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絶景だけど難関「ココヘッド・トレイル」に挑戦!
ハワイのアクティビティと言えば、マリンスポーツが有名ですが、実は山道を歩いて登るトレイルも人気なんです。
私たちは、今までにダイヤモンドヘッド・トレイルや、ラニカイ・ピルボックス・トレイルに挑戦し、それぞれの頂上からの絶景を拝んできました。
そして3度目の挑戦は、いよいよオアフ最難関とも言われているトレイルスポット「ココヘッド・トレイル(ココ・クレーター・レイルウェイ・トレイル)」です。
噂どおりのハイレベルなトレイルコースでしたが、頂上からのホノルル東側の壮観なパノラマを一望することができ、
それはもぅ、本当にすばらしかったです!!
今回はそんなココヘッド・トレイルへの車やバスでの行き方(バス停からトレイル入口までも含む)、駐車場の場所、注意点(服装やトイレなど)ツアーなどを私たちの体験談とともにご紹介してまいります。
ココ・ヘッドとは?
ココヘッド・トレイルは、オアフ島の東側に位置する標高368mのココヘッドに登るトレイルで、正式にはココ・クレーター・レイルウェイ・トレイル(Koko Crater Railway Trail)と言います。
第二次大戦中には山の頂上に通信基地が置かれていて、そこまで物資を運ぶためのトロッコが運行されていました。
戦後、このトロッコは廃線となり、現在は頂上に向かって一直線につながっている線路跡だけが残されていて、この線路の1048段もあるという枕木を1段ずつ登っていくトレイルこそ、ココヘッド・トレイルなんです。
誰でも無料でチャレンジできますが、それだけに何があっても自己責任なので、ケガなどに注意して登りたいものですね。
なお、所要時間は多めに見て往復2時間程度です。
■コーコー・クレイター・レイルウェイ・トレイル (Koko Crater Railway Trail)住所:7602-, 7604 Koko Head Park Rd, Honolulu, HI 96825 [地図] 営業時間:4:00am~11:00pm 入場料:無料 公式サイト(英語):https://www.alltrails.com/ |
いよいよココヘッドトレイルを開始!
その日は天気も良好!というか、かなりの晴天で暑い日でした。
ココヘッドトレイルに挑むなら晴天の日が断然おすすめです。
それはやっぱり、頂上からの景色がより美しく眺められるからです。
スタート地点の様子
さて、スタート地点はこんな感じです。
道に大きな割れ目があり、まるでこれからの道の険しさを暗示しているようでした。
線路跡を登って気づくこと
これまで登ってきたダイヤモンドヘッドや、ラニカイトレイルは、普通の山道を登るものでした。
でもココヘッドトレイルはこのような線路の枕木の上を進んでいくのです。
登り始めて気づいたのですが、自分の歩幅よりも枕木の間隔の方が大きいので、とても歩きにくいんです!
枕木に昇ったり、降りたり、昇ったり、降りたり・・・まるで踏み台昇降運動みたいな動きを繰り返ししなければならないので、ヒザにも負担がかかり、思っていた以上に体力を消耗します。
枕木の上をスタスタ登っていく、足の長い欧米の方がとてもうらやましかったです。
さて、こちらの写真をよーく見るとわかるのですが、途中から傾斜角度がさらに急になっているんです。
ますます困難なトレイルになることは明白です・・・。
そしてココヘッドトレイル最大の難所が・・・!
このココヘッドトレイル、最大の難関はてっきり傾斜角度が変わってからの急斜面だとばかり思っていました。
でも、実は違ったんです!
ちょうど角度が変わる手前の地点に思いも寄らない難所が待ち受けていたのです。
それがコレ!枕木の下に注目です。
写真だとわかりづらいかもしれませんが、枕木の下に1m以上空間があるんです。
つまり、もし足を踏みはずしてしまったなら、ストンと下に落ちてしまうことに・・・。
これは本当に怖かったですよ~!
実際にこの日も、
「私は高所恐怖症なので、無理です。ここで断念することにしました。」
と言って登頂を諦めた日本人の女性もいらっしゃいました。
潔く諦める、という勇気もときには必要だと思います。
パラ子は高所恐怖症ではないものの、それでももう無理かも・・・と思い、しばし立ち止まって呆然と頂上を見上げてしまいました。
ヒデキにも
「無理ならここでやめてもいいよ」
と言われました。
でもここで諦めたらここまで登ってきた努力も水の泡になってしまう、という思いが恐怖に勝ち、根性で登り続けることに。
ただし、2足歩行で進むのはどうしても怖かったので、恥も外聞もなく、両手を使って4足歩行で進んでみました。
そして、なんとかこの難所をクリアすることができました!
(また帰りもあるけれど・・・。)
トレイル後半のご褒美ビュー
さて、ココヘッドトレイル最大の難所を過ぎると、例の傾斜がさらに急になるゾーンに突入です。
すでに、汗ダラダラ&膝ガクガク&息切れゼイゼイなので、かなり休み休み進むようになっています。
日頃は、日本で山登りなんてすることもないパラ子ですので、体力もけっこう限界に近づいています。
ここまで来ると、もう気力だけで登っているような感じです。
そんなときに見えてくるのが、こんな景色です。
オアフ島随一のシュノーケリングスポットであるハナウマ湾も見えます。
さぁ、ご褒美をもらったから、頑張ろう!
頂上まであと一息です。
そして頂上へ
ココヘッドの頂上に近づくころには、息切れもピークに。
一足先に登り終えたヒデキが
「がんばれ~!」
と応援してくれます。
でも、それに反応する余裕さえもう残っていません。
そして、登り始めてからおよそ53分。
どうにか頂上にたどり着きました!
恐らく、普段からトレーニングをしている方ならもっと早く登れるはずです。
さて、ココヘッドの頂上にもピルボックスがありました。
ヒデキは、ハワイ流のVサイン「シャカ」で登頂の喜びを表現!笑
ココヘッドの頂上は360度の大パノラマが広がっています。
こちらは、ハワイカイ方面です。
右端に小さく見える「山」こそがダイヤモンドヘッドです。
今思えば、ダイヤモンドヘッド・トレイルは、ココヘッドの準備運動みたいなものでした。
そして、こちらは反対側(東側)のビューです。
この美しい景色は、登頂した者だけの特権です!
頂上からの大パノラマをしばし堪能し、その後ゆっくり下山しましたが、帰りは45分ほどで下りられました。
ただ、膝への負担は登るときよりも大きいうえ、急斜面で転んでしまうと転がり落ちてしまう危険性があったので、一歩ずつ慎重に進む必要がありました。
頂上の滞在時間も含め、往復2時間ほどかかったココヘッド・トレイルですが、やっぱり達成感はかなりありました。
途中、体力的にもきつかったですが登れて本当に良かったです!
ココヘッドトレイルの持ち物と服装は?
まずココヘッドに挑戦するときの持ち物ですが、とにかく暑くて、また頂上まで日陰もありませんので飲み物だけはしっかり確保してくださいね。
自販機や売店などはありませんのであらかじめ用意してからお出かけください。
持ち物
- 飲み物(水がおすすめ)
- カメラ(スマホのカメラでもOK)
- タオル
- バックパック(リュック)
- 日焼け止め(頂上まで日陰がまったくありません!)
カメラはGoPro(ゴープロ)やOsmo Pocket(オズモポケット)などのアクションカメラ(ウェアラブルカメラ)があると本格的な動画が撮影できます!
ただしそれなりに高額ですので、レンタルするのもアリだと思います。
旅アイテムのレンタルを行っているレントリー(Rentry)なら、往復の送料が無料なだけでなく、下記クーポンの利用でどの品物も500円OFFで借りられます!
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服装
次に服装ですが、動きやすいものを選ぶのはもちろんですが、日焼けが気になる方はラッシュガード があると便利です。
参考 ラッシュガードをもっと見る
スカートはもちろんNGですよ!!
そのほかは次のようなものをご用意くださいね。
- 帽子(キャップでもハットでもOK。日傘は危険なのでNG。)
- サングラス
- 歩きやすくしっかりとした靴(底が滑りにくい登山用がベター)
- 靴下(ちょっと厚手がおすすめ)
地面が小さな石があるサラサラした土なので、けっこう滑りやすいです。
もちろん、ビーサンやサンダルなんてダメですよ!
私はアウトソールが滑りにくいと評判のコロンビアの登山用スニーカーをこのために買って挑みました。
ココヘッドトレイルまでの行き方
ココヘッドトレイルまでは、レンタカー、ザ・バスで行かれます。
※オプショナルツアーは休止中のようです
1. レンタカー(自動車)で行く方法
ワイキキからココヘッドトレイルにレンタカーで行く場合、H1ハイウェイを使って20分程度で行かれます。
ココヘッドトレイルには、専用の無料駐車場ココ・クレーター・トレイルヘッド・パーキング <Koko Crater Trailhead Parking>がありますのでそこに駐車すればOKです!
駐車場内にはトイレがありますので、トレイルに行く前にここで済ませておくと良いと思います。
また、ハイシーズンや週末などは大変混み合うようですので、朝早めに到着することをおすすめします。
駐車場からココヘッドトレイルの入り口までは、およそ徒歩8分です。
下の地図を参考に行ってみてくださいね。
2. ザ・バスで行く方法
ココヘッドトレイルまでは、ザ・バスでも気軽に行かれます。
私たちもザ・バスを利用しました。
中でも、乗り換え無しで行かれるこちらの22番(通称:ビーチバス)がおすすめです。
22番はカラカウアアベニューを通りますので、その最寄りのバス停から乗ればOKですが、ハイシーズンはハナウマ湾に行く方で混み合うことも少なくありません。
満員の場合バスは通過してしまうので、なるべく手前のバス停で乗った方が確実です。
また、車内が冷房が効きすぎていて寒いことが多いので、特に冷えに弱い女性は上着を一枚お持ちになることをおすすめします。
ラッシュガードならココヘッドに登るときの日焼け予防にも使えて便利ですよ。
40~50分くらいでKalanianaole Hwy + Hanauma Bay Rdバス停に着きますので、ここで降ります。
参考 ハワイのザバス(TheBus)の乗り方まとめバス停からココヘッドトレイルの入り口まで
Kalanianaole Hwy + Hanauma Bay Rdバス停からココヘッド・トレイルの入り口までは歩いて10分ほどの距離があります。
ルートは難しくないのですが、念のためご案内します。
1. Kalanianaole Hwy + Hanauma Bay Rdでバスを降ります。
2.道路を渡り、ココヘッドにつながる道に入ります。
3.柵がありますが、左端の開いているところから入って進みます。
4.ココヘッドに向けてさらに進みます。
右側に射撃場があるため、バンバンと銃の音が聞こえてきてちょっと怖いですが、間違っても流れ弾が来る方角ではないので気にせずに進みましょう。
5.ここを曲がればもうすぐ入り口です。
これからココヘッドに挑戦する方へ
さて、この記事をご覧になっているということは、きっとあなたもこれからココヘッド・トレイルにトライしてみたい!
と思っていらっしゃることと思います。
そこで、挑戦するなら絶対に知っておいていただきたい注意点などをいくつかお伝えします。
トイレは駐車場にだけ、お店はまったくありません
ココヘッド・トレイルには唯一、車で来たとき用の駐車場にだけトイレがあります。
登り始めたらトイレがないので先に済ませておくことをおすすめします。
また、食べ物や飲み物を売っているお店は一切ありませんので、必要なものはあらかじめ用意してから行くようにしてくださいね。
日の出前に挑戦する場合
私たちは昼間に登りましたが、頂上からサンライズを拝みたい!という場合はヘッドライトが必要です。
そのうえで足元に十分気を付けて登ってくださいね。
こんな方はココヘッドトレイルをやめるべきかも?
高所恐怖症の方と、膝に痛みを抱えている方にはこのトレイルはおすすめできません。
なにしろ一段一段の段差が大きいため、膝への負担は相当なものです。
少しでも心配な方は市販のサポーターを着用すると良いかと思います。
また、あまり小さなお子さんにはちょっとハード過ぎるコースです。
実際には小学生くらいのお子さんが何人も登っていましたが、危険なゾーン(底が抜けている場所など)もあったので私としてはあまりおすすめはしません。
それでも家族で挑戦したい!という場合は、ぜひ親御さんが十分気を付けてあげてくださいね。
お子様連れの方には、ダイヤモンドヘッドの方をおすすめします。
ココヘッド行くなら、忘れないでほしいこと
ココヘッドの頂上からの眺めは、
「あー、ハワイに来て良かった!生きててよかった♥」
って思えるほど、本当に心が洗われるような絶景です。
と、同時に往復の道のりは、体力的にもヒザへの負担もかなりきついです。
そして、きついだけでなく多少の危険も伴います。
私も足の踏ん張りがきかなくなってきた帰りに、実はズルッとすべって尻もちをついてしまいました。
幸いケガはしませんでしたし、ほかの人にぶつかるようなこともありませんでしたが、あの急こう配で転べば他人を巻き込んだ大ケガにもつながりかねません。
実際にレスキューがココヘッドでケガした方の救助に向かった、という話をきいたこともあります。
ご存じかもしれませんが、ハワイは世界的に見ても医療費が超高額です。
救急車を呼ぶだけで7万円以上、入院や手術になれば3ケタ万円~という実例も多数あります。
だからこそ絶対に忘れないでいただきたいのが、旅行中のケガや病気の医療費をカバーしてくれる海外旅行保険です。
丸井グループのエポスカードをはじめ、年会費無料なのに海外旅行保険が付いてくるクレジットカードもあるので、こちらの記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
くれぐれも日焼け止めをお忘れなく!
前にも少し書きましたが、ココヘッドトレイルは頂上まで日陰は一切ありません!
よく晴れた日には、頭上からサンサンと降り注ぐ強烈な日差しの下、ひらすら枕木の上を登っていくことになります。
そのため特に日焼けしたくない女性は、帽子やラッシュガードに加え、日焼け止めが必須となります。
ただし・・・!
ハワイではサンゴ礁に有害な成分を含む日焼け止めの販売が禁止となったため、それを踏まえた日焼け止め選びが大切になってきます。
こちらの記事でそのあたりのこともちょっと確認していただいておくと良いと思います!
参考 ハワイで2021年から一部の日焼け止めが販売禁止に|それでは日焼けやケガに十分気を付けて、ハワイでのトレッキングをお楽しみくださいね♪