ハワイ旅行は何にどのくらいの費用がかかるのか?
「あぁ!常夏の楽園ハワイに行きたい。」
慌ただしい毎日を過ごしていると、ときには南国ハワイでのんびりとリフレッシュしたくなりますよね。
そしていざハワイへ行こう!と思ったとき、気になるのはやっぱり旅行にかかるお金です。
年々物価が上昇し続けているハワイへの旅行には、いったい何にどのくらいの費用がかかるのか?
その目安が分からないことにはなかなか具体的なプランが立てられませんよね。
そこで今回はハワイ旅行にかかる費用の相場とその内訳をご案内します。
ハワイ6日間のツアー代金は15~20万円、旅行費用総額は30万円
ハワイ旅行の費用でもっとも大きな割合を占めるのが飛行機とホテルの代金です。
多くの人はこれらがセットになった旅行会社のパッケージツアーを利用しますが、中でも一番多く用意されているプランがハワイの場合6日間(4泊6日)のツアーとなっています。
なぜ4泊5日ではなく4泊6日なのかと言えば、ハワイと日本は時差が19時間もあるうえ、フライトに7~8時間を要するためです。
この人気の4泊6日のツアーの場合15~20万円が中心価格帯となっていますが、同じ内容のツアーでも年末年始やゴールデンウイーク、夏休みなどの大型連休は金額が2倍近くまで大幅にアップする傾向があります。
成田発6日間(大韓航空/シェラトン・プリンセスカイウラニ)ツアーの例
こちらはある旅行会社の同一ツアーにおいて、普通の日(2019/4/6)、ゴールデンウイーク初日(2019/4/27)、学校の夏休み初日(2019/7/20)、お盆休み初日(2019/8/10)にそれぞれ出発した場合の料金を比較した表です。
ご覧のとおり普通の日の出発では168,000円だったツアー代金が、学校の夏休み初日出発では約1.5倍の248,000円、GWやお盆出発となるとほぼ2倍の330,800円に!
同じツアーでも出発日によってこれだけの差があるのです。
なおこのツアーには年末年始の設定がなかったのですが、1年で一番高額となる年末年始ですのでゴールデンウイークやお盆休みよりもさらに高額になるはずです。
また上記ツアーは大韓航空利用となっていますが、これが日系の(JAL・ANA)の航空会社の利用となるとさらに金額がアップする傾向があります。
そのため
「時期もホテルも航空会社もこだわらない。あくまでも価格重視で。」
ということであれば費用を安く抑えることができますし、反対に
「夏休みの旅行でホテルは四つ星クラス以上、航空会社はやっぱり日系がいい。」
ということであれば金額はかなりアップします。
自分がどの時期に行きたいのか?どのグレードのホテルに泊まりたいのか?
などを考えながらツアーを探すと価格帯が見えてくるはずです。
パッケージツアーか、ダイナミックパッケージか?
ハワイ旅行のツアーには、基本的に出発便の時間帯やホテルのランクのみが選べるパッケージツアーと、出発便名やホテル名を選んで組み合わせることができるダイナミックパッケージがあります。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、詳しくはこちらのページで確認してみてください。
ハワイ旅行の準備でかかるもっとも大きな費用はツアー代金(航空券とホテル)ですが、それ以外にもかかる費用があるので順番に確認していきます。
空港からホテルまでの送迎費用
費用の目安 シャトルバス:ひとり往復$30~ |
オアフ島のホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)からワイキキまでは約14~15kmほどの距離があります。
そのため何らかの公共交通サービスを利用して移動する必要があります。
ワイキキ以外の場所(アウラニディズニーのあるコオリナやカハラなど)に滞在する場合も同様です。
ツアーによっては空港送迎付きのプランもありますが、個人手配の場合やダイナミックパッケージを利用する場合は基本的に自分で手配するようになりますので、忘れずに準備をしましょう。
おすすめはひとり片道$15程度で利用できるHISハワイ運営の格安送迎シャトルバスサービスです。
ほかにもタクシーや、ハネムーナーにおすすめのリムジンなどの方法もありますので、下記ページで確認してみてください。
エスタ(ESTA)の申請費用
費用の目安 自分で申請する場合:$14 申請代行する場合:5,000円前後 |
エスタはビザ(査証)なしでハワイを含むアメリカに入国するために必要な電子渡航認証システムです。
ビザを取得せずにハワイに行く場合は、大人はもちろんのこと0歳の赤ちゃんでも必要となります。
取得は自分でネット上で行えますが、ネットに不慣れな方や時間がない方の場合は旅行会社などで申請代行を行っています。
ただ、自分で申請すれば$14で済むところ、代行の場合は5,000円前後かかりますので、下記ページを見ながら、できるだけ自分で申請されることをおすすめします。
海外旅行保険の費用
費用の目安 4泊6日の保険:3,000円~5,000円 |
海外旅行保険とは渡航先でケガや病気で医療費が発生した場合に金銭的な負担をカバーしてくれる保険です。
保険の内容や補償額にもよりますが、4泊6日のハワイ旅行ならひとり3,000~5,000円くらいで入れます。
ご存じの方も多いと思いますが、ハワイを含む米国の医療費は日本とは比べ物にならないほど高額です。
たとえば、ハワイでは救急車を呼ぶだけで7万円以上、盲腸で入院・手術を行った場合には380万円以上もかかるそうです。
こんなリスクを数千円で回避できる海外旅行保険には絶対に入るべきと言えます。
海外旅行保険に無料で入れる方法とは?
実は海外旅行保険に無料で入れる方法があります。
それは海外旅行保険が無料で付帯するクレジットカードを作ることです。
この方法なら保険の費用を節約できるだけでなく、旅行のたびに毎度保険に入らなければならない煩わしさもないのでかなりおすすめです。
ただ、どのクレジットカードにも海外旅行保険が付いているわけではないので、おすすめカードをまとめたページを参考にしてみてください。
スーツケースを用意する
費用の目安 3~5泊用:約15,000円~35,000円 |
スーツケースをすでにお持ちの方はそれをお使いになればいいと思いますが、これからスーツケースを用意する場合、4泊6日程度の旅行にはどのくらいのサイズ(容量)が必要なのかが気になりますよね。
一般的に1泊あたり10Lの容量が必要と言われていますので、旅行日数に対して必要なスーツケースのサイズを次の表を目安にしてください。
日数(目安) | サイズ | 容量 |
~1泊 | SS | ~25L |
2~3泊 | S | 26~40L |
3~5泊 | M | 41~60L |
5~7泊 | L | 61~80L |
8泊~ | LL | 81L~ |
出典:トラベラーストア
4~5泊のハワイ旅行では41~60L程度の大きさが適していますが、特に女性の場合は大きさだけでなく軽さも重要となってきます。
そのあたりもぜひ確認しながら選ぶことをおすすめします。
オプショナルツアー費用
費用の目安 1回:約10,000円~20,000円 |
ハワイにはCMでおなじみの「この木なんの木」や、カメハメハ大王像、ダイヤモンドヘッドなど、魅力的な観光スポットが数多くあります。

そして、ハワイが初めての方や英語があまり得意ではないという方が観光地に行く場合は、現地オプショナルツアーの利用が安心で便利です。
またオプショナルツアーを利用することにより数ある観光スポットを効率よく周ることができる、というメリットもありますので、まずはオアフ島半日観光あたりを利用して、ハワイの名所めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ハワイはアクティビティも楽しい!
ハワイはマリンスポーツなどをはじめとするアクティビティも充実しています。
そういったアクティビティも日本語で事前に予約できる現地オプショナルツアーを利用してしっかり楽しみたいものですね。
♦オアフ島人気アクティビティ5選
オアフ島ではこんなアクティビティが人気となっています!
- パラセイリング(送迎付き)
- 野生のイルカ&ウミガメ シュノーケリング・クルーズ
- スカイダイビング(安全装置付き機材使用)
- サンセット・ディナークルーズ
- クアロア牧場(乗馬・四輪バギー・映画ロケ地めぐり・ジップライン他)ツアー
現地での食事代
費用の目安 1日:ひとり10,000円 |
ハワイは日本と比べて全般的に物価が高めなのですが、特にレストランでの食事代は日本の1.5~2倍ほどとなっており、日本の物価になれた私たちにはかなり「高い!」と感じます。
また年々その価格はアップしており、ちょっと気が利いたレストランならチップも最近は18~20%が相場となってきました。
例えば、下記は私たちが2019年にあるホテルのレストランで朝食を食べたときに実際にかかった2人分の費用です。
ご覧のとおりごく普通のものしか食べていませんが、日本の消費税にあたる州税(4.712%)やチップなどを合わせると2人で$63.81ドルにもなってしまいました。
これを仮に$1=110円で換算すると約7,000円となり、一人あたり3,500円かかったことになります。
昼食は朝食と大して変わらない金額ですが、夕食はどの店も価格がアップしますので、普通のものを注文しても3,000~5,000円程度はかかり、さらにアルコールを頼んだりするとその分も追加となります。
このためそんなに豪華な内容の食事でなくても、朝昼晩合わせると一人につき1日10,000円程度の予算を見ておくのが確実です。
人気レストランは予約が必要
そうは言っても、ハワイに来たらグルメだって楽しみたいものですよね。
ただ、人気のレストランともなると予約をしておかないとなかなか入店できないこともあります。
「でも、ハワイならやっぱり英語で予約しなければならないんでしょ?」
と、英語でレストランを予約することに抵抗がある方も少なくないですよね。
そんなときは日本語でハワイのレストランが予約できる海外レストラン予約サイト「グルヤク」の利用が便利です。
予約手数料はかかりますが、長蛇の列ができることで有名なウルフギャング・ステーキハウスやハウツリーラナイなども予約ができますので、下記の記事も参照にしながら利用されてはみてはいかがでしょうか。
ハワイでの食事代を節約する方法は?
「ハワイの高い食事代をなんとか節約したい!」
そう思う方も多いことと思います。
私たちもこれまでの滞在で、あの手この手でハワイ滞在中の食費の節約をしてきました。
その内容を下記ページにまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
現地での交通費
費用の目安 トロリー:無料(条件あり) ザ・バス(TheBus):1回 $2.75 /1日$5.5 |
数年中に鉄道が開通すると言われているハワイですが、現在の主な交通手段は市バス(TheBus)、タクシー、トロリーです。
中でも日本人観光客にもっとも利用されているのがトロリーです。
ワイキキ周辺で運行されているトロリーにはHISが運営する「レアレアトロリー」、JTBの「オリオリ・ウォーカー」などいくつかの種類があります。
それぞれ無料で乗れる条件などがありますので詳細は下記ページで確認してみてください。
ザ・バス(TheBus)を利用してあらゆるスポットへ
トロリーが運行していない場所への移動は現地オプショナルツアー、または市バスのザ・バス(TheBus)を利用します。
ザ・バスはオアフ島内で107路線・約4,200のバス停で運行されているホノルル市の公営バスで、現地の人が最もよく利用する交通サービスとなっています。
私たち観光客も、ザ・バスを上手に活用することでオアフ島をさらに楽しめるようになります。
レンタカーはとても便利、でも・・・
このほかにレンタカーを利用する、という方法もあります。
ハワイでは日本の運転免許証があれば車を借りられますので、ホノルル空港についてそのままレンタカーでGo!というのもなかなか楽しいですよ。
ただし「左ハンドル 右側走行」で、また「赤信号でも右折はしていい」などの独自ルールもあり、おまけにハイウェイは片側3車線、4車線もザラですので、ちょっとハードルが高いかもしれません。
それでも自分たちだけで自由に好きな場所へ行かれる、というメリットはほかの交通機関にはないものですので、チャレンジしてみる価値は十分にあります。
Wi-Fiルーターレンタル費用
費用の目安 1日:690円~ |
SNSにアップしたり、友達にLINEを送ったりなど、ハワイ旅行を楽しむならやはり現地でもスマホを活用したいですよね。
さらにGoogleマップでお店の場所を調べたり、天気予報を見たりなど、スマホを使う機会は日本以上にあるかもしれません。
ハワイには無料のWi-Fiスポットもそこそこありますが、「いつでも」Wi-Fiを使えるようにしたい場合はWi-Fiルーターを借りておくと便利です。
なかでも安くておすすめなのがハワイ専用レンタルWiFiのアロハデータです。
1日690円からプランが用意されており、データ無制限でも1日930円と他社と比べても格安ですので、費用を抑えてWi-Fiを使いたい人には断然おすすめです。
なお、Wi-Fiルーターが旅行代金に含まれているツアーなどもありますので、あらかじめそのあたりを確認してから申し込まれることをおすすめします。
ハワイ旅行にかかる費用のまとめ
さて、4泊6日のハワイ旅行にかかる主な費用を個別にご案内してまいりましたが、ここまでの内容をまとめてみました。
ドル建てのものは$1=110円として換算しています。
ハワイ旅行(4泊6日)一人あたりの費用目安
項目 | 費用 | 備考 |
ツアー代金 | 150,000~200,000円 | |
空港送迎(往復) | 3,300円 | シャトルバス利用 |
エスタ申請費用 | 1,540円 | 自分で申請した場合 |
海外旅行保険 | 3,000円~5,000円 | |
スーツケース | 15,000円~35,000円 | |
オプショナルツアー | 20,000円~40,000円 | 2回利用時 |
現地での食事代 | 40,000円 | 朝昼晩各4回利用時 |
現地での交通費 | 0円~2,500円 | |
Wi-Fiルーターレンタル | 4,140円 | |
お土産・ショッピング代 | ||
国内空港までの交通費 | ||
合計 | 約24~33万円 |
お土産代やショッピング代、国内空港までの交通費など個々に異なる費用は空欄にしてありますので、ご自身で当てはめて計算してみてください。
これらを加味するとやはり一人30万円前後はかかる、と考えておくのが良いと思います。
また滞在日数を延ばす場合は1泊ごとに3~4万円(ホテルグレードにもよります)追加となり、食事をもっと充実させたりなど現地での過ごし方しだいで予算はアップします。
そして冒頭でもご案内のとおり、大型連休(年末年始・GW・お盆休み)などの場合はツアー代金が2倍近くに跳ね上がりますのでご注意ください。
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※ご案内する情報は2019年秋時点のものです。2020年の新型コロナ流行後はハワイに渡航ができていないため、現地情報は未確認となっておりますのでご了承ください。 |
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