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ハワイのシンボル「ダイヤモンドヘッド」に登頂しよう!
日本からハワイにやってきたことを実感する瞬間、それはダイヤモンドヘッドを目のあたりにしたときではないでしょうか。
そんなハワイのシンボルとも言えるダイヤモンドヘッドには、実はふもとの登山口から往復約1~1.5時間で楽しめるトレイルコースがあります。
せっかくハワイまでやってきたなら、遠くから眺めているだけではなく、自分の足でダイヤモンドヘッドに登って頂上からの大パノラマを見てみたいと思いませんか?
ただ!
以前は予約をしなくても当日行けば気軽に登山ができたのですが、2022年5月からは事前の予約が必要となり、また料金もアップしました。
そこで今回は
- ダイヤモンドヘッドへの行き方
- 予約方法と料金
- トレイルコースの様子
- 服装と持ち物
- 当日の注意点
などをご案内します。
ぜひ参考にしてみてください
ワイキキからダイヤモンドヘッドまでの行き方
ワイキキ中心部からダイヤモンドヘッド登山のスタート地点まではおよそ5kmとなっています。
行き方としては主に次の5つの方法があります。
- ワイキキトロリー
- オプショナルツアー
- ザ・バス(TheBus)
- タクシー/Uber/Ryft
- レンタカー
ここでは1.~3.の利用方法についてご紹介します。
1. ワイキキトロリーで行く
ワイキキトロリーはハワイのホノルル市内を走行している観光トロリーです。
ピンクライン、ブルーラインなどいくつかの運行ルートがあるのですが、ダイヤモンドヘッド行きはワイキキ方面からダイヤモンドヘッドまでを往復するルートのグリーンライン(ダイヤモンドヘッドシャトル)となります。
ワイキキ中心部(ワイキキショッピングプラザバス停)からは、約25分でダイヤモンドヘッド登山口のすぐ近くまで行かれますので、トロリーに揺られて景色を楽しみながら向かってみてはいかがでしょうか。
料金 | 1日パス: 大人(12歳-)18ドル、子ども(3-11歳)11ドル |
---|---|
所要時間 | 約25分(ワイキキーダイヤモンドヘッド片道) |
ダイヤモンドヘッド登山予約 | 必要 予約する〉 |
公式サイト | ワイキキトロリー グリーンライン〉 |
2. オプショナルツアーを利用する
手軽さで選ぶならオプショナルツアーが断然おすすめです。
ホテルまでの往復送迎や、英語の予約でちょっとハードルが高いダイヤモンドヘッド登山の予約も含まれているので、ハワイが初めてという方でも安心して利用できます。
早朝に出発してダイヤモンドヘッドからの日の出を見るツアーがほとんどとなっており、ほかの観光名所に立ち寄ったり、グルメプランがセットになっているツアーもありますので、お好みのものを選んでみてはいかがでしょうか?
料金 | $60~(ツアーによる) |
---|---|
所要時間 | 往復3時間~(ツアーによる) |
ダイヤモンドヘッド登山予約 | 不要(ツアー料金に含まれる) |
3. ザ・バス(TheBus)で行く
ハワイの路線バス「ザ・バス」でもダイヤモンドヘッドへ向かうことができます。
片道$3というリーズナブルな料金が大きな魅力となっています。
ダイヤモンドヘッドへ行く路線は?
ザ・バスは多くの路線が運行していますが、ワイキキからダイヤモンドヘッドへ向かう路線は次の3つとなっています。
ワイキキのクヒオ通り(海側)のバス停から乗車すれば多少ルートは異なるものの、どちらも約15分~20分でダイヤモンドヘッド最寄りのバス停まで到着します。
本数は多くないのですが、おすすめは23番です
利用できる路線 | 行き | 帰り |
---|---|---|
23番 | ||
バスの表示 | 23: HAWAII KAI – SEA LIFE PARK 23 KALAMA VALLEY |
23: WAIKIKI – ALA MOANA CENTER |
バス停 | (降車) Diamond Head Rd + Opp 18th Ave |
(乗車) Diamond Head Rd + 18th Ave |
2番 | ||
バスの表示 | 2: WAIKIKI-DIAMOND HEAD-KCC | 2: WAIKIKI BEACH & HOTELS |
バス停 | (降車) 18th Ave + Opp Iwalani Pl |
(乗車) Diamond Head Rd + 18th Ave |
2L番 | ||
バスの表示 | 2L: WAIKIKI-KAHALA MALL-Limited Stops | 2L: Kalihi Transit Center – Limited Stops |
バス停 | (降車) Diamond Head Rd + Opp Kapiolani Community College |
(乗車) Diamond Head Rd + Makapuu Ave |
※バス正面の「番号」をよく確認してご乗車ください
参考 ハワイのザ・バス(TheBus)の乗り方まとめバス停から登山口まで徒歩10~15分
ザ・バス利用時に気を付けたいのが、降車したバス停から登山口まではそこそこ距離があるということです。
バスから降りたら、Googleマップなどで確認しながらまずは目印となる看板を見つけてください。
23番バスのバス停(Diamond Head Rd + Opp 18th Ave)はこの看板のすぐ近くなので分かりやすいと思います。
ここから徒歩で、およそ10分で登山口へ到着します。
ハワイでGoogleマップを使うなら、手軽に利用できるWi-Fiレンタルがおすすめです
登山口に向かう道は初めはこんなにきれいなのですが、途中に車も通る暗いトンネルがあるので、特に早朝に向かう場合は十分気を付けてください。
でも早朝にひとりで向かうことは治安の面からおすすめしません
ダイヤモンドヘッド登山を予約する
ダイヤモンドヘッド登山をする場合、2022年5月からは事前の予約が必要となりました。
駐車場を利用するにも予約が必要です。
以前はどちらも予約不要でOKだったため、そのつもりで予約なしで行ってしまうとせっかく近くまで行っても登れなくなってしまうのでご注意ください。
ダイヤモンドヘッドトレイルの予約
ダイヤモンドヘッドトレイルの予約利用日の30日前からハワイ州の公式サイト(英語)から行えます。
日本語に翻訳しながら利用するとスムーズです
決済方法はクレジットカードのみとなっていて、予約時に必要となりますので、手元にクレジットカードを用意してから予約に進んでください。
また予約手続き開始から15分経過するとキープされた予約枠が解除され、最初からやり直しとなってしまいますので、入力に必要な内容をあらかじめ確認してから進むことをおすすめします。
※すべて英語で入力します
- チケットの種類(駐車場+入場 or 入場のみ)
- 予約日と時間帯
- 利用人数(4歳以上)
- 名前
- メールアドレス(※入園時に必要な「予約確認書」が届きます)
- 住所(国・番地・市町村・都道府県・郵便番号)
- 携帯電話番号(“Japan”を選択して入力)
- クレジットカード情報
ダイヤモンドヘッドトレイル料金
入場料:$5(3歳以下は無料) |
予約が完了すると登録したメールアドレスに予約確認書が届きます。当日は予約確認書に記載のQRコードを提示すると入園できます。
予約のキャンセルについて
公式サイトには予約日から3日以上前にキャンセルした場合は一部が返金される、との記載がありました。
つまり一度予約すると全額は戻って来ないと考えた方が良さそうです。
また
「危険な状況や緊急事態による正式な公園閉鎖がない限り、天候やその他の当社の制御の及ばない状況による払い戻しは行っておりません。」
という記載もありますので、よほどのことがない限りやはり全額は返金してもらえそうもありませんので、日程なども含め慎重に予約を行った方が良さそうです。
※キャンセルや変更に関してはFAQ(英語)でもご確認ください
予約の変更について
予約の変更は、変更希望の日時に空きがある限り前日まで可能です。
ただしサービス料が適用される場合があると公式サイトに記載がありますのでご注意ください。
さぁ、ダイヤモンドヘッドに行こう!
ダイヤモンドヘッド登山の予約ができたらいよいよ本番です!
当日スムーズにトレイルを開始できるようにコースの様子、服装や持ち物、注意点をご紹介します。
【コース紹介】ダイヤモンドヘッド登山は、意外と大変!?
ダイヤモンドヘッド登山は年齢制限がなく、大人の足なら1時間もあれば往復できるため、初心者でも楽勝なトレイルコース!と思われがちですが…
実はそうでもないんです。
初めの方こそ、きちんと舗装された歩きやすい散歩道になっているのですが…
途中からは未舗装の凸凹でゴツゴツとした細い山道になります。
細いので戻ってくる人とすれ違うのもやっとです
こちらはだいぶ上の方まで来たところですが、まだまだ道は続きます。
日差しを遮るものがないので、適度に水分補給しながら登ってくださいね
実は脱水症状で救急搬送される人が多いそうです
登り続けるとだんだん息切れがしてきますが、途中の見晴らしのいい場所でパワーを回復できます。
と思ったら、まだまだ試練が。
なんと76段もある階段が出現し、これが今まで歩き続けてきたヒザには結構きてしまうんです。
さらにはちょっと怖いトンネルも…
実はこのトンネルの後にも、さらに急こう配の長い階段&らせん階段までありました…。
これが一番キツかったです…写真を撮り忘れるくらい
でも、帰りに気づいたのですが、2番目の長い階段&らせん階段を通らない別のルートもありました。←こっちがおすすめです!
これが頂上からの絶景です
そんなこんなで約30~40分、なんとか頑張って頂上まで登りきると…
ワイキキビーチとホテル群が一望できる大パノラマが!
この角度でワイキキを眺められる機会はなかなかないですよね
まるで絵ハガキのようでした
私たちが登った日はとてもいいお天気だったので、反対側(カハラ側)の景色は、遠くハワイ・カイまで望めました。
でもよく見ると、ダイヤモンドヘッドの上部がこのように凹んでいるのです。
これはダイヤモンドヘッドは火山活動でできた言われる丘(火砕丘 カサイキュウ)だからなんです。
下から(ワイキキ側)から見るとただの山のようにしか見えませんが、上から撮られた写真を見ると円形のクレーターになっていて、火山活動でできたことがよくわかります。
ダイヤモンドヘッドという名前の由来は、19世紀にイギリスの水夫がここに登ったときに、火口付近の方解石の結晶をダイヤモンドと間違えたことによるものだそうです。
ちなみに、ハワイ語では「まぐろの頭」を意味する「レアヒ」と呼ばれています。
そっちの方が面白いかも!?
ダイヤモンドヘッド登山の服装と持ち物は?
ダイヤモンドヘッド登山は、本格的な登山というよりは大人の足で片道30分くらいのトレッキングです。
そのため小学校中学年以上のお子様なら十分登れると思います。
ただ先ほどの写真のとおり、道がきれいに舗装がされているのは最初の数百メートルだけで、あとはずっと石がゴロゴロしている未舗装の登山道となりますので、ビーチサンダルやヒールのある靴は絶対におすすめできません。
折角のハワイでケガをしてもいけないですよね
そこで実際に経験した私たちがおすすめする服装と持ち物をご紹介します。
ダイヤモンドヘッド登山におすすめの服装
|
(※)コース中には日差しをさえぎるものがほとんどありませんので、肌が弱い方や日焼けしたくない方は、Tシャツの上にラッシュガードを着用すると安心です。
参考 ラッシュガードをもっと見る
ダイヤモンドヘッド登山に必要な持ち物
ダイヤモンドヘッド登山に必要な荷物は、両手が使えるようにリュックに入れて行きましょう。
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雨天の場合は傘ではなくレインウェア(雨合羽)の着用がおすすめです。
傘だとコースが混み合うため誰かに危害を加えてしまう可能性があるのと、自分の視界を遮ってしまう危険性があるからです。
晴れた日に日傘を差している人(日本人)も見かけましたが、これも同じ理由でおすすめしません。
ダイヤモンドヘッド登山の注意点
最後に楽しいダイヤモンドヘッド登山をより楽しく行うための注意点をいくつかお伝えしたいと思います。
コースの途中にはトイレがない
ダイヤモンドヘッドのトレイルコースの途中にはトイレがありません。
ビジターセンターで受付を済ませた後、入り口付近(右手)にトイレがありますので、必ずここで済ませてから向かうことをおすすめします。
特に小さなお子様が一緒の場合は気を付けてあげてくださいね
予約時間に遅れると入れない
ダイヤモンドヘッドトレイルは日にちだけではなく時間も含めた予約となっています。
そのため予約時間を 30 分以上過ぎてから到着した場合、入場や駐車を拒否される場合がありますのでご注意ください。
滑落事故も発生している
数年前に日本人旅行者(60代男性)がコース途中で転倒し、4.5m下に滑落する事故が発生しています。
幸い命に別状はなかったようですが、大ケガを負われたそうです。
ケガ自体ももちろん困りものですが、それに追い打ちをかけるのがハワイの高額な医療費です。
救急車も日本のように無料ではありませんし(数万円…)、ドクターヘリを要請することになったらいくらかかるのか想像もつきません。
ハワイに行くなら海外旅行保険は必須となります。
備えあれば患いなしで楽しいハワイ旅行をどうぞ!