ザバス
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オアフの便利な足「ザ・バス」を乗りこなして、もっとアクティブに!

私たち観光客がワイキキ滞在中に利用できる移動手段には、タクシー、Uber、レンタカー、トロリー、そして路線バスのザ・バス(TheBus)があります。

ザ・バス(TheBus)は、オアフ島内で路線数100以上、約4,200のバス停で運行されているホノルル市の公営バスです。

こちらの黄色いデザインの車体が目印です。

ココヘッド行きのザバス

ヒデキヒデキ

最近は新デザインの電気バスタイプも走っています

 

ザ・バスはローカルの方々の大切な移動手段であるとともに、その便利さと安さから観光客にも多く利用されています。

ワイキキからちょっと離れたローカルタウンのカイルアやダイヤモンドヘッド、ココヘッドトレイル、シーライフパークなどにもザ・バスで行くことができます。

そこで今回は、慣れるまではちょっぴりコツがいるけれど、観光トロリーよりも運行範囲が広く、早く移動できるハワイの便利な路線バスザ・バス(TheBus)の基本的な使い方をご案内します。

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ザ・バス(TheBus)の乗降方法と料金

まずはザ・バス(TheBus)の乗り方・降り方と料金の支払い方からご案内します。

ザ・バスの乗り方

ザ・バスには日本と同じように停留所がありますので、そちらでバスの到着を待ちます。

パラ子パラ子

バス停についてはこちらで補足しています

バスが到着したら前側のドアから乗車します。

ザ・バス20番(ホノルル空港からワイキキ)

このときもし降りる人がいれば、そちらを優先するようにします。

料金(運賃)の支払い方

ザ・バスの運賃は前払いとなっていて、現金とICカード(HOLOカード)が利用できます。

滞在中に何度も利用するようならHOLOカードを購入してもいいと思いますが、そうでなければ現金で十分です。

 

現金運賃は1回(片道)大人が1回$3となっており、これはあくまでも1回あたりの料金ですので、ほんの数キロ乗っても、数十キロもの長距離でも同じです。

運賃はお札とコインでは入れる場所が異なりますので表示をよく見て入れてください。

またドライバーさんはお金を触ってはいけないルールになっていますので、必ず料金箱に直接入れるようにします。

お釣りが出ない

実はザ・バスにはお釣りが出る仕組みがありません。

車内に両替機もありませんので、乗車前にあらかじめ小額紙幣&硬貨を用意しておき、乗車時にはピッタリの金額で支払うようにします。

パラ子指差し

「大人2人で合計$6」といったまとめ払いはOKです

ザ・バスの現金料金

ザ・バスの料金(現金/1回あたり) 
対象 年齢 現金運賃(1回)
大人(Adult) 18~64歳 $3
青年(Youth)※1 6~17歳 $1.50
子ども(Child)※2 5歳以下 無料

※1 年齢を証明できるもの(パスポートなど)の提示が必要
※2 運賃を支払ったお客様が同乗者として付き添い、お子様が1人分の座席を利用しない場合

ザ・バスの降り方

次にザ・バスの降り方をご案内します。

1. 電光掲示板&アナウンスを確認する

ザ・バスでは、日本と同様に次に停車するバス停が近づいてくると、正面の電光掲示板にバス停の名前が表示されて、同時にバス停の名前が英語でアナウンスされます。

ザバスのバス停表示

2. 停車のリクエストをする

自分が降りたいバス停がアナウンス(英語)されたら、日本のバスと同じように停車をリクエストします。

実はザ・バスは、古い車両と新しい車両が運行しており、どちらの車両なのかによってその方法が異なりますので、その車両に合った方法でリクエストします。

古いタイプの車両の場合

窓側にあるロープを下に引きます。

ザバスの降車ロープ

新しいタイプの車両の場合

手すりに設置された「STOP」ボタンを押します。

これは日本で見かけるものとほぼ同じようなイメージです。

ザバス降車ボタン

3. 「STOP REQUESTED」というアナウンスが流れる

停車のリクエストが受け付けられると「STOP REQUESTED(ストップ・リクエステッド)」というアナウンスが流れます。

日本で言う「次、止まります」ですね。

また正面の電光掲示板にこのように表示がされ、次のバス停で停車されることが確認できます。

ザバスの降車サイン

4. バスを降りる

目的のバス停に着いたらバスを降りますが、降車は前方と中央(あるいは後方)どちらでも利用できます。

ただし、日本のような自動ドアではありませんので自分が先頭で降車するときは、ドアを軽く手で押して開きます。

ハワイのザバスの降り方

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HOLOカード(ホロカード)を使ってみよう!

ハワイ初の交通系ICカードHOLOカード(ホロカード)が2021年7月から本格導入されました。

ハワイ滞在中に何度もThe Busを利用する予定があるなら、お釣りが出ない現金よりも、便利なホロカードの利用がおすすめです。

写真は大人用(Adult)のものですが、青年用(Youth)、シニア用(Senior)などのカードもあります。

HOLOカード(ハワイ)

HOLOカードの使い方

HOLOカードを利用するには、まずは「HOLOカード」をお店で購入します。

カードの値段は1枚$2となっていますが、$3以上の入金(チャージ)が必要となります。

ワイキキ周辺なら、一部のABCストアやセブンイレブンなどで購入できます。

参考  カードを購入できる場所(HOLOカード公式)

チャージする

次に公式サイトでアカウントを作成します。

HOLOカード
https://www.holocard.net/ja/

 

作成したアカウントに購入したHOLOカードを登録すると、オンラインでクレジットカード払いでチャージ(入金)ができるようになります。

現地ではアラモアナセンターにある「フードランドファームズ」のカスタマーサービスカウンターでチャージ(現金のみ)ができます。

ヒデキ困る

バスの中やABCストアではチャージできません…

乗車時にタップ

使い方は簡単!日本のSuicaやICOCAなどと同じように、こちらのカードリーダーにかざします。

ホロカード(ザバス TheBus)

 

画面にとシャカマークと“Aloha Mai”という文字が出ればOKです。

HOLOカードのシャカマーク

 

ヒデキヒデキ

Aloha Mai!はハワイ語で「ようこそ!」です

 

HOLOカードの使い方の公式動画があったので参考にしてみてください。

 

パラ子パラ子

英語ですがハワイらしさあふれる分かりやすい動画ですよ!

HOLOカード利用時の料金は?

HOLOカード利用時の運賃は次のとおりです。

2時間半以内の乗り換えは無料となっていて、同日の料金が$7.5(大人)以上になると自動的にワンデーパス扱いとなります。

ザ・バスの料金(HOLOカード利用時)
対象 年齢 カード払い運賃
(2時間半以内の乗り換えは無料)
一日の最大運賃
(=ワンデーパス)
大人(Adult) 18~64歳 $3 $7.50
シニア(Senior)※1 65歳~ $1.25 $3
青年(Youth) 6~17歳 $1.50 $3.75
子ども(Child)※2 5歳以下 無料 無料

※1 HOLOカード提示必須
※2 運賃を支払ったお客様が同乗者として付き添い、お子様が1人分の座席を利用しない場合

その他の運賃はこちら(公式サイトPDF)

ザ・バスの基礎知識

ザ・バスの実際の乗り方をご案内する前に、ザ・バスに関して知っておいていただきたい基本情報からご紹介してまいります。

ザ・バスには番号がある

日本の路線バスにも「○○系統」といったバスの番号がありますが、ザ・バスにも同様に番号があり、バスの前方には番号と行き先が表示されています。

ザバス(5番 マノアバレー)

バス停にはさまざまな番号のザ・バスがやってきますので、間違って乗ってしまわないよう十分ご注意ください。

バス停を見つけよう

ワイキキ周辺のザ・バスの主要道路はビーチ沿いのカラカウア通りより1本山側にあるクヒオ通りとなります。

通り沿いにはこのような感じのバス停が立っており、停車するバスの番号が表示されています(「Routes」という部分)。

バスを待つ場合は、自分が乗りたいバスの番号がバス停に表示されていることを必ず確認しましょう。

ザバスのバス停

バス停には「海側」「山側」がある

ワイキキ周辺のバス停の場所を示す場合によく

「クヒオ通り山側バス停」

「クヒオ通り海側バス停」

と言った表現をします。

 

ガイドブックなどでもこの表現を見かけることがあるかもしれませんね。

これは、日本の鉄道で言う「上り」「下り」のようなものなのですが、ハワイではワイキキビーチ側のバス停を「海側」と呼び、その反対側にあるバス停を「山側」と呼びます。

なおハワイでは車は右側通行ですので、海側の道路を走るバスは東(ダイヤモンドヘッド方向)に進み、山側の道路を走るは西(アラモアナセンター方向)に進みます。

イメージ的にはこんな感じです。

山側海側

※ワイキキのすぐ横の道(カラカウア通り)のように見えますが、カラカウア通りは海側を東に進む一方通行となっており、実際のバスの主要道路はクヒオ通りです。

 

日本人の場合、ついいつものクセでバスが左に進むと思い込んでしまいますが、ハワイのバスは右に進みます。

海側と山側を間違えるとまったく逆の方向に向かってしまいますのでくれぐれもご注意くださいね。

 

たとえば

・クヒオ通りからアラモアナセンター方面に行きたい場合 → 山側バス停から乗る

・クヒオ通りからダイヤモンドヘッド方面に行きたい場合 → 海側バス停から乗る

となります。

乗る前の下調べが肝心です

ザ・バスで出かける場合は、あらかじめ

「自分が行きたい場所に行くためには何番のバスに乗ってどのバス停で降りるのか?」

を調べておくと確実です。

 

TheBus公式アプリ(DaBus2)もあるのですが、私たちは普段から使いなれたGoogleマップを大いに活用しており、Wi-Fiにつなげて見ながら移動しています。

Wi-Fiに常時接続できない場合は、接続したときにスマホ画面のキャプチャを撮っておくといいですよ!

ザバス グーグルマップキャプチャ

 

なおWi-Fiルーターは1日数百円からレンタルできますので、ハワイでアクティブに過ごすなら日本で借りていくことを断然おすすめします!

参考  ハワイ旅行のWi-Fiレンタル価格が安いおすすめ4社比較

ザ・バスはアプリの活用がおすすめ

Googleマップがやっぱり便利です

私たちがハワイ滞在中に一番活用しているアプリがGoogleマップです。

もちろん、パソコンでGoogleマップのウェブサイトを見てもOK!

たとえば、スマホでGoogleマップを起動してWi-Fiに接続しながらバスに乗っていると、カーナビのように現在地がどんどん動いていきます。

 

そしてGoogleマップをずっと見ていれば、「そろそろ目的地が近づいてきたな!」と降車する心の準備ができるのです。

これはかなり便利な方法なので、本当におすすめですよ!

さらにGoogleマップが素晴らしいと思うところがもうひとつ!それは、目的地までどの番号のバスにどこから何時に乗ってどこで降りれば良いか?を調べられる点です。

 

はじめにGoogleマップの基本的な使い方を知っておく必要がありますが、たとえば「ワイキキ」方面から「アラモアナセンター」に行きたいなら、まずはGoogleマップを開いて現在地を表示し「ルート・乗換」をクリックして、出発地と、目的地を入力します。

初めての場合は難しく感じてしまうかも知れませんが、慣れてしまえば、この方法がザ・バスのルートを調べるのに一番便利なのです。

専用アプリ「Da Bus2(ダバス2)も便利

ザ・バスには、バスの利用者専用アプリ「Da Bus2」が用意されています。

dabus2の画面イメージ

 

このアプリでは、近くのバス停を探したり、GPSを使ったリアルなバスの到着予定時刻を確認したり、バスの路線を調べたりできます。

日本語にも対応しているのがうれしいですね!

このアプリ、ローカルの方は必ずと言っていいほど活用しているようで、私たちがアラモアナセンターでちょっと遅れているザ・バスを待っていたら、親切なローカルの方が到着予定時刻を調べて教えてくれました。

DaBus2 - The Oahu Bus App

DaBus2 – The Oahu Bus App
開発元:City and County of Honolulu
無料
posted withアプリーチ

ザ・バスに乗る時の注意点

とっても便利なオアフの交通機関であるザ・バスですが、いくつか注意点があるので確認しておいてください。

スーツケースなど大きな荷物は持ち込めない

「ホノルル空港からホテルまでの足に使っちゃおう!」

と思ったとき、ネックとなるのがスーツケースです。

実はザ・バスには大きな荷物は持ち込めないんです。

スーツケースとバックパック

 

ザ・バス公式ページの規約には次のとおり書いてあります。

手荷物のうち、座席の下またはひざの上に収納でき、別の座席にはみ出したり、他の乗客のじゃまになったりしないものは、無料で車内に持ち込むことができます。
他の乗客に危害や不快感を与える可能性のある大型の物品、持ち運びが困難な物品、危険な物品、不快な物品を手荷物として車内に持ち込むことはできません。
通路または座席上に手荷物を置くことはできません。

出典:TheBus公式サイトより

その他の荷物規定
手荷物の例 最大個数 最大寸法
中型スーツケース、ダッフルバッグ、小型金属製バッグキャディー(キャスター付き) お1人様あたり1個 22 x 14 x 9インチ(56 cm×35 cm×23 ㎝)
乗客が腕に下げて持ち運ぶことができる買い物袋
小型バックパック/デイパック(金属フレームなし)
小型ローンチェア(脚なし) お1人様あたり2個
金属フレーム付きチャイルドキャリア(乗車中は背中から降ろさなければなりません) お1人様あたり1個
折りたたみ式ベビーカー(お子様を降ろし、折りたたむ必要があります) お1人様あたり1個
バンド楽器(ギター、トロンボーンなど) お1人様あたり1個 適度なサイズ
砂や土などが付着していないビーチマット
スケートボード(乗車中は手に持つかひざの上に置くなどし、使用できません) お1人様あたり1個
フィンが付いていないソフトボディボード(砂や土などを洗い落とし、乾いた状態になっていなければなりません) お1人様あたり1個 長さ48インチ(120 cm)
ゴルフクラブまたは組み立て式釣竿(カバーやコンテナに正しく収納し、鋭利な部分が露出していないことが必要です) お1人様あたり3個 長さ48インチ(120 cm)
小型ペット(キャリーケージまたは箱に入れる必要があります)
スポーツ器具(テニスラケット、野球のバットなど)
参考  TheBus公式(手荷物に関する規則)

 

このためスーツケースなどの大きな荷物を持っている場合は、ザ・バスではワイキキまで行くことができないのです。

スーツケースを持っていて、空港送迎付きツアーではない場合、ホノルル空港からホテルまでは、タクシーやUber、シャトルバスなどを利用するようになります。

参考  ホノルル空港からワイキキのホテルまでの移動方法

よく遅れてくる

日本の路線バスは、時刻表どおりに本当にきちんと運行してますよね。

ザ・バスの場合も、時刻表(公式サイト/英語のみ)は一応あるのですが、道路の渋滞や乗降者が多い場合などにはよく遅れてきます。

反対に早めにやってきても、乗る人が誰もいなければ予定時刻前でもスーッとバス停を通過してしてしまうこともあります。

パラ子パラ子

おおらかなハワイらしいですよね

 

そのため、あまり本数が多くない路線の場合は、バス停にちょっと早めに行って待っていることをおすすめします。

でもそんなときこそ、さきほどのDaBus2アプリでリアルな到着予定時刻を確認すると便利です。



冷房が効きすぎていることが多い

ザ・バスに限りませんが、ハワイでは乗り物や建物で冷房が効きすぎていることが非常に多いです。

特にザ・バスで長距離移動する場合は、寒さを我慢して乗っていると風邪をひきかねませんので、カーディガンなど1枚長袖の上着をお持ちになることをおすすめします。

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参考  サマーカーディガンをもっと見る

早朝・日没後の利用は要注意

ザ・バスはオアフ島中を運行している便利な交通手段ですが、当然ですが治安の良くないエリアを通ることもあります。

特に早朝や日没の暗い時間には、カカアコやチャイナタウンなどのローカルが多い場所では、バス停で待っているだけでも危ない場合があると言われていますので、暗くなったら利用しないことを強くおすすめします。

参考  チャイナタウンの治安ってどうなの?

また料金が安いせいか“普通の状態ではない人”(察してください…)が利用していることもあります。

パラ子驚く

そうえいばボロボロの服の人が乗ってきて驚いたことがあります

そういう人も含めて、観光客向けではなくローカル向けの交通手段であることを忘れずに、目立たないように利用したいものです。

そして全時間帯で車内でのスリや置き引きには十分ご注意ください。

ヒデキヒデキ

荷物から手を離したら×です

おまけ:いろんなザ・バス

ザ・バスは黄色いラインの一般的な車両のほか、ハワイのシンボル「虹」が描かれた美しいデザイン車体もあります。

レインボーザバス
レインボーデザインのザ・バス
長いザバス
長~いザバス

 

さてどんなザ・バスがやってくるか、楽しみですね♪

ザ・バスは慣れるまではちょっとコツがいりますが、うまく活用できるようになったら、それはハワイ上級者にまた一歩近づいた証拠です!

ぜひ賢く活用してますますハワイを楽しんでください。

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