この木なんの木(モアナルアガーデン)
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ハワイで一番有名な木と言えば「この木なんの木」

子どもの頃、誰もが一度は口ずさんだ「この木なんの木・・・」という歌詞ではじまる日立グループのCMソング。

でも、もしかしたら知らない方もいらっしゃるかもしれませんので、念のために動画でおさらいです。笑

 

こんなに有名な木ではあるものの、なにしろ「名前も知らない木ですから」場所も行き方も知らない、という方もいらっしゃることと思います。

そこで今回はハワイに行ったら一度はこの目で見てみたい「この木なんの木」の場所、行き方おすすめポイントなどついてご紹介します。



 

この木なんの木の正体は?

この木なんの木の正式な名前はモンキーポッド(別名:アメリカネムノキ)と言います。

サルがこの木に生るインゲン豆のさやを大きくしたようなカタチの実を好んで食べたのが、モンキー(サル)のポッド(=さや)という名前の由来だそうです。

この木なんの木

 

ハワイの在来種のように思えますが、元々は中南米が原産のマメ科の植物です。

年に2回、5月と11月頃に、このようなピンク色のきれいな花を咲かせます。

モンキーポッドの花

 

実はハワイではモンキーポッド自体は特に珍しいものでもなく、ワイキキの東側にあるカピオラニ公園などにもあります。

そのため、カピオラニ公園のモンキーポッドを見て

「これがあのこの木なんの木、なのかな?」

と思う方もたくさんいるようです。

 

でも本物のこの木なんの木は、まったく別の場所にあるんです。

それはのちほど詳しくお伝えするとして、まずは本家「この木なんの木」の大きさをご案内したいと思います。

この木なんの木は、かなりの巨木だった!

温暖な気候のハワイでは、日本ではあまり見かけないほどの大きな木を頻繁に見かけます。

モンキーポッドもそんな大きな木のひとつですが、本家「この木なんの木」はとにかく巨大です!

どのくらいの巨木なのかというと、日立さんのホームページにデータがありました。

  • 樹齢:約130年
  • 高さ:約25メートル
  • 幅:約40メートル
  • 胴回り:約7メール

 

数字で見てもピンと来ないかもしれませんが、こちらの写真で近くにいる人の大きさと比較すると一目瞭然ですよね!

この木なんの木

 

実際にこの木を目のあたりにして、そのオーラというか偉大さにパラ子もヒデキも圧倒されてしまい、感動すら覚えました。

そして胴回り7mの幹にそうっとタッチしてパワーを分けてもらいました。

そうなんです、実はこの木なんの木はハワイに数ある神聖なパワースポットのひとつなのです。

確かにそれだけの威厳は十分に感じられました。

モアナルア・ガーデンの入場料について

この公園は、古くはカメハメハ王家の所有地で、その後、王家と関わりのあったサミュエル・デーモンさんという方に譲られた私有地となっています。

モアナルア・ガーデン

サミュエル氏は、これまでこの場所を誰からも愛される憩いの場所に、という思いから入場料無料で広く開放してきました。

しかし、枝の剪定や公園の維持に毎年膨大な費用がかかっており、日立グループの多額の援助があってもなお赤字運営が続いていました。

そこで2015年4月からやむなく入場料を徴収することになったのだそうです

モアナルア・ガーデンの入場料
  • 大人:5ドル
  • 子ども(6~12歳):3ドル
  • 幼児(5歳以下):無料

モアナルア・ガーデンへの行き方

「この木なんの木」は日本では誰もが知っている!と言っても過言ではないほど有名な樹なので、ワイキキにあると思われがちですが、実は違うんです。

ワイキキから車で20分ほどの距離にある公園モアナルア・ガーデン内にあります。

公園内にはいくつものモンキーポッドの木があるのですが、この木なんの木(日立の樹)は王者の堂々たる風格が漂っているのですぐにそれとわかります。

 

そんなモアナルア・ガーデンに行くにはレンタカーや路線バス(ザ・バス)などの方法もあります。

が、なにしろワイキキから結構離れたちょっと行きにくい場所にあるので、初めての方にはホテル送迎付きで迷わず行かれるオプショナルツアーがおすすめです。

参考  モアナルア・ガーデン(この木なんの木)へのツアーを探す

オアフ島1日観光!ノースショアとこの木なんの木フリータイム付き!

せっかく行くならオアフ島をぐるっと一周できるツアーがおすすめです!

ターコイズブルーの海がきれいな「ハナウマ湾」で美しい景色を眺め…

ハナウマ湾

 

サーファーの聖地とも呼ばれるオアフ島の北に位置する「ノースショア」では、素朴な町並みに癒されるオールドタウンの「ハレイワタウン」、

ハレイワストアロッツ
ハレイワタウン

 

ほかにもウミガメに会える「アリイビーチ」、TV番組で有名になった「ソープファクトリー」、パイナップル農園「ドールプランテーション」などに立ち寄り、この木なんの木のあるモアナルアガーデンのフリータイム付きとなっています。

ノースショアはなかなか個人では行きにくい場所なので、便利なツアーで名所めぐりをするのがおすすめです!

ザ・バスで行く方法

ちょっとハワイリ通の方なら、路線バス「ザ・バス」でも行くことができます。

ザ・バスで行くには、まずは8番などでワイキキからアラモアナ・センターまで行き、そこから3番ソルトレイク行き(3 Salt Lake)に乗って20~30分です。

 

ただ、もちろん社内のアナウンスは英語ですので、英語がまったくダメという方や、ハワイが初めての方にはちょっとハードルが高いかもしれません。

それでも挑戦してみたい!という場合は日立グループのホームページにザ・バスでの行き方が詳しく載っていますので確認してみてくださいね。

日立の樹オンライン(路線バスでの行き方)»

モアナルア・ガーデンの場所
■モアナルア・ガーデン

住所:2850 Moanalua Road A, Honolulu, HI 96819
営業時間:8:00am~5:30pm
TEL:(808)834-8612

モアナルア・ガーデンは、とても緑豊かで美しい公園です。

広い園内にはこの木なんの木だけでなく、小川(モアナルア・ストリーム)が流れていたり、ベンチでゆったりと寛げるスペースがあったり、ローカルにも愛されているのどかなヒーリングスポットとなっています。

ぜひハワイに来たら足を延ばしてみてくださいね。



ハワイ観光をするなら、日焼け対策をお忘れなく!

ハワイの日差しは日本よりもだいぶ強烈です!

この木なんの木などの観光に出かけるなら、日焼け止めをしっかり塗って日焼け対策をすることがとても大切となります。

ただしハワイではサンゴ礁に優しい日焼け止め(Reef Safe)な日焼け止めを選ぶことが必要となってきていますので、ぜひこちらの記事で確認してみてくださいね。

参考  ハワイで2021年から一部の日焼け止めが販売禁止に