ハワイは一年中いつでも快晴で常夏なのか?

私たちが思い浮かべるハワイの気候と言えば、一年中サンサンと降り注ぐ強い日差しに、カラッとした暑さ・・・といったイメージですよね。

でも、実は曇りの日もあれば、雨の日もあり、時には台風(トロピカルストームやハリケーン。近年、増えているようです)もやってきます。

 

しかも、一年中夏なのかと思っていたら、実は夏(乾季)もあれば、冬(雨期)もあるんです。

今回は、そんなハワイの気温と降水量(降雨量)についてご案内したいと思います。



 

ハワイ(ホノルル)の気温について

“ハワイは常夏だから、一年中いつでもすごく暑いんでしょ?”

とお思いの方も多いのではないかと思います。

それが、実はそうでもないんです!まずはこちらのグラフをご覧ください。

ハワイ(ホノルル)の年間気温推移ハワイの平均気温

 

このグラフを見ると思ったほど最高気温が高くないということと、年間を通じてそれほど寒暖差がないということがわかるかと思います。

例えば、一年の中で一番気温が高くなる8月でさえ、最高気温が32℃です。

意外と高くないと思いませんか?

 

そう、思い出すのは2015年の日本の猛暑・・・。

群馬県の館林や岐阜県の多治見では39℃を超えるという信じられないほどの猛暑日もあり、東京でも37℃超の日がありました。

湿度も日本ほど高くないので、ハワイがいかに過ごしやすい「常夏の楽園」なのかがわかりますよね。

 

過ごしやすいどころか、雨期(冬)の朝夕は肌寒いくらいなので、長袖の羽織ものが必要です。雨期に行かれる方は気をつけてくださいね。

それにしても、いまやハワイよりよっぽど暑い日本・・・なんだかちょっと怖いですね。

ラニカイビーチ

ハワイの降水量(降雨量)について

さて、次は降水量(降雨量)についてです。

上の気温のグラフに、ハワイ(ホノルル)年間の降水量を加えてみると・・・

ハワイ(ホノルル)の年間降水量推移ハワイの降水量推移

 

気温の差は年間を通じてあまりないのですが、降水量にはだいぶ差があることがわかりますよね。

実は、ハワイでは、降水量が少ない4月から9月が夏(乾季)、降水量の多い10月から3月が冬(雨期)となっており、日本のようにハッキリとした四季はありませんが、一応2つの季節があるんです。

 

それなら、“降水量が多い雨期にあたる冬は雨が多いから、旅行シーズンとしてはNGなの?”と心配になってしまいますが、それがそうでもないんです。

その理由はこちらのグラフを見ていただければ、ナットクしていただけると思います。

ハワイ(ホノルル)と日本(東京)の降水量比較東京とハワイの降水量

 

いかがでしょうか?

圧倒的に日本(東京)の方が雨が多いですよね。

ハワイは雨期であっても、日本の梅雨のように一日中雨がシトシト降り続く・・・ということはあまりなく、ザーッと降ったかと思えば間もなく止んで、そしてきれいな虹を見せてくれる・・・というパターンが一日の中で繰り返されることが多くなっています。

 

だからこそ、ハワイは別名レインボー・ステート(虹の州)と呼ばれ、車のナンバープレートにも、このとおり虹が描かれているんですね!

ハワイの車のナンバープレート(サンプル)

ハワイのナンバープレート

まとめ

・ハワイ(ホノルル)は、日本(東京)の猛暑日ほどは暑くない。湿度も日本ほど高くないので過ごしやすい。

・ハワイには雨期(冬)と乾季(夏)があるが、寒暖差はそれほどないので、一年中いつ行っても「常夏の楽園」を楽しめる。

 

ただ、いくらハワイが一年中楽しめる気候であっても、ハワイ旅行をするうえでもうひとつ大切な要素と言えば、やっぱり「旅行代金」ですよね。

気候が良くて安い時期に行かれるのがやっぱり一番ですよね♥

気候や旅行代金から考えたハワイ旅行のベストシーズンについては、別の記事でまとめていますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

ハワイ旅行のベストシーズンはいつ?値段の安い時期は?雨季と乾季は?

 

それでは、楽しいハワイ旅行を!ボンボヤージュ!