マカプウ灯台
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初心者にもおすすめ!絶景マカプウトレイル!

ハワイ(オアフ島)はビーチアクティビティだけでなく、ダイヤモンドヘッドトレイルをはじめとする、絶景トレッキングも人気のアクティビティとなっています。

中でもダイヤモンドヘッドトレイルが初心者向けということがよく言われています。

でも、今回もっと初心者にいいかも!と思うトレッキングコースを見つけました。

 

それがマカプウトレイル、正式名称はマカプウポイント・ライトハウス・トレイル(Makapu’u Point Lighthouse Trail)です。

 

このトレイル、コース自体はかなり初心者向きなのですが、別の理由で

「うーん、これは初心者にはちょっと・・・」

と思った点もありましたので、そのあたりも含めてご紹介してまいります。

それでは、絶景のマカプウトレイルのスタートです!



 

マカプウトレイルの入り口

マカプウトレイルの入り口にはこんな看板が立っています。

マカプウトレイル入り口

 

「Kaiwi State Scenic Shoreline(カイウィ・ステート・シーニック・ショアライン)」と書かれています。

「あれ?マカプウトレイルの正式名称って“マカプウポイント・ライトハウス・トレイル”じゃなかったっけ?」

と思いますよね?

 

実はこの入口から2つのコースに行かれるのです。

ひとつはマカプウ・ライトハウス(マカプウ灯台)を目指す「マカプウポイント・ライトハウス・トレイル」です。

そしてもうひとつはペレの椅子と呼ばれるパワースポットの近くを通る「カイウィ・ステート・シーニック・ショアライン」です。

私たちは、まずはマカプウポイント・ライトハウス・トレイルの方から挑戦しました!

マカプウトレイルをスタート!

マカプウトレイルの入場は無料です。

さきほどの看板のあったところから駐車場を超えて、そのまま真っ直ぐにトレイスコースに進みます。

マカプウトレイルのスタート付近は、このように舗装されていて道幅も広く、ゆるやかな傾斜となっているので、テクテクお散歩気分で登れます。

マカプウトレイル

 

このあたりは雨の少ない乾燥した地帯らしく、ウチワサボテンがあちこちに生えていました。

マカプウトレイル

暑いので休み休み進みます

このコースの良いところは、たびたびビューポイントがあって、そこで景色を楽しみながら一休みできるところです。

美しい海を眺めながらみなさん小休止してます。

日差しを遮るものがなくとても暑いので、私たちも水を飲みながら休み休み進みます。

マカプウトレイル

 

もう少し登るとまたまたビューポイント兼休憩スポットがあります。

この日はよく晴れていたので、自撮りもさぞかしきれいに撮れたことでしょう!(写真左の彼)

マカプウトレイル

 

このあたりでは11月から4月頃まで、遠く3,000マイル(約4,800km)も離れたアラスカからパートナー探しと出産・子育てのためにやって来るザトウクジラの姿が見られるそうです。

実はここは知る人ぞ知るホエール・ウォッチングのメッカなのです。

ただ、私たちが行ったのも4月だったのですが、この日は残念ながらその姿を見ることはできませんでした。

運が良ければ、こんな姿が見られるかも ↓

マカプウのザトウクジラ

ゴールが遠くに見えてきた

さらにトレイルコースを登っていくと、スタート地点より多少傾斜がきつくなってはくるものの、なにしろ舗装されたきれいな道なのでまったく余裕で進めます。

道の脇にはイスのような形の座れる場所も多いので、本当にマイペースで無理なく登れる良いコースです。

そして、遠くに私たちが目指しているゴールがいよいよ見えてきました!

マカプウトレイル

と言っても、ゴールにあるのはライトハウスではないのです。

マカプウ灯台が眼下に!

さて、マカプウポイント・ライトハウス・トレイルということで、灯台を目指していたはずですが、まだコースの途中でその灯台とそこへ続く道が眼下に見えました。

実はこのコースは終盤に右に分かれる細い道があり、そこを進むとこの灯台まで行くことができます。

かなり狭い道なので、そちらに進んでいる人はこのときは見かけませんでした。

マカプウ灯台

 

多くのハイカーたちは、さっき上の方に見えた「マカプウポイント・ルックアウト」を目指しているのです。

ルックアウトとは展望台のことで、みんなそこからの絶景をこのコースのゴールとしています!

暑い中、ワンコもゴール目指して頑張って登っています!

マカプウトレイル

いよいよゴールに!

のんびり歩き始めてから約45分、いよいよゴールのマカプウポイント・ルックアウトです。

マカプウポイントルックアウト

 

なんとこのゴールの真下に、さきほど見えた灯台があるのです。
ここがオアフ島最東端となります。

マカプウ灯台(マカプウライトハウス)

 

そして、こちらがルックアウトからのビューです。

マカプウポイントルックアウト

 

浅い海の淡い青から、深い海の濃い青への絶妙なグラデーション!本当に綺麗です。

近くにはラビットアイランド、そのはるか遠くにはカイルアとカネオへの間にあるモカプ半島まで見えます。

実際にはもっともっと大パノラマが広がっていますので、行かれる方はぜひ楽しみにしててくださいね!

 

さて、絶景を楽しんだところでそろそろ下山です。

マカプウトレイルは同じ道を戻るコースとなっていますが、行きは45分ほどかかったにもかかわらず、帰りはスイスイと20分ほどで下りてきてしまいました。

何度も言いますが、ここは道幅が広くてずっと舗装されているので、小さなお子様でも難なく歩けるようなトレイルなのです。



ワイキキからマカプウトレイルまでの行き方

そんな初心者向けでハイキング気分で気軽に楽しめるマカプウトレイルまでの行き方をご案内します。

1つ目がレンタカーを借りていく方法、2つ目がザ・バス(TheBus)で行く方法、3つ目がファミリーや初めての方におすすめのその他の方法です。

1. レンタカーで行く方法

もしレンタカーを借りることができるなら、ワイキキからマカプウトレイルの入り口まではとても早く、簡単に行くことができます。

ワイキキからカイムキ、カハラ、ハナウマ湾を越えて約30分で到着します。

 

そして、マカプウトレイルの入り口には無料の駐車場も完備。

ただし、人気のトレイルスポットなので、遅く行くとすぐ埋まってしまうようです。

 

私たちが行った日は午前10:00くらいにこの辺りを通ったのですがすでに満車で、駐車場近くの縦列駐車できるスペースがわずかに残っていたのみでした。

駐車場は7:00am~7:45pmまでゲートがオープンとなっていますので、レンタカーを利用する場合はなるべく早めに行かれることをおすすめします。

2. ザ・バス(TheBus)で行く方法

ココヘッド行きのザバス

 

ザ・バスはリーズナブルな料金で利用できる市バスです。

私たちも利用した方法ですが、帰りにカハラモール前で途中下車してランチ&ショッピングを楽しんできました。

22番か23番を利用する

マカプウトレイルの近くまで行かれるのは22番か23番のザ・バスです。

22番はカラカウア通り(海側)のバス停から、23番はクヒオ通り(海側)のバス停から乗れますので、Googleマップなどで最寄りのバス停を探してみてくださいね。

どちらで行っても降車するバス停まで50分~1時間ほどかかります。

 

22番はビーチバスと呼ばれる人気の路線で、海岸線を通る風光明媚なルートとなっており、シュノーケリングスポットのハナウマ・ベイに行く方がよく利用します。

そのため混み合うことも多くなり、繁忙期には満員のため通過されてしまい、乗る予定だったバスに乗れないということもあるようです。

なお、ザ・バスの乗り方・料金などはこちらの記事でご紹介しています↓ ↓ ↓

参考  ザ・バス(TheBus)の乗り方がガイド

どこで降りればいいのか?

今回ザ・バスで行ってみて「どこで降りるべき?」そして「降りてからはどう行くの?」というのがザ・バスの一番の課題だということがわかりました。

というのも、マカプウトレイルの入り口(看板のある場所)付近にはバス停が無いのです。

 

そもそもザ・バスで来ることが想定されていない場所のようなのです。

そのため、手前すぎるか、行き過ぎかの、どちらかのバス停を選んでバスを降りそこから歩いて行かなければなりませんでした。

ルート1:ハワイカイゴルフコース前で降りる

1つ目は手前のハワイカイゴルフコース近くのバス停から歩くルートです。

 

このルートの場合、車通りの激しい場所(歩道ではなく路肩)を歩いて行き、下の写真の場所でガードレールをまたいで右側にショートカットして進むと、入り口まで約16分となります。

途中ちょっと獣道のようなところを通らねばならず、トレイルを始める前からちょっと心配になってしまいます。

ルート2:シーライフ・パークで降りる

2つ目は、行き過ぎて戻ってくるパターンなのですが、どちらかと言えばこっちの方がまだマシです。

マカプウビーチを越えて、ワイマナロビーチの近くにシーライフ・パーク・ハワイという水族園があります。

シーライフ・パーク・ハワイ

 

ここで降りて歩くルートで、入り口まで約17分かかります。

 

このルートもさきほどのルートと所要時間はほとんど同じなのですが、私たちがこちらのルートをおすすめする理由はコレです。

シーライフ・パーク・ハワイ側からバス通り(カラニアナオレ・ハイウェイ)に出たところの海側にトイレがあるのです。

マカプウトレイル前のトイレ

 

実はマカプウトレイルにはトイレがありません。

そのため、トイレをここで済ませておく必要があるのです。

あまり綺麗なトイレではなく、ハッキリ言えばかなり汚い方かもしれませんが、それでもここしかないので、我慢して寄っておくべきかもしれません。

 

ただし、ハワイの公衆トイレは決して安全とは言えないので、ちょっとでも様子のおかしな人が近くにいたら絶対に使用しないでください。

そして、マカプウトレイルに向けてバス通りを歩き始めるのですが、崖と車道に挟まれたこんなに狭い路肩を歩かなければならないのです。

しかも車はけっこうなスピードで通るのでかなり恐いです。

 

この路肩の狭さでは、お子様の手を引いて並んで歩くのは難しい、というよりムリです。

マカプウトレイルまでの道

 

このようにマカプウトレイルはコース自体は初心者向けであるものの、そこまでの道のりがとてもスリリングな上級者向け(?)なのです。

そのためお子様連れの方にはザ・バスで行くことはおすすめできません。

でも、ご安心ください。

 

お子様連れの方や、“こんなスリリングな道は通りたくない!”という方にピッタリの方法があります。

それが次にご紹介する3つ目の方法です。

3. その他の方法

Uberを使う

配車サービスのUberを使えば片道50ドル~行かれます。

Uber公式サイトで事前見積もりをしてみてはいかがでしょうか。

参考  Uber料金の見積もり

バンをチャーターする

大勢で行くなら思い切ってバンをチャーターする!というのもアリです。

少々料金は高くなりますが、マカプウ以外にも有名ながグルメスポット(カイルアのブーツ&キモズなど)や、好きなところに行かれるので、満足度の高く過ごせるはずですよ!

参考  バン貸切チャーター 穴場スポットもご案内!

現地オプショナルツアーを利用する

ツアーのオプショナルツアーでマカプウトレイルが用意されている場合があります。

詳しくはご利用のツアー会社確認してみてください。

マカプウトレイルの注意点

さて、コースの道がきちんと整備されていて、勾配もきつくないマカプウトレイルは景色を楽しみながら歩ける手軽なトレッキングコースです。

ただ、実際に行ってみて感じた注意点がいくつかありますので確認してみてくださいね。

  • 売店がない
    無料で行かれるマカプウトレイルには売店や自販機はありません。
    往復で1時間は優にかかるコースのため、途中の水分補給は欠かせませんので、
    あらかじめ用意して行ってくださいね。
  • 荷物はリュックへ
    いくらなだらかな道だとは言え、手ぶらで歩けるのが一番です。
    荷物はリュックやウェストポーチなど両手が空くものに入れて持ち歩くのがおすすめです。
  • 日差しが強い
    コースの途中には日陰がまったくありません。
    ハワイの日差しは強烈ですので、必ず帽子を被り、日焼け止めクリームを塗っていくことをおすすめします。
    私はずーっとラッシュガードを着用していました。

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参考  ラッシュガードをもっと見る

マカプウポイント・ライトハウス・トレイル

・住所:Makapuu Lighthouse Rd, Honolulu, HI
・開場時間:7:00pm~6:45pm(駐車場は7:45pmゲートクローズ)
・入場:無料(駐車場も無料)

そういえば「ペレの椅子」はどこに?

さて、ここまでマカプウ・ライトハウス・トレイルについてご紹介してまいりましたが、

「あれ?そういえばパワースポットのペレの椅子の話がゼンゼン出てこないけど?」

とお思いかもしれませんね。

 

ペレの椅子はマカプウトレイルのコースからも見える近い場所にありますので、もちろん行ってきました!

詳しくはこちらの記事でご覧ください↓ ↓ ↓

参考  ハワイの強力なパワースポット「ペレの椅子」で運気アップ