エコノミークラスでの長時間フライト、どう過ごしたらいい?

待ちに待った飛行機での旅行!

あの空港に漂う独特の緊張感やざわめきで、心がウキウキしてきますよね♪

でも、いざ飛行機に乗ってみると、実はエコノミークラスや普通席の座席は、特急列車よりも狭くて窮屈だったりして。苦笑

エコノミークラスシート

 

でも大丈夫です!

機内の限られた空間でも、工夫次第で快適に過ごせる方法があるんです。

ということで、今回はエコノミークラスや普通席で、ストレスなく空の旅を楽しむための服装や便利なアイテム、

そして意外に身近に起こり得るエコノミークラス症候群の予防法など機内で快適に過ごせるコツをご紹介してまいります!



 

機内でおすすめの服装は?

飛行機に乗るなら、長時間着ていても楽な服装を選ぶことが大切です。

本当はジャージやスウェットなど、家で着ているようなリラックスウェアを着られれば一番なのですが、飛行機の中という公共の場ではなかなかそういうわけには行きませんよね。

そこで、伸縮性(ストレッチ性)のある素材の服を選ぶことをお薦めします。

 

また機内は非常に乾燥しているうえ、空調が効きすぎていることもあるため、夏でも念のため「寒さ対策」のアイテムを準備しておくと体調を崩さずにすみます。

長袖の上着のほか、女性ならストールが一枚あると、首に巻いたり肩にかけたりできて便利です。

トップス

トップスは綿100%シャツなどシワになりやすく伸縮性のない素材はできるだけ避け、ポリエステルやポリウレタンなどの素材で作られたカットソーやTシャツ、パーカーなどを選ぶと楽に過ごせます。

ハワイやグアムなどの南国へ行くならTシャツの上に上着(パーカーやカーディガンなど)といった組み合わせで着ておくと、現地についてパッ!と上着を脱ぐだけでOKなのでとても便利です。

Wジップスウェットロングパーカー スウェット素材 
 

カーディガン 春 夏 サマーニット レディース

女性の場合、カップ付きインナーやTシャツなどを選ぶと、機内で仮眠するときなどもかなり楽です。

なお、新しく買った洋服は一度洗濯してから着ることをおすすめします。

新しい物には洗濯のりや薬品などが付いていて汗の吸水性が良くないばかりか、肌への刺激にもなりやすいためです。

ボトムス

ボトムス(パンツ)を選ぶならストレッチパンツがおすすめです。

日本製 メリルハイテンションパンツ(7-15号) レディース
 

男性はデニムを着用する方も多いと思いますが、機内向けに選ぶならストレッチ性のあるデニム素材が断然おすすめです。

南国に行くならハーフパンツも便利です。ただし、機内の寒さにご注意を。

 

女性の場合はハーフパンツやミニスカートは冷えの原因になるためあまりおすすめしません。

スカートを選ぶ場合はロングタイプがおすすめで、さらに足が冷えないような工夫も必要です。

実はおすすめ!「ロングワンピース」

私は機内ウェアとして、ロングワンピース+上着といった服装をよく選んでいます。

ロングワンピはやっぱりストレッチ素材のものがおすすめです。

 

私の場合、機内で着ていたロングワンピを、現地ではそのまま部屋着として活用しています。

機内ではロングワンピの下に寒さ対策としてレギンスを着用することも多いのですが、ハワイなどの南国では「ワンピ+レギンス」といったスタイルが一般的ではないため、現地に着いたら空港ですぐ脱ぐようにしています。

 

なお涼しい(寒い)場所に行く場合は、現地に着いてからのことを考えるとやはりワンピースよりも長めのパンツの方がおすすめです。

服装のポイント
  • 伸縮性のある素材のトップス、ボトムスを選ぶ
  • 機内は寒い場合があるので、ストールや上着など寒さ対策を考えておく
  • 機内でロングワンピを着用するなら、ストレッチ素材がおすすめ(現地ルームウェアにも使える)
  • デニムパンツを着用する場合は、ストレッチデニムがおすすめ

機内快適グッズ おすすめ7選

機内で快適に過ごすためには、さまざまな便利アイテムの活用がおすすめです。

これらのアイテムをうまく使うことで

「飛行機に乗っていただけなのに、なんだかクタクタに疲れてしまった・・・」

という事態が防げるようになるはずです。

ただし、ビジネスクラスやファーストクラス(あるいはプレミアムエコノミーでも)では、航空会社側で用意してくれることが多いので、よく確認してから用意してみてくださいね。

おすすめ1:アイマスク

機内食の後に仮眠をとりたいときに、周りの「光」が目に入るとなかなか寝付けません。

そんなときはアイマスクで外光を遮断してしまいましょう。

こちらの遮光用アイマスクは特殊な電磁波で上質な休養をサポートしてくれます。

VENEX(ベネクス) リカバリーウェア アイマスク ブラック

おすすめ2:U字型ネックピロー

あまりリクライニングができないエコノミークラスや普通席では、首の位置を安定させると疲れ方がまったく変わってきます。

そこでお薦めしたいのが、U字型のネックピローです。

 

こちらの製品はエアポンプ式なので、息を吹き込んで膨らませる必要もなくてラクチン!

専用袋に入れてコンパクトに持ち運べるのもGood!なんです。

ネックピロー 海外旅行 便利グッズ(収納ポーチ付)グレー≫
 

飛行機だけでなく、新幹線や特急電車での長時間移動にも便利です♪

おすすめ3:耳栓

機内で仮眠を取りたいと思ったとき、人の話し声や飛行機のエンジン音など、外部の音が案外気になります。

そんなときは耳栓で音を遮断するのがおすすめです。

こちらの製品には、離着陸時によくあるキーンとする耳の痛みを軽減する気圧調整機能がついています

 

おすすめ4:着圧ソックス

長時間のフライトで気を付けなければならないが、脚のむくみです。

ふだんは大丈夫な方でも機内でじっと座っている間に脚に水分が溜まってパンパンにむくんでしまうことがよくあります。

 

そんなむくみの予防にはドクターショールの着圧ソックスが断然おすすめです。

着圧ソックスが脚の血行やリンパの流れを促すことにより、むくみの予防につながります。

おすすめは次の2種類です。

(1)ソフトな着圧が好みの方には「寝ながらメディキュット」

就寝時に適したソフトな圧力設定となっている寝ながらメディキュットは、着圧ソックスが初めての方や、強すぎない着圧が好みの方におすすめです。

寝ながらメディキュット 着圧 ソックス ロング Mサイズ (22~24cm)≫

(2)フライト専用の男女兼用「フライトソックス」

しっかりとむくみ対策をしたい方には、機内での着用を前提に設計された英国航空健康教会認定のフライトソックスがおすすめです。

寝ながらメディキュットより圧力が強めですので、慣れない方は着圧がちょっと気になるかもしれませんので、旅行の前に試し履きしてから着用すると安心です。

おすすめ5:携帯用スリッパ

機内で靴を脱いで足を開放するとリラックスできますが、そのまま素足で過ごすのはちょっと・・・と思いますよね。

そんなときには携帯用スリッパがあると大変便利です。

こちらのようにポーチ付きで折りたためるタイプなら、邪魔にならずに持ち込めます。

 

また海外のホテルでは室内用スリッパが用意されていないところも多いので、携帯用スリッパがひとつあると機内だけでなくホテルに着いてからも活用できます。

おすすめ6:制汗剤

決して広いとは言えない機内で、長時間他人の近くで過ごすときに気になるのが「汗のにおい」です。

汗は暑いときだけでなく、ストレスを感じたときや緊張した時にもかきますので、制汗剤がひとつあれば機内でも現地でも安心です。

 

ただ、人の多い機内でいきなり「シューッ!」とやるのはやっぱりNGですよね。笑

そこでおすすめなのが、ちょっと高価ですが、その分高い効果が期待できる本格的なロールオン(肌に塗る)タイプがおすすめです。

世界中で30万個超という販売実績を誇るポーランド発のデオエース EXプラス なら全身の汗に効果を発揮。

40mlという少量なので機内持ち込みもOKです。

おすすめ7:花王めぐりズム 蒸気の温熱シート

長時間同じ姿勢で座っていると、肩が凝ったり、体が固まったりしがちです。

その対策として、私たちはいつも花王めぐりズム 蒸気の温熱シートを利用しています。

 

かなり高い温度まで上がる使い捨てカイロの場合は眠ってしまうと低温やけどの心配もありますが、肩や首をじんわり温めてくれる蒸気の温熱シートなら大丈夫です。

肩や腰に貼るだけで、疲れ方がぜんぜん違うから不思議です。

 

機内おすすめアイテム7選まとめ
  1. 外光を遮断するためのリカバリーウェア アイマスク
  2. 首を安定させて疲れを軽減するためのネックピロー 
  3. 音を遮断するための 飛行機用耳せん 
  4. 脚のむくみを予防する着圧ソックス 着圧 ソックス 、男女兼用のドクターショール フライトソックス
  5. 靴を脱いでリラックスするための携帯スリッパ 
  6. 気になる汗のにおいの対策に制汗剤(デオエース EXプラス)
  7. 肩や腰のコリを和らげる花王めぐりズム 蒸気の温熱シート

 

また上記アイテムの一部は飛行機会社によっては、エコノミークラスでも提供してくれるところもありますので、あらかじめ確認してから用意することをお薦めします。

ただし、あまり使いやすい品物でないこともありますので、より快適性を追求したいなら自分で選んだものを持参するのがやっぱり一番です。

機内では乾燥にもご注意!

飛行機の機内はかなり乾燥していて、なんと、湿度は20%以下なのです。

そのため顔や手、喉などの乾燥対策も必要となります。

喉が弱い方などは使い捨てマスクで喉の乾燥を防ぐと良いと思います。

手肌にはハンドクリームや乳液がおすすめ

特に冬の時期は手肌も乾燥しますので、女性はもちろん男性もハンドクリームや乳液などを持ち込むと良いかと思います。

唇が乾燥しやすいならリップクリームもあるといいと思います。

ただし、100ml以上の液体やクリームは持ち込み禁止ですので、気をつけてくださいね。

 

私はロクシタンのこちらの小さいハンドクリームをよく利用しています。

このヴァーベナは香りも良くサラッとした使用感の夏向け仕様なのでハワイにピッタリです。
これなら30mlなので機内持込もOKですよ。

あると便利なその他のアイテム

ほかにも次のようなアイテムがあると便利です。

  • 携帯用ウェットティッシュ
  • (お子様づれの方)ポータブルゲーム機
  • (コンタクトの方)コンタクトケース&保存液&眼鏡

なお、ハワイ旅行にオススメの持ち物については、こちらのページにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ハワイ旅行の持ち物一覧|必需品から便利グッズ、注意点までチェックリストでしっかり準備!

実は怖い、エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群とは、エコノミークラスの狭い座席に長時間同じ姿勢で座って身体に負荷をかけていたことにより、飛行機から降りてから急に具合が悪くなる病気です。

これは何もエコノミークラスに限ったことではないため、近年はロングフライト症候群とも呼ばれています。

エコノミークラス症候群
画像:いらすとや

主な症状としては、同じ姿勢でいたことにより足が圧迫されて「血栓」ができて腫れてしまったり、さらにその血栓が肺に詰まって「肺塞栓症」となり、胸の痛み、呼吸困難を引き起こします。

そして最悪の場合心肺停止を引き起こすと言われています。

そんなことになってしまったら、せっかくの旅行も台無しですよね。

まずは機内で自分でできることを行い、具合悪くなる前にしっかり予防をしてくださいね。

エコノミークラス症候群の予防方法

  • きちんと水分補給(アルコール以外)をする(血液粘度が高くなることを防ぐ)
  • 足の運動する(足首から下をこまめに動かす)
  • 足をマッサージする(手でさすって血行を良くする)
  • たまに立ち上がってストレッチをしたり、機内を歩いたりする
なぜアルコールがダメなの?

「水分補給するなら、アルコールを飲めばいいか!」

旅行で気分がアガっていると、ついそう思ってしまいそうですが、実はこれはNGなんです。

なぜならアルコールには利尿作用があるため、水分補給どころか、かえって脱水傾向を招いてしまい、血液粘度が上がってしまうからです。

また高齢の方や肥満気味の方、喫煙習慣のある方などは一般の方よりリスクが高いので十分ご注意くださいね。

女性の機内でのメイクはどうする?

長時間メイクをしたまま過ごすのはお肌にとって良くない、ということは女性なら誰もがわかっていることですよね。

お肌は寝ている間に作られますので、国内線ならともかく、欧米便などの10時間を超えるフライトともなると、やはり一度、お化粧をぜんぶ落としたくなります。

機内の化粧室は狭いですし、また衛生面の心配もありますので、そこで洗顔するというのは現実的ではありませんので、私のおすすめは出発前に空港でメイクをオフしてしまうことです。

座席でオフする場合は、メイク落としシートが便利です。

なお、メイクについてはほかにも注意点やおすすめアイテムなどをこちらのページにまとめていますのでぜひ確認してみてください。

国際線の飛行機内で化粧を落とすべき理由|メイクオフのタイミングと持ち込み時の注意

 

旅行をより楽しく・安全なものにするためには、機内での過ごし方も大切です。

ぜひしっかり準備をして、めいっぱい旅行を楽しんでくださいね♪

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