ワイキキにはいろんな「トロリー」が走っています
ハワイに到着して、ワイキキやアラモアナセンター周辺を散策していると、よくこういったトロリー(トロリーバス)を見かけます。
窓にガラスがなく、座席は横向きに座るタイプが多くなっており、例えるならサファリパークのライオンバスのようです。(ライオンバスにはガラスがありますが。。。)
そして、しばらく見ているとトロリーにはいくつかの種類があることに気づきます。
でも、初めてハワイに来た場合などは
「いったいどれに乗ればいいんだろう?無料で乗れないのかな?」
と、戸惑ってしまうことも少なくありませんよね。
そこで今回は、初心者でも安心して乗りこなせる、便利なトロリーの種類と無料で乗る方法についてご案内します!
トロリーは4社が運営しています
ハワイ(ホノルル・ワイキキ周辺)では、4社のトロリーが運行されています。
そのうち3つは旅行代理店や航空会社が運営するもので、残りのひとつは現地のトロリー会社が運営するものとなっています。
名称 | 運営会社 |
---|---|
1. LeaLeaトロリー(レアレアトロリー) | HIS(エイチ・アイ・エス) |
2. HiBus、`OLI`OLIトロリー | JTB(ジェイティービー) |
3. レインボートロリー | JALPAK(ジャルパック) |
4. ワイキキトロリー | エノアコーポレーション |
多くのトロリーでは無料のWi-Fiが使えるようになっていますので、Googleマップを見て走っている場所を確認したり、あるいは撮った写真をその場でSNSに載せたりなど、便利に活用できます!
トロリーの運営会社自体は4つですが、それぞれの会社でいくつかの運行ルートをもっていますので、順番に特徴をご紹介します。
※COVID-19の影響により一時休業または廃止となっている場合があります。ご了承ください。 |
1. LeaLeaトロリー(レアレアトロリー)
ハワイ語で「楽しく、愉快に」という意味をもつLeaLea(レアレア)トロリーは、旅行代理店「HIS」が運行するトロリーです。
ワイキキから7分間隔という高頻度で運行されているアラモアナ/ドンキ・ラインをはじめとする、14ルートが運行されています(2019年6月現在)。
レアレアトロリーのホームページによると、停留所の数はレアレアトロリーが最多ということですので、滞在中の頼もしい移動手段となってくれるのは間違いなさそうですね!
最近はカカアコのモンスターウォールアートで有名なアーティスト ケビン・ライオンズさんとのコラボバスも走ってます。
レアレアトロリー運行ライン
レアレアトロリーの運行ラインは次のとおりとなっています。
レアレアトロリー |
---|
アラモアナ/ドンキライン |
ワード/カカアコ/ダウンタウン・ライン |
ダイヤモンドヘッド・ライン |
イーストディナー&ショッピング・ライン |
ウエストディナー&ショッピング・ライン |
カハラモール/ワイキキ近郊・ライン |
東オアフ絶景観光・ライン |
ココヘッド・ハイキング/ハワイカイ・ショッピング・ライン |
朝食レストラン周遊ライン |
アラモアナビーチ・サンセット・ドライブ |
このほかに、目的地まで素早く移動できる次のエクスプレス(急行)も時間限定で運行されています。
エクスプレス |
---|
アラモアナエクスプレス |
ダイヤモンドヘッドエクスプレス |
KCCファーマーズマーケットエクスプレス |
»レアレアトロリーの詳細(公式サイト) |
Lea Leaトロリーに無料で乗る方法:その1
運行ラインが豊富でとても便利なレアレアトロリーに無料で乗る方法、それはHIS Ciao(チャオ)のパッケージツアーでハワイに行くことです!
このツアーには、Lea Leaトロリーの滞在中乗り放題パスが付いてくるんです。
さらに!ワイキキ散策中にちょっと休憩したり、飲み物を飲んだりできるHIS レアレアラウンジも滞在中ずっと無料で利用できます!
ハワイ旅行ツアーのプランも豊富なHISのCiaoのツアーでハワイを訪れてみてはいかがでしょうか。
Lea Leaトロリーに無料で乗る方法:その2
2つめはダイナースクラブカード(年会費:税別22,000円)を保有することです。
ダイナースクラブカードの会員の場合、レアレアラウンジで『1週間券(7日間乗り放題レギュラーパス)』が無料でもらえます。
HISを利用しなくても有料で利用可能
HISのパッケージツアーを利用しない方でも、HISのホームページにてオプショナルツアー扱いで7日間乗り放題パス(有料)の予約ができます。
このほかに現地のレアレアラウンジで一日券の販売も行っているそうです。
2. HiBus、`OLI`OLIバス、`OLI`OLIトロリー、電気バスほか

HiBus(ハイバス)、`OLI`OLIバス(オリオリバス)・`OLI`OLIトロリー(オリオリトロリー)、電気バスは旅行代理店「JTB(ジェイティービー)」が運行するトロリー&バスです。
オリオリ(`OLI`OLI)とはハワイ語で「楽しい」という意味があり、まさにハワイを楽しく充実したものにしてくれるトロリー&バスとなっています。
オリオリトロリーなどの運行ライン
JTB(ジェイティービー)が運行しているトロリーは次のとおり(2020年1月現在)です。
HiBus(ハイバス) |
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アラモアナルート |
カカアコ イブニングルート |
カハラルート |
電気バス |
ダウンタウンルート |
KCCエクスプレス |
オリオリトロリー |
ダイヤモンドヘッドルート |
»HiBus、オリオリトロリーの詳細(公式サイト) |
このほかに、ルックJTBツアー利用者限定のシャトルも運行されています。
オリオリスニーカー・シャトル(ルックJTB限定) |
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オリオリシャトル東海岸 |
オリオリ絶景ホッピングバス |
オリオリシャトル・カイルア |
オリオリシャトル・ワイケレ |
オリオリスニーカー(オアフ島縦断ルート) |
オリオリオーシャン・スニーカー(海上遊覧ルート) |
≫オリオリスニーカー、シャトルの詳細(公式サイト) |
無料で乗る方法は?(HiBus、`OLI`OLIトロリー・バスほか)
HiBus、`OLI`OLIバス、`OLI`OLIトロリーとも、JTBのハワイツアーを予約すると無料で乗れます!
オリオリスニーカー・シャトルについては、先にご案内のとおりルックJTB利用者限定となります。
ルックJTBツアーの耳寄り情報!
ワイキキの人気ホテル「シェラトンワイキキ」「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」「モアナサーフライダー・ウェスティン」「ハイアット・リージェンシー・ワイキキ」内には、それぞれルックJTBルアナラウンジがあります。
ルックJTBで対象のホテルに宿泊すると、これらのラウンジを滞在中なら毎日無料で利用できるんです!
日本よりもずっと食費が高いハワイにおいて、朝食、昼食、そしてカクテルアワーや夕刻にはドリンク(ビール、ワイン含む)をいただるラウンジが無料で使えるというのは、かなりお得です!
ルックJTBのツアーは料金自体は決して格安ではありませんが、その分内容や特典が充実していますので、トータルで見るとハワイを安く楽しめるツアーとなっています。
3. レインボートロリー/レインボースカイ
レインボートロリーは、日本航空のグループ会社のJALPAK(ジャルパック)が運営するトロリーです。
上の写真のトロリーがレインボートロリーで、2階建てのものはレインボースカイという名称になっています。
JALパックは2020年4月1日(現地時間)より、レインボートロリーからHiBus(ハイバス)にサービスが変更になる模様です。
≫詳細(レインボートロリー公式サイト)
レインボートロリーなどの運行ライン
レインボートロリー、レインボースカイの運行ルートは次のとおりです。
レインボートロリー/レインボースカイ |
---|
アラモアナルート(エキスプレスルート・ウクレレバス) |
ダイヤモンドヘッドルート |
KCCエキスプレスルート |
ダウンタウンルート |
イルミネーションルート |
»レインボートロリー/レインボースカイの詳細 |
無料で乗る方法は?(レインボートロリー/レインボースカイ)
レインボートロリーはJALパック利用者なら全ルートを無料で乗ることができます(2020年4月1日以降のツアーはHiBus乗り放題に変更)。
また、JALパックを利用しない場合、個人運賃、またはマイル利用で日本からハワイへJAL便で行く場合に無料で作れるジャロアロ(JALOALO)カードを提示すれば、アラモアナルートのみ無料で乗ることができます。
JALパックの特長をもう少し詳しく知りたい場合はこちらも参考にどうぞ↓ ↓ ↓
4. ワイキキトロリー
ワイキキトロリーは、現地の企業(エノアコーポレーション)が運行している私営のトロリーです。
どこのパッケージツアーで来たのかなどは関係なく誰でも利用できるのが特徴です。
よくあるトロリーのタイプのほか、上の写真のようなダブルデッカーのタイプもあります。
ワイキキトロリーの運行ライン
ワイキキトロリーの運行ラインは次のとおりです。
ワイキキトロリー |
---|
ピンクライン(アラモアナルート) |
グリーンライン(ダイヤモンドヘッド方面) |
レッドライン(ホノルルダウンタウン方面) |
ブルーライン(オアフ島の東海岸方面) |
パープルライン(パールハーバーやパールリッジ方面) |
イエローライン(ホノルル・ダイニング・エクスプレス) |
»ワイキキトロリー の詳細 |
無料で乗る方法は?(ワイキキトロリー)
ワイキキトロリーの運行ラインのうち、ワイキキとアラモアナセンターを循環しているピンクライン(ワイキキ・アラモアナショッピングコース)のみ、乗車の際にJCBカードを提示すると無料で乗ることができます。
無料で乗れるハードルが低いピンクラインは、混み合うことも多いですが、ワイキキ滞在者にはとても便利なトロリーです。
まだJCBカードをお持ちでなければ、アラモアナセンターやDFS内にある楽天カードラウンジを同伴者込みで無料で利用でき、しかも年会費永年無料の楽天JCBカードがおすすめです!
ちなみに、ピンクライン以外は有料となりますので詳細はワイキキトロリーの公式サイトでご確認ください。
結局どのトロリーがおすすめなのか
さて、ここまでご紹介したトロリーを無料で利用する方法をまとめるとこんな感じになります。
対象者 | 無料で乗れるトロリー |
---|---|
HIS Ciaoツアー利用者 | レアレアトロリー(滞在中乗り放題) |
ダイナースカード保有者 | レアレアトロリー(一日券) |
JTBハワイツアー利用者 | HiBus、`OLI`OLIバス(オリオリバス)・`OLI`OLIトロリー |
ルックJTB利用者 | HiBus、`OLI`OLIバス(オリオリバス)・`OLI`OLIトロリー オリオリスニーカー/シャトル |
JALパック利用者 JAL ダイナミックパッケージ利用者(2020年1月23日予約分まで) |
レインボートロリー/レインボースカイ(滞在中乗り放題) ※2020年4月以降はハイバス(HiBus)に変更 |
ジャロアロカード保有者(2020年4月以降未定) | レインボートロリー(アラモアナルートのみ) |
JCBカード保有者 | ワイキキトロリー(ピンクラインのみ) |
この中で一体どれがおすすめなのか?と言えば、
すでにハワイツアーの申し込みがお済みの場合は、そのツアー会社が提供しているトロリーを利用するのがおすすめです。
これにJCBカード保有者が利用できるワイキキトロリー(ピンクライン)を併用するとさらに無料で乗れる選択肢が増えて便利です。
トロリーの利便性も考慮しながら、ツアー会社を選んでみてはいかがでしょうか?↓ ↓ ↓
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トロリー乗り場はどこにある?
各トロリーの乗り場は、路線バス(ザ・バス)のバス停と一緒になっていることが多くなっています。
こんな感じで、街灯のポール部分に看板が取り付けられているタイプが一般的です。
実はもっと雑(適当?)な看板もあるので、見つけづらいバス停もあります。
また、たまにLea Leaトロリー独自のトロリー乗り場があったりするので、あらかじめホームページやパンフレットで確認しておくといいと思います。
トロリー利用時の注意点
詳しい注意点は各トロリーのホームページなどで確認していただきたいのですが、重要なポイントだけピックアップしてご紹介します。
予約はできず、先着順となる
トロリーは先着順の乗車となり、混んでいる場合は次のトロリーを待つようになります。
特に夕方のワイキキトロリー(ピンクライン)のワイキキ方面行きはかなり混み合うため、乗れないことがよくあります。
ピンクラインは10分間隔で運行されているので、イライラせずにハワイらしくの~んびり待つのが正解です。
持ち込める荷物のサイズに制限がある
各トロリーに持ち込める荷物のサイズには上限があります。
レアレアトロリー、レインボートロリー/レインボースカイ、ワイキキトロリーは、60cm×45cm×30cmまでと規定されています。
`OLI`OLIウォーカー・トロリーは明記されていませんが、同等と考えて良いと思います。
スーツケースはもちろん、膨らませたままの浮き輪やボディボードなども持ち込めないので、その場合はタクシーやUberの利用がおすすです。
時間どおりに来るとは限らない
日本の路線バスは本当にきっちり時間どおりに運行されていますよね。
でも、トロリーは「10分間隔で運行」なんてなっていても、渋滞などによって遅れてくることもよくあります。
反対に、乗る人がいなければ予定時刻前でもサーッと通過してしまうことも!
良くも悪くも、それがハワイの文化なのです。
時刻表があるルートでも、それはあくまでも「目安」と考え、ここはやっぱり気長にの~んびり待ちましょう。
ザ・バスとの併用が便利!
私たちは各種トロリーと、路線バスの「ザ・バス」を併用しています。
ザ・バスは1回$2.75、1日乗り放題でも$5.5という安さで乗れるうえ、島中いろんなところへ行かれるとても便利な交通手段です。
最初はちょっとコツが要りますが慣れてくると乗るのが楽しくて仕方なくなってきます♥
トロリーは近くへ移動するのには観光気分が味わえてとても楽しいのですが、距離がある場所に行く場合には時間が多めにかかるうえ、乗り心地(クッション性)がちょっと・・・なので、遠出なら断然ザ・バスがおすすめなんです。
クーラーもよーく効いてますし!(ちょっと効きすぎですが)
新登場!ANAエクスプレスバス
ANA(全日空)では、ANA便でハワイに行くマイレージクラブ会員向けにワイキキとアラモアナセンターを結ぶ電気バスの運行を2019年4月20日から開始しました。
バスの外観は話題のA380機「フライングホヌ」と同じウミガメのデザインです!
ワイキキ(Tギャラリア)からアラモアナセンターまでを直行で運行するため、トロリーよりもかなり早く最短12分で到着します!
なお、この機会にANAマイルを貯めよう!という方はこちらのページも参考にしてみてくださいね。
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