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熱帯魚が攻撃してくるってあり得る?
私が初めてグアムに行ったときのことです。
グアムは海の透明度がとても高く、またサンゴ礁が多いためこんな風にホテル前のビーチでも十分シュノーケリングを楽しめます。
そして、カラフルな熱帯魚たちと戯れながら沖に向かって泳いでいると、突然お尻のあたりに
「ズン!」
という、衝撃を感じました。
ツンというほど弱いものではなく、もっと鋭く激しいズンという感じで、しかもちょっと痛いんです。
ビックリして見てみると、綺麗な色だけど生意気そうな顔をした熱帯魚がこちらをにらみながら、付近をうろうろしていました。
しかも1匹ではなく、何匹もグルグルその場を旋回しています。
今日は、楽しいスノーケルを妨害してきた海のプチギャング?についてご紹介します。
頭突きしてきた熱帯魚の正体は「ムラサメモンガラ」
その魚はグアムでのスノーケリング中、違う個体も含め何度も攻撃してきました。
一緒に行った家族全員が一度以上は攻撃されました。
スノーケルを装着してると水中が綺麗に見えるので、
「アイツ、こっちに向かってきそう!」
なんていうことが分かって、ホントに怖かったです。
その魚の顔をしっかり覚えておいてネットで調べたところ、犯人(犯魚?)の名前はムラサメモンガラだということがわかりました。
出典:wikipedia
ネットの情報によると、もともと気性が荒いうえ、繁殖期に巣を守るために自分のテリトリーに侵入してきたものを追い払うようです。
大きいものでは体長が30cmにもなるそうです。
私たちは頭突きで済みましたが、噛まれることもよくあるとのこと。
もしこれからグアムに行く予定なら、この顔をよーく覚えておいてくださいね。
もっとキケンな「ゴマモンガラ」
グアムにはもっと大きくて危険な魚もいます。
それはゴマモンガラです。
ムラサメモンガラより、さらに悪人顔ですよね。
出典:wikipedia
私たちはたまたま出会うことはなかったのですが、こちらは大きい個体で75cmにもなるそうで、かまれると大ケガになってしまいます。
コイツの姿を見たら、そっと逃げるが勝ちです!
いつも攻撃されるとは限らない
以前グアムに行ったのは2月でしたが、その後10月にもグアムに行きました。
大好きなスノーケルを楽しんでいると、またまたムラサメモンガラと遭遇!
「やばい!攻撃して来る~!!」
としたドキドキしながら身構えていたら、なんとヤツはパラ子なんてそこに存在しないかのように華麗にスルーしました。
ガン無視です。
「え?どうしちゃったの?」
と思ってあとで調べてみたところ、繁殖期(産卵期)じゃなければ攻撃しないとのことでした。
そっか、2月の時は子どもを守るため、彼女(彼?)も必死だったのですね。
ところでムラサメモンガラの繁殖期っていつなんだろう?
と思って調べたのですが、いろんなサイトに「夏」と書いてありました。
2月って夏じゃないのに・・・?
ということで、これはもう運かもしれません。
グアムのシュノーケルはとてもお手軽ですが、サンゴや魚には触れないよう気を付けて楽しみたいですね!
シュノーケルを楽しむための装備
でも、噛まれるのはやっぱイヤなので、長袖(ラッシュガード)や、タイツ(ラッシュトレンカ)、海用のグローブなどで防御することが必要ですね。
だって、よくよく考えたら魚にとっては私たちの方が闖入者ですもんね。
グローブ
岩やサンゴで手を切らないように、また毒を持った生き物に触ってもグローブをしていれば安心ですよ。
ラッシュガード
水着でシュノーケリングをしていたら、背中が真っ赤に・・・!
なんてトラブルを防ぐにはやっぱりラッシュガードが必須です。
指穴付きタイプにすれば、手の甲の日焼けも防げるのでおすすめです。
ラッシュトレンカ
ラッシュトレンカも脚の日焼け防止には大切 なのです。
これがないと、脚の後ろ側(ももからふくらはぎ)が、いつの間にか真っ赤になってしまいます!
日焼けと怖い魚に気を付けて、ぜひグアム旅行を満喫してくださいね!