ハワイ旅行に「できるだけ安く行く」には?

ワイキキビーチ(ハワイ オアフ島)

 

青い海、白い砂浜。

常夏の楽園ハワイに行きたい・・・と思って旅行サイトで金額を調べてみてビックリ!

実はハワイ旅行って、けっこう高いんです。

 

加えて、現地の物価は日本の1.5~2倍以上!

「あーあ、今年もハワイ旅行はあきらめかなぁ・・・」

とガッカリするのはまだ早いかもしれません!

 

いろんなことに配慮しながら旅行プランを立てれば、格安ハワイ旅行を実現することも夢ではありません。

まずはハワイ旅行に安く行かれる時期を確認し、また諸費用を抑えるための10の節約方法をしっかり覚えてぜひお得なハワイ旅行を実現してください!

まずはハワイ旅行が「高い」時期を知る

ハワイ旅行に安くいくために、まずは旅行代金が高い時期を初めにおさえておきます。

「ハイシーズン」は避ける

一年の中でもっとも旅行代金が高くなる時期、それはハイシーズンです。

どんな時期がハイシーズンになるのかと言えば、多くの人が大型連休(長期連休)を取りやすく旅行計画を立てやすい時期です。

具体的には次のような時期となります。

旅行のハイシーズンは?

  • 年末年始(12月下旬~1月上旬)
  • ゴールデンウィーク(4月下旬~5月上旬)
  • 夏休み(7月下旬~8月下旬、特にお盆休み前後)

 

このほかに春休み(3月下旬~4月上旬)や、9月19日~22日あたりもその年のカレンダー次第では連休(シルバーウィーク)となって料金がアップする傾向があります。

まずはこのハイシーズンと呼ばれる時期を避けるのがポイントです。

「週末出発」は高くなりがち

同じ時期のツアーでも、月・火などの週の初めに出発するよりも、金・土・日に出発するプランの方が料金が高くなる傾向があります。

これはやはり土日を含めると旅行計画が立てやすいためと思われます。

出発曜日によるツアー料金の違いハワイ両行の出発曜日による料金差

自分が行きたいツアーを見つけたら出発日による料金の違いを確認し、週末出発が高めの設定なら避けるのが2つ目のポイントです。

「連休」も料金がアップする

日本では2000年(平成12年)から成人の日や体育の日など国民の祝日の一部を月曜日に移動し、土日と合わせて三連休になるようにするハッピーマンデー制度を導入しています。

このハッピーマンデーなどの三連休を含むプランは旅行代金がアップする傾向があります。

また、その年のカレンダーによって飛び石連休になるような週も同じく料金が高めになります。

費用を抑えるなら三連休や飛び石連休も避けるのがおすすめです。

ねらい目は大型連休の「直前・直後」

さてハワイ旅行代金が高くなる傾向がある3つの時期をご案内しましたが、まとめると次のとおりです。

  1. ハイシーズン(年末年始・GW・夏休み)
  2. 週末(金土日)出発
  3. 連休(三連休・飛び石連休)

 

言い換えれば、この3つの時期を避ければ比較的安くハワイに行くことができるのですが、特におすすめなのが大型連休(ハイシーズン)の直前・直後です。

たとえばゴールデンウィークの「直前・直後」、年末年始休日の「直前・直後」です。

理由は、多くの人が一番「行こうとしない」時期だからです。

 

こちらはある旅行会社の「安め」のハワイ6日間ツアーの例ですが、年末出発とその直前直後では3倍以上の価格差がありました。

ハワイ6日間(Dグレードホテル/航空会社未定/2名1室の価格推移)
出発日 2019/12/16(月) 2019/12/28(土) 2020/1/13(月)
ツアー代金 138,000円 464,000円 140,000円

 

おまけにハイシーズンは空港や現地も激混みですので、

空港のチェックインで行列、現地空港の入国手続きで行列、ホテルのチェックインで行列、現地のレストランやお店で行列・・・と何をするにも時間がかかってしまいます。

ハワイでの時間を有効活用する、という視点からもハイシーズンはなるべく避けた方が良い時期と言えます。

 

ここまでの内容を踏まえて、ハワイ旅行が安い時期は次のとおりとなります。

ハワイ旅行が安い時期まとめ

  • 大型連休(年末年始/GW/夏休み)の直前直後
    ※ただし3連休や飛び石連休を除く
    ※春休み・シルバーウィークも避ける

 

なお、ハワイには大きく分けて4月~9月が乾季、10月~3月が雨季となりますので、4~9月の安い時期に行かれると気候的にもベストと言えます。

私たちが4月の初めにハワイに行ったときは、空港も街中も空いていて、気候も良くて、とても過ごしやすかったです。

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その他の「安く」ハワイに行くコツは?

ツアーは早めに予約する

ハワイに行くことが決まったら、なるべく早めにツアーを予約するのがおすすめです。

その理由は「安くて」+「条件の良いツアー」から先に完売となるためです。

たとえば同じ80,000円のツアーでも、良いホテルランクのホテルがセットになったものと、下のランクのホテルがセットになったものがあれば、当然良いホテルランクのツアーから売り切れます。

安く行くための選択肢を増やすためにも、早めの予約が肝心です。

出発直前セールを狙う

1つ目のポイントと矛盾してしまうのですが、出発の直前になると安いツアーが登場しますのでこれを狙うのもおすすめです。

出発日の直前になるとツアー予約のキャンセルが入ることもあるのですが、それが売れ残っては旅行会社としても損になるため、セール品として安く提供するのです。

ただし、出発日が限定されるなど自分の希望する条件ではないことも少なくなく、またこのセール品が売り切れたらそもそもハワイに行かれなくなってしまう可能性が高いので、その点では注意が必要です。

格安航空券を手に入れる

ハワイにはANAやJALといった大手の航空会社だけでなく、LCC(ローコストキャリア)も運行しています。

大手の場合は最安でも8万円以上はするホノルル往復航空券ですが、LCCであれば4万円代から手に入れられますのでだいぶ安くなります。

ただし2020年時点では成田空港からハワイへのLCCは就航しておらず、関空(関西国際空港)からエアアジアXが運行するのみとなっています。

以前はスクートも運行していましたが、2019年5月で撤退済みです。

 

なお安い航空券を探すなら、航空券の比較サイトスカイチケットの利用が便利です。

手数料はかかりますが各航空会社の安いチケットを手早く探せます。

 

航空券のみを手配した場合、別途ホテルの手配も必要となりますが、ホテル探しには10泊すると1泊ボーナスが付くHotels.com(ホテルズ・ドットコム)や、お馴染みの楽天トラベルなどがおすすめです。

ハワイの滞在費を抑えるには?<現地での節約術10選>

ハワイ旅行にかかるのは、何もツアー代金だけではありません。

日本よりだいぶ物価が高いハワイでは、現地での食事や観光などの滞在費も決して侮れないんです。

たとえば、とある老舗有名ホテル内のレストランで、以前2019年にパラ子&ヒデキが朝食を食べたときには2人で実際に次の代金がとなりました。

ハワイある日の朝食代金

 

朝食から一人3,500円は、キツイですよね・・・。

でもこれがここ数年でさらに高くなっているようです!

街中のカフェならまだ多少は安く済みますが、それでもこれに昼、夜が加わると一人1日1万~1万5千円くらいは見ておく必要があり、さらに観光に出かければその分の費用もプラスしなければなりません。

そこで、ハワイでの滞在費を少しでも抑えるために、さまざまな裏技を使って工夫することをおすすめします!

【1】ホテルのチップを節約する

チップ(Tip)は、自分が受けたサービスに対して支払うお金ですが、日本には馴染みのない習慣のため金額や渡し方など、なかなか私たちには難しい部分がありますよね。

もちろんサービスを受けたらチップはきちんと払うべきですが、裏を返せばサービスを受けなければ支払わずに済むわけです。

そこで滞在するホテルでのサービスをなるべく受けないようにしてチップを節約する方法をご紹介します。

 

チップの節約例

  • ホテルのチェックイン時にスーツケースは自分で部屋まで運ぶ
    ベルボーイにフロントから部屋まで荷物を運んでもらうと1個あたり1ドル程度のチップが必要ですが自分で運べばチップ不要となります。
  • ルームサービスは利用しない
    部屋まで食事を運んでくれるルームサービスはとても便利ですが、もともとの代金も決して安くないうえ、チップも代金の15%程度が相場となっていますので節約のためには利用しないのがおすすめです。
  • ハウスキーピングは毎日利用しない
    ホテルの部屋の掃除、タオル交換、ベッドメイクなどをしてもらうハウスキーピングですが、ピローチップと言って1泊あたり2ドル~5ドル程度のチップが必要です。
    一般的には毎日来てくれますが、「今日はハウスキーピングは必要ないな!」という日があれば外側のドアノブに「Do not disturb(起こさないでください)」あるいは「PRIVACY」と書かれたという札をかけておくとハウスキーピングが入らないのでチップ不要となります。
ドントディスターブのサイン
ドアにかけるプライバシーサイン

【2】レストランではなくフードコートを利用する

ハワイではレストランでの食事代が高い!ということは前にもご紹介しました。

これを少しでも節約するなら、たまにはフードコートやファストフード、フードトラックなど、いわゆる給仕サービスのないお店を利用してみてはいかがでしょうか。

マカイマーケット

 

またおしゃれなカフェレストランではなく、スターバックスやハワイのコーヒーチェーン(ホノルルコーヒー、コーヒービーン&ティーリーフなど)を利用するのもおすすめです。

フードコートやファストフードの場合、価格がリーズナブルなだけでなく、ウェイターやウェイトレスへのチップ(代金の15~20%程度)も必要なくなりますので、仮に同じ15ドルのものを注文しても、2~3ドルの差が出てきます。

【3】フリーペーパー(フリーマガジン)を活用する

ハワイ(オアフ島)では、日本語で書かれたフリーペーパー(フリーマガジン)が空港や街中に置いてあります。

特に有名なのがこちらのKAUKAU(カウカウ)、Lealeaマガジン、aloha street(アロハストリート)で、誰でも無料で持ち帰れます!

ハワイのフリーマガジン(フリーペーパー)

 

これらのフリーマガジンには、観光情報やお役立ち情報だけでなく、ショップやレストランなどがお得に利用できるクーポンが付いているんです。

私たちも世界一安いミシュランレストランと称されている香港発の飲茶専門店ティム・ホー・ワン(添好運)ワイキキで、

「3品以上注文すると人気のベイクドチャーシューバオ(3つ)がもらえる」というクーポンを見つけて無料でいただきました。

ベイクドチャーシューバオ

 

レストランやカフェ関連だけでなく、ショッピング、スパ、アクティビティなどで利用できるクーポンも用意されていますので、クーポンを確認しながらお得なハワイ滞在プランを考えるのがおすすめです。

【4】無料のトロリーを活用する

ワイキキ周辺では観光客の手軽な移動手段として、無料で利用できるトロリーが運行されています。

レアレアトロリー

 

運航されているトロリーにはいくつか種類があり、それぞれ無料で乗れる条件が異なります。

たとえば上の写真のレアレアトロリーの場合、HIS(エイチ・アイ・エス)でハワイに行った人が無料で利用可能となっています。

トロリーを利用すれば、ハワイ最大のショッピングモール「アラモアナセンター」や、有名な「ダイヤモンドヘッド」などにも無料で行くことができるため、

現地の有料の交通機関(路線バス(TheBus)やタクシーなど)やオプショナルツアーを利用しなくてもそこそこ充実した観光が可能となります。

なお各種トロリーに関する詳細はこちらのページでご確認ください。

【2023年】ハワイのトロリーバス運行状況は?「無料」で乗る方法、運行ラインを紹介!

【5】円→ドルへの両替は銀行を使わない

ハワイの通貨は米ドルですので、旅行が決まったら日本円から米ドルへの両替が必要となります。

その際に銀行に行って外貨両替をする人が多いかと思いますが、実はこれはあまりお得な方法とは言えないのです。

お得に両替するのにおすすめなのがネット外貨両替サービスです。

 

銀行で両替をする場合は平日の銀行が開いている時間に行かなければなりませんが、ネット外貨両替サービスなら空いた時間にスマホからでもパソコンからでも手軽に申し込みができます。

しかも両替レートが有利な日(円高傾向)を選べば、お得に米ドルが手に入る、というわけなんです。

こちらの記事にネット外貨両替サービスを送料無料で利用する方法や、100円OFFのクーポン情報などをまとめていますのでぜひ確認してみてください。

円ドル両替はどこでするのが正解?手数料が安い&レートが良いおすすめ方法はコレ!

【6】データ通信は格安の「レンタルWi-Fi」で

ハワイでも日本で普段使っているスマホを利用することができますが、現地の通信回線をそのまま利用すると海外データローミングと言ってかなり高額な利用料がかかってしまいます。

そこでおすすめしたいのがレンタルWi-Fi(レンタル・ワイファイ)の利用です。

アロハデータ

出典:ハワイ専用ポケットWi-Fi アロハデータ

 

レンタルWi-Fiとは現地で使えるモバイルWi-Fiルーターの貸し出しサービスですが、日本で申し込み・貸出手続きができるため、現地に着いてスグ使えるのでとても便利です。

各キャリアでは海外パケット定額サービスも提供されていますので、そちらを利用することも可能ですが、レンタルWi-Fiなら1台あれば複数の人で使えて、また料金もリーズナブルです。

 

特におすすめなのがハワイ専門のレンタルWi-Fiサービスのグローバルモバイルが提供する「アロハデータ」で、なんと1日600円台~という格安料金で利用可能!しかも往復の送料も無料という安さです。

主要なレンタルWi-Fi業者を確認した中では、ハワイで使うならアロハデータが一番条件が良くて値段も一番安かったです。

 

【7】海外旅行保険はクレカで無料に

ハワイは物価だけでなく医療費も信じられないほど高額です。

たとえば盲腸で入院・手術をしただけで380万円以上かかったという実例も!

そのため外務省海外安全ホームページにも、明記されているのが”海外旅行保険の加入を強く勧める”というものです。

 

ただ海外旅行保険に入るとなれば1週間で数千円~1万円程度かかりますが、これを無料にする方法があります。

それは海外旅行保険が自動で付いてくるクレジットカードを作ることです。

中には年会費無料なのに海外旅行保険が付いてくるエポスカードなどの優秀なクレカもありますので、この機会に作ると、今回だけでなく次回以降の海外旅行時にも無料で保険が付帯するのでおすすめです。

エポスカード
エポスカード

 

このほかにも、夫婦旅行、家族旅行(子連れ)向けのおすすめのクレジットカードがありますので、詳しくはこちらの記事でご確認ください。

海外旅行保険は必要?入るべき?安くするコツはクレジットカードの選び方に!おすすめカードもご紹介します

【8】楽天カードラウンジを無料で利用する

あなたはもう楽天カードはお持ちでしょうか?

もしまだお持ちでなければ、ハワイに行くまでに作ることをダンゼンおすすめします!

楽天JCBカード

というのも、楽天カードを保有していると楽天カードラウンジを同伴者も一緒に無料で利用できるからです!

楽天カードラウンジではオプショナルツアーなどの予約ができるほか、飲み物(ホット&コールド)が無料で飲めたり、キッズスペースや授乳室が利用できたり、荷物の一時預かりやハワイ旅行雑誌の閲覧などもできます。

ワイキキとアラモアナセンターの2カ所ににあるので、ショッピングで疲れたときに無料で休憩できるのが旅行者にはありがたいポイントです。

ハワイ楽天カードラウンジ

 

またレストランやショップ、アクティビティなどをお得に利用できるクーポンブックももらえます。

私がもらったクーポンブックには、大人気のステーキレストラン「ウルフギャングステーキハウス」「ルースズクリス」で使えるクーポンも載っていました!

楽天カードクーポン(ハワイ)
楽天カード 特典クーポンブック

 

これから楽天カードを作る場合、楽天「JCB」カードを選べば、ワイキキトロリーのピンクライン(ワイキキ-アラモアナセンター間)にも無料で乗れますよ!

 

【9】東京→成田空港まで1300円で行く

ハワイ旅行に行くときに意外に盲点なのが、自宅から空港までの交通費です。

たとえば、東京駅から成田空港までJRのNEX(成田エクスプレス)を利用すると大人片道3,000円以上かかります。

京成電鉄の京成スカイライナーを利用しても上野から成田空港まで2,500円近くかかります。

往復5,000~6,000円かかればそこそこの出費ですよね。

これに対し「エアポートバ東京・成田」を利用すれば、大人片道1,300円で行かれるんです!

詳しくは公式サイトでご確認ください。

≫エアポートバス東京・成田公式サイト

【10】究極は「0円」でハワイに行く!!

実は、私たちはこれまでに何度か「ほぼ無料」でハワイに行っています。

2018年には航空券(ANAビジネスクラス)を無料で手に入れて、しかも現地のラグジュアリーホテル(シェラトンワイキキの高層階オーシャンフロントルーム)にも無料で6泊してきました。

シェラトンワイキキ
シェラトンワイキキ

そして翌2019年には、これぞ究極の節約旅行!と言える、次のような体験もしてきました!

2019年秋に「3つのファイブスターホテル」ほぼ0円で泊まりました

私たちは2019年の秋に「ロイヤルハワイアンホテル」「モアナサーフライダー・ウェスティン」「リッツカールトン・ワイキキ」という3つのファイブスターホテルに、ある方法でほぼ無料で泊まることができました。

しかも往復の飛行機も無料で、しかもなんと人生初のファーストクラスです!!

2019年の0円ハワイ旅行

そんな「0円ハワイ2019」の全貌と、なぜそんな体験ができたのか?について全6回の記事でご紹介していますので、ご興味があればぜひご覧になってみてください!!