスも重要です
またカードを申し込む際にはポイント以外にどんなサービスや特典が付いているのかもしっかり確認しておくことをおすすめします。
高速道路を使う方ならETCカードが無料で発行できるかどうか?
電子マネーを利用する方なら、チャージでポイントが還元されるかどうか?などです。
また、カードで購入したものが破損や盗難にあったときに補償される「ショッピング保険」や旅行時に安心な「海外旅行保険」が付いているものもあります。
このように、ぜひポイント還元率以外のサービスにも注目してカードを選んでみてください。
残念な選び方4 入会特典のポイント額だけに注目して選ぶ
そして4つ目の残念な選び方は入会時にもらえるポイント額だけに注目して選んでしまうことです。
多くのクレジットカードは、新規入会時にまとまったポイントが特典としてもらえます。
入会するだけで数千ポイントももらえる!というのはとても魅力的なのでぜひ利用した方がいいのですが、
一気に何万ポイントももらえるようなカードがあったら、ちょっと気を付けた方が良さそうです。
なぜなら、
- 年会費が有料のカードとなっている
- 「3か月で50万円以上」など高額なカード決済条件をクリアしなければポイントがもらえない
- 高額ポイントは抽選でしかもらえない
といった場合があるからです。
また、中には悪名高い「リボ払い」専用のカードの可能性もあるので(注:高額な利息が付いてしまうリボ払い専用カードは特別な事情がない限り利用しないでください!)
申し込む前にそのカードの公式サイトで詳細を確認しておく必要があります。
年会費有料カード=NGではない!
ただ、年会費が有料のカードについては、申し込んではいけないということではありません。
むしろ結果的に年会費無料カードよりもお得に利用できる場合もあります。
私も何枚か年会費が有料のカードを持っているのですが、その中の1枚に年会費が5万円近くする「マリオットボンヴォイアメックス(プレミアム)」というホテル系のカードがあります。
「無料のカードがたくさんある中で、なぜそんな高額な年会費のカードを持っているの?」
とお思いかもしれませんが、付帯している特典や優れたサービスによって、私自身、年会費以上のメリットを感じているからです。
このように、自分にとって年会費を払うだけのメリットが感じられるなら、有料のカードも視野にいれるといいと思います。
ただ、クレジットカードが初めての場合や不慣れな場合には、まずは年会費無料で、かつ利用できる店舗数が多いVISAかMastercardがおすすめです。
私のおすすめクレジットカード5選
ここで、2022年春時点で私がおすすめしたいカードを5つご紹介します。
先ほど登場した年会費5万円近くの「マリオットボンヴォイアメックス(プレミアム)」もそのうちの1つのです。
ただ、繰り返しになりますがその人のライフスタイルによってお得なカードは変わりますので、あくまでも参考程度にどうぞ!
おすすめ1 楽天カード
ひとつ目は会員数2,500万人、今や日本人の5人に1人が持っているカードに成長を遂げた楽天カードです。
楽天カードの特徴&おすすめポイント
- 楽天市場をよく利用する人におすすめ
- ポイントの種類は「楽天ポイント」
- 年会費永年無料なのに1%(税別100円につき1ポイント)という高いポイント還元率
- 楽天市場での決済に使うとSPU+2倍!さらに楽天銀行を引落口座に設定するとさらに+1倍に!
- 国際ブランドはVISA、Mastercard、JCB、アメックスから選べる ※楽天カードの「アメックス」はおすすめしません
- 券面はナンバーレスデザインに切替済み
- ×ETCカードは年会費有料(550円)
おすすめ2 TカードPrime
ヤフーカードがPayPayカードに切替となり、Tポイント→PayPayポイント還元となってしまった中で、Tポイント貯めたい派から支持されているのがTカードPrimeです。
TカードPrimeの特徴&おすすめポイント
- ポイントの種類は「Tポイント」
- Tポイントを効率よく貯めたい人におすすめ
- 通常のポイント還元率は1%だが、日曜日に利用すると1.5%還元に!
Amazonギフト券に日曜日にチャージすれば還元率1.5%となり、結果的にアマゾンでお得に買い物ができることになる - 初年度年会費無料、次年度以降は1,375円だが、年に1回以上の利用で年会費無料に!
- ×国際ブランドは「Mastercard」のみとなっている
おすすめ3 セゾンパールアメックス
セゾンパールアメックスは、クレディセゾンとアメックス(アメリカンエキスプレス)の提携カードです。
あの「アメックス」を気軽に持てる!ということで実は人気のカードとなっています。
セゾンパールアメックスの特徴&おすすめポイント
- ポイントの種類は「永久不滅ポイント」
- 手軽に「アメックス」を持ちたい人におすすめ
- 通常のポイント還元率は0.5%だが、QUICPay加盟店で利用すると3%還元に!
- 25歳未満なら、コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)にてQUICPay利用で5%還元に!
- 初年度年会費無料、次年度以降は1,100円だが、年に1回以上の利用で無料に!(=あのアメックスが無料で持てる!)
- 高級感のあるアメックスの伝統的な「百人隊長」のナンバーレス券面デザイン
- ×毎月の合計金額1,000円(税込)につき1ポイント還元(0.5%還元)となるため、999円以下は切り捨てとなる(例:合計金額 49,800円の場合→49ポイント還元)
- ×VISAやMastercardと比較すると使用できる店舗が少ない(JCBが使える店舗ならアメックスも利用可)
おすすめ4 エポスカード
エポスカードは、マルイグループ発行のクレジットカードです。
マルイはモディの利用者だけでなく、海外旅行好きの方たちからも高い支持を得ているカードとなっています。
エポスカードの特徴&おすすめポイント
- ポイントの種類は「エポスポイント」
- 年会費は永年無料
- ポイント還元率は0.5%(税込200円につき1ポイント還元)
- マルイやモディをよく利用する人におすすめ
- 海外旅行保険が利用付帯
- 年間50万円程度(金額非公表)の利用で、エポスカードゴールドに招待のチャンス(=ゴールドカードも年会費永年無料に)
- 年に4回程度開催されるセール「マルコとマルオの7日間」では、実店舗だけでなくネット通販も10%OFFに
- ×ポイント還元率が高いとは言えない
※エポスカードは2023年10月1日出発分より自動付帯から利用付帯に変わり、補償内容が一部アップしました。公式サイトお知らせ
おすすめ5 マリオットボンヴォイアメックス(プレミアム)
マリオットボンヴォイアメックス(プレミアム)は、世界最大のホテルグループ「マリオットインターナショナル」とアメックスの提携カードです。
年会費は高額ながら、国内外でよく旅行する方から支持されているカードとなっています。
マリオットボンヴォイアメックス(プレミアム)の特徴&おすすめポイント
- ポイントの種類は「マリオットポイント」
- 旅行好き(国内外問わず)の方におすすめ
- 世界138の国と地域にあるマリオット系ホテルで「ゴールドエリート会員」の待遇を受けられる(部屋のアップグレード等)
- 2年目以降は、年間150万円の決済で無料宿泊券(1泊2名まで)がもらえる
- ポイント還元率は3%(100円につき3ポイント)、ホテル宿泊時の利用は6%(100円につき6%)
- 紹介者経由で入会すると大量ポイントがもらえる(=ホテル宿泊に使える!)
- ×年会費が49,500円(税込)と高額
公式サイトから直接申し込むと損!?➡お得なカード申込方法はコレ!!
さて、自分のライフスタイルに合ったクレジットカードが見つかったら、いよいよ申し込み(入会手続き)となりますが、実は公式サイトに直接アクセスして申し込むと、損をしてしまう可能性があるんです!
新しいクレジットカードを作ろうと思った場合に忘れずに行ってほしいのがハピタスや モッピーなどの 「ポイントサイト」での案件(広告)探しです。
ポイントサイトは、お店やサービスを利用する際に、経由するだけでポイントが貯められるお得なサイトです。
中でも「クレジットカード」の新規入会は、ポイントサイトが特に得意としている案件なので、自分が申し込みたいカードが載っているかどうか?を必ず確認してみてください。
上で紹介したおすすめカードも、ポイントサイトに載っていることが多くなっています。
ただし、マリオットボンヴォイアメックスについてはポイントサイト経由よりも、紹介者経由での入会がダンゼンお得ですのでご注意を!
ポイントサイトのクレカ案件掲載例
たとえば、こちらは話題のナンバーレスカード「三井住友カード(NL)」のハピタスに載っていた案件ですが、この「ポイントを貯める」ボタンから公式サイトに進んでカードを発行することで6,800pt(=6,800円相当)のポイントが、まずはハピタスからもらえます。
そして、私が確認したときには三井住友カード(公式サイト)側でも新規入会キャンペーンを行われており、条件クリアで最大8,000円相当のポイントがもらえるようになっていました。
つまり!
ポイントサイトを経由して申し込むだけで、入会特典ポイントがダブルでもらえるようになるのです!
入会特典 | 公式サイト直接申込 | ポイントサイト経由 |
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ポイントサイトの入会特典 | × | 〇 |
公式サイトの入会特典 | 〇 | 〇 |
もちろん、すべてのクレジットカードがポイントサイトに載っているわけではありませんが、載っていればラッキー!!です。
ということで、クレジットカードに申し込む際は「ポイントサイトを確認する!」をぜひ徹底していただければと思います。
なお、ポイントサイトの詳細や、どのポイントサイトがおすすめなのか?等についてはこちらのページを参考にしてみてください。