ハワイとグアムの違い
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ハワイとグアムは似ているようでだいぶ違いがあった!

日本人にとって一番身近な南国と言えば、やっぱりハワイ(Hawaii)グアム(Guam)ですよね!

だから、お休みを取って、ビーチリゾートに行きたいなぁ♪」と思ったとき、

「果たしてどちらに行けばいいのだろう?」

と迷う方も少なくないことと思います。

そこで、今回は似てるようで実はだいぶ違う、ハワイグアムそれぞれの良さをさまざまな角度から比較しながら、どんな方にどちらがお薦めなのかをご案内します。



 

Q1 日本からより近いのは?

A1  グアム

日本からより近いのはグアムです。

たとえば成田空港→ホノルル、成田空港→グアムまでの飛行時間はそれぞれ次のとおりとなっており、グアムの方がずっと近いんです。

<ハワイの場合> 距離:約6,500km

・出発便 成田 → ホノルル:約6.5~7時間
・帰国便 ホノルル → 成田:約7.5~8時間
※偏西風の影響で帰りの方が時間がかかります

<グアムの場合> 距離:約2,500km

・出発便 成田 → グアム:約3時間45分
・帰国便 グアム → 成田:約3時間45分

 

このように、なんとグアムはハワイの約半分の時間で着いてしまうんです!

週末の弾丸旅行や、お子様やご年配の方が一緒の旅行なら、グアムの方が気軽に行かれそうですね。

Q2 時差が少ないのはどっち?

A2  グアム

日本との時差が少ないのはグアムです。

日本との時差(ハワイとグアム)

・ハワイ:日本-19時間
・グアム:日本+1時間

なんと日本とグアムの時差はたったの1時間なんです。

1時間の時差なんて体感的には無いも同然なので、時差ボケにならずにとても楽ですよ~!

 

一方、ハワイの日本との時差は-19時間ということで、ハワイはほぼ日本の一日近く前なんです。

一日まるまる前だったらむしろ良かったのでしょうが、この差「5時間」がなんとも曲者だったりします。

旅行者には過酷なハワイとの時差

ハワイの時差は、日本からの旅行者にとっては実はかなり過酷です。

日本からのハワイ便は夜間に出発することが多いのですが、約7時間のフライト中、機内食を食べてほんの数時間ウトウトしたかと思ったら、間もなく朝食(もちろんまだ空腹ではないが)着陸準備となります。

そしてホノルル到着は、日付的には前日(=日本を出国した日)の早朝になるため、睡眠不足のまま、ガッツリ長~い一日が始まるのです。

これはけっこうハードですよ!

ハワイ旅行の初日

また、日本と19時間という時差があるハワイの現在時刻の計算はちょっとしづらいため、私は

「日本の1日前 +5時間」

という風に計算しています。

もっと簡単にイメージするとしたら、

ハワイは日本より5時間進んでいる、ただし一日前だけどネ!

といった感じです。

ということで、より時差が少ない旅行先を選びたいならグアムがおすすめです。

Q3 ショッピングスポットが充実してるのは?

A3 ハワイ

ショッピングを旅行の大きな目的として訪れるならハワイがおすすめです。

ハワイには世界最大クラスのショッピングモール「アラモアナセンター」を筆頭に、大型免税店「Tギャラリア ハワイ by DFS」

「ロイヤルハワイアンセンター」「インターナショナルマーケットプレイス」など、周り切れないほどたくさんのショッピングがあります。

アラモアナセンター
アラモアナセンター

少し足を延ばせば、ブランド品が30%オフ、40%オフで買える「ワイケレプレミアムアウトレット」も!

トリーバーチ(ワイケレ)
ワイケレプレミアムアウトレット

ハワイはブランド品から、お土産まで選びたい放題のまさにお買い物天国なのです

 

一方グアムですが、実は観光客向けのお店はそれほど多くはありません。

ブランド品を探すなら免税店の「Tギャラリア グアム by DFS」が人気ですが、ハワイのDFSほどの規模ではありません。

ほかにもJPスーパーストア、ザ・プラザ・ショッピングセンター、タモン・サンプラザ、グアム・プレミア・アウトレット(通称:GPO)などもありますが、やはりハワイの店舗数や規模と比較してしまうとちょっと寂しい感じです。

ただ、マイクロネシアモールは面白い

グアムで個人的にちょっと気に入っているのが、グアム最大のショッピングセンター「マイクロネシアモール」です。

マイクロネシアモール

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Micronesia_Mall

米国の百貨店「メイシーズ」やアパレルのアウトレットストア「ロスドレスフォーレス」などが入っているので、そこそこ見ごたえはあるのですが、それよりも、なんというかローカル色の強さが魅力なんです。

特に2階にあるファンタスティックパークという室内遊園地は、日本の昭和時代を彷彿とさせるようなあか抜けない雰囲気がなかなか面白いんです。

グアムの中心部からはちょっと距離があるものの無料のシャトルバスで行くことができますので、グアムに行ったらぜひ立ち寄ってみていただきたいスポットです。

 

話はだいぶそれましたが、お買い物を目的とするなら断然ハワイがおすすめです。

ただグアムにはグアムらしい楽しいショッピングスポットもある、という話でした。

Q4 ホテルが豪華なのはどっち?

A4 ハワイ

5つ星、4つ星クラスの一流ホテルの数が多いのはハワイです。

年間1,000万人の観光客が訪れるハワイにはラグジュアリーなホテルの数も多く、新しいホテルもどんどん誕生しています。

ザ・リッツカールトンレジデンスワイキキビーチ 外観
2016年オープンの5つ星ホテル「リッツカールトン・ワイキキ」

 

一方、グアムの年間観光客数は160万人程度とハワイの1/6以下となっており、ホテルの軒数自体もハワイには遠く及びません。

また昔からあるグアムのホテルは建物にけっこう老朽化が目立ちます。

ハワイのホテルの方も老朽化が進んでいるものの、近年はリノベーションできれいに生まれ変わったところも増えています。

 

だから、

「せっかくの新婚旅行だから、一流のホテルステイを体験したい」

と言うことであれば、やっぱりワイキキにある名門ホテルから選ぶのが確実です。

ただ、グアムにもハワイに負けない高級ホテル(ザ・ツバキタワー、デュシタニ、ウェスティンなど)はあるので、ホテルランクを確認しながら選べば安心です。

Q5 旅行費用が安いのは?

A5  グアム

旅行にかかる平均費用が安いのはグアムです。

これは、グアムの方が距離的に近いことや、ホテルの費用がハワイよりも割安なことも関係しているのだと思いますが、平均的なツアー代金はグアムの方が安くなっています

以前、大手旅行代理店3社のWebサイトにて、「東京発4日間」という同じ条件でツアー料金を調べてみたところ、次のような金額となっていました。

東京発4日間ツアー比較
グアム ハワイ 差額
A社 49,800円~ 69,800円~ 20,000円
B社 39,800円~ 54,800円~ 15,000円
C社 56,800円~ 69,700円~ 12,900円

もちろん、時期や人数によっても異なりますが、3社ともグアムの方がより安いツアーから用意されていることは間違いないようです。

同じ「4日間」でも意味が異なるグアムとハワイ

実は一口に「4日間」のツアーと言っても、グアムとハワイでは宿泊日数が異なります。

先ほどご案内したとおり、グアムはハワイのおよそ半分の飛行時間で着いてしまうほど近いため、4日間は「3泊4日」という意味になります。

一方ハワイは移動に時間がかかるため、4日間は「2泊4日」を意味します。

つまり、同じ4日間でも、グアムはハワイより1泊多く宿泊できるのです。

ハワイとグアム4日間ツアーの違い

言い換えれば、ハワイより安くて1日多く滞在できてコスパが良い!ということになります。

ということで費用の安さで選ぶなら一般的にはグアムです!

ただし格安ツアーはハワイの方が多い

費用の安さならグアム!とご案内しましたが、実はハワイツアーはグアムツアーより圧倒的に件数が多く選択肢が豊富なので、各旅行会社が提供する「格安ツアー」の数も多くなっています。

それをうまく見つけられれば、グアムに負けない安い料金で行かれることもあります。

ただしそういったツアーは過酷な日程だったり、ホテルがイマイチなことが多いですが、中には「掘り出し物」もあるので、がんばって探してみる価値はあると思います。

Q6 観光スポットが多いのは?

A6 ハワイ

観光スポットの多さで言えば、断然ハワイです。

シェラトンワイキキ レアヒラウンジからの絶景

 

世界有数観光地であるハワイには、ワイキキビーチをはじめ、ダイヤモンドヘッド、カカアコ、モアナルアガーデン(この木なんの木)、カイルア、ノースショアetc.など、

1回の旅行ではとても周りきれないほどの多くの観光スポットがあります。

この木なんの木(モアナルアガーデン)
この木なんの木(モアナルアガーデン)
アロハウォールアート(カカアコ)
ウォールアート(カカアコ)

 

一方グアムですが、観光スポットと呼ばれている場所は多くはありません。

その中でよく旅行者が訪れるのがタモン湾の北端に位置する恋人岬(Two Lovers Point)です。

ここからの景色はとてもきれいですよ!

恋人岬
恋人岬

 

そしてグアム一番(というより唯一)の繁華街となっているのが、ホテルやブランドショップなどが建ち並ぶタモンエリアです。

タモン中心部(タムニン)
グアム唯一の繁華街 タモンエリア(タムニン)

仮にホノルル(ワイキキ周辺)のあの賑わいを知っている方なら

「え?ここだけなの?」

と感じてしまうほどささやかな繁華街です。

そして、グアムはこのタモンエリアの一角以外は、概ねのんびりムードの田舎町となっています(これはこれでいい感じなのですが)。

 

これはそもそも島の大きさの違いに寄るところも大きいのでは?と思います。

実はグアムは約549平方キロメートルという小さな島で、日本の淡路島(590平方キロメートル)とほぼ同じ面積なんです。

 

これに対しワイキキビーチのあるオアフ島は1,545平方キロメートル。

グアムの3倍近い面積となっています。

これにネイバーアイランド(離島)であるマウイ島、カウアイ島、ハワイ島を加えると16,638平方キロメートルにもなります。

※イメージ的に言えばこんな感じです(正確ではありません)。

ハワイとグアムの大きさ比較
ハワイとグアムの大きさ比較イメージ

 

ということで、いろんなところを観光したい!という場合はハワイがおすすめです。

Q7 グルメスポットが充実しているのは?

A7 ハワイ

ハワイはやっぱり世界有数な観光地ですので、グアムよりもレストランの数が圧倒的に多くなっています。

そしてハワイのスゴイところはセレブ御用達の一流のレストランから、ワゴン車で営業しているB級グルメまでなんでもそろっているところです。

だから、いろんな美味しいものを食べたい!というならやっぱりハワイです。

ハワイのグルメ

 

ただグアムにも美味しい店はけっこうあります。

スペアリブが美味しいけれど、なかなか予約が取れないパラ子&ヒデキも大好きなレストラン「プロア」とか・・・

プロアのスペアリブ
レストラン「プロア」の絶品スペアリブ

だから個々の店がどうこうというより、選択肢の多さでハワイに軍配を上げました。

Q8 ホテル前の海がきれいなのは?

A8  グアム

ハワイにもグアムにも海(ビーチ)はあちこちにありますので、今回は観光客が徒歩で気軽に行かれる「オアフ島のワイキキ周辺」と「グアムのタモン湾周辺」の海に限定して答えさせていただきます。

そうすると、実はホテル前のビーチのきれいさ(透明度)ならグアムが上なんです。

 

ちょっとビックリするかも知れませんが、下の写真はヒルトングアムの目の前のイパオビーチにてスマホ(iPhone+防水ケース)で撮影したものです。

guamfish
イパオビーチ(グアム)の熱帯魚たち

ホテルのすぐ前の、しかも足が届く深さの海でこれだけたくさんの熱帯魚って、ちょっとすごくないですか?

しかもこの水の透明度です!

グアムの海
驚くべき透明度!

 

オアフ島で有名なシュノーケルスポット「ハナウマ湾」はバスや車でないと行かれませんが、それと同等クラスの魚がホテルの前の目の前の、しかも足のつく深さの海で見られるんです。

グアムなかなかやってくれます!

Q9 税金が安いのは?

A9  グアム

ハワイで買い物をすると日本の消費税に相当する「州税」とい税金が商品価格に上乗せされます。

ハワイの州税は島によって若干異なり、オアフ島は4.712%、ほかの島は4.166%となっています。

日本よりはだいぶ安い税率ですが、ハワイは物価自体が高いのでほとんど安い、と感じられることは残念ながらありません。

 

一方グアムの州税は何パーセントなのかというと・・・・実は一切かかりません!

これはグアムはアメリカ50州には含まれない「準州」と呼ばれる自治領となっているためで、いわば島全体がが免税なのです。

これはかなりうれしいですよね!

 

ただしハワイもグアムも日本にはない「チップ」という習慣はありますし、またブランド品を購入して日本に持ち帰る場合、20万円を超えると関税がかかりますので、買いすぎないよう注意が必要です。

Q10 ベストシーズンはいつ?

A10 ハワイ:4月~9月 /グアム:12月~5月

ハワイとグアムはどちらも常夏の島ですが、実は季節ごとの気候にはだいぶ違いがあります。

そして何と言っても私たち旅行者が気になるのはお天気ですよね。

おすすめは乾季

ハワイとグアムには日本のようにはっきりとした四季があるわけではないのですが、雨季と乾季の2つの気候があります。

グアムは6月から11月くらいまでが雨季となるため1年の中でも特に雨の多いシーズンとなり、特に7月から10月には日本と同じように台風も多く発生します。

そして12月から5月くらいまでが乾季となり、湿度が低くて過ごしやすく、また海の透明度もアップします。

一方、ハワイは10月から3月くらいまでが雨季、4月から9月くらいまでが乾季となっています。

グアムにしてもハワイにしても、晴れの日が多く、湿度も低い乾季が気候面から見た旅行のベストシーズンとなります。

ハワイとグアムでは乾季が異なるため、自分が旅行したい時期によってどちらに行くのかを決めるというのも一つの選び方かもしれませんね。

ハワイとグアムのベストシーズン
ハワイとグアムのベストシーズン

雨の多さ(降水量)は?

ハワイとグアムでは平均降水量もだいぶ違います。

こちらのグラフを見るとわかるように、グアムは乾季であってもハワイより降水量はだいぶ多めとなっています。

グアムもハワイも雨季にはスコールによく遭遇し、突然ザーッと雨が降ったかと思えばウソのように晴れ間が現れる、ということが一日のうちに何度も繰り返されます。

これが南国らしい雨の降り方なんです。

結局、ハワイとグアムは結局どちらが良いのか?

さて似ているようでだいぶ違う、ハワイとグアムの違いをご案内してまいりましたが、私はどちらが「良い」とは一概には言えないと思っています。

それぞれ良い面とそうでない面があるからです。

結局は旅行者が何を重視するか?で決めるのが一番だと思います。

ハワイがおすすめなのはこんな方!

  • 6日間~の旅行日数が確保できる方
  • 旅行ひとり25万~30万円(滞在費含む)の予算を組める方
  • 新婚旅行に行かれる方
  • いろんな観光地に行きたい方
  • 買い物を存分に楽しみたい方
  • ハワイアングルメを楽しみたい方
  • 夏休みに旅行したい方(ハワイは乾季のベストシーズン)

グアムがおすすめなのはこんな方!

  • 3~4日間など短期間で行きたい方
  • 旅行の予算をひとり10万円~20万円以内に抑えたい方
  • ご年配の方や小さなお子様連れの方(フライト時間が短いため)
  • 買い物よりもビーチアクティビティを楽しみたい方
  • スノーケリングに挑戦してみたい方
  • 年末年始や卒業旅行に行きたい方(グアムは乾季のベストシーズン)

 

私達もあまり旅行日数が確保できないときやスノーケリングが目的のときはグアム、長期で旅行できるときや買い物を楽しみたいときはハワイ、といった感じでどちらも楽しんでいます!

一つ言えるのは、どちらも間違いなく素敵なビーチリゾートです!

ぜひ楽しんでいらしてくださいね。

<追記>グアムは「エスタ」が不要です

ハワイとグアムの違いをもうひとつ思い出しました。

ハワイに行くにはESTA(エスタ=米国のビザ免除プログラム用の電子渡航認証システム)の取得が必要ですが、グアムは必ずしも必要ではありません。

その代わり、グアムの場合は行きの飛行機内で配布されるグアム島査証免除プログラム用の出入国カード(I-94)と出入国カード(I-736)という書類を提出する必要があります。
Guam Visitors Bureauウェブサイトに詳しく載っています)

 

ただ、ESTAを取得していればグアムに行く場合にI-94とI-736の提出は不要になるので、たまたま取得済みであればそれに越したことはありません。

でもESTAは申請時に21ドルかかるので、グアム旅行のためだけにわざわざ取得する必要はないんです。
これは、グアム旅行のメリットのひとつと言えそうです。

エスタ(ESTA)の申請は自分で行える!ハワイ・米国旅行のビザ免除プログラム「ESTA」の料金・申請方法・所要時間は?

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