iPhoneをハワイで使う
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海外でiPhoneを使う場合のおすすめ設定は?

海外でもiPhoneを日本にいるときと同じように活用したい!

iPhoneユーザーなら、旅行や出張で海外に行っても渡航先でいつもどおりにiPhoneを使いたいものですよね。

もちろん、海外旅行先でもiPhoneは大いに活躍してくれます!

 

ただフツーに日本と同じように使ってしまうと、後でビックリするような高額請求が来て青ざめるなんてことにも…!

そこで今回は

  • 海外でiPhoneを使うための基礎知識
  • 飛行機内での設定方法
  • 海外現地での設定方法
  • 海外でiPhoneを利用する場合の注意点

などをご紹介します。ぜひ海外旅行や出張の参考にしていただければと思います。

海外でiPhoneを使うための基礎知識

海外に到着して現地でiPhoneに電源を入れると、一見、日本にいるときと同じようにネットも電話も「普通に使える」ように見えます。

そのため

「あれ?普通に使えるけど?」

思ってしまいがちなのですが…

パラ子驚く

実はこれが落とし穴なのです

そのままLINEやGoogleマップなどをガンガン使ったり、日本に電話をかけてしまったりすると、後で高額請求に泣くことに…

そこで、まず押さえておきたいのが次の2点です。

【データ通信】海外では日本のデータ通信量は使えない

ひとつ目は、日本のデータ通信量が使えないということです。

日本でiPhoneを使う場合、docomoやauといったキャリアと契約して利用していますよね。

仮にモバイルデータ通信量が月に4GBまでのプランの場合、この利用可能なギガは基本的には日本国内でのものとなっています。

そのため、

「今月まだ3GBも残量がある!」

と思っても、このデータ残量を海外では使うことができないのです。

海外で使う場合は海外でのデータ通信料金がかかるのですが、ここはとても重要なのでのちほど詳しく補足します。

ヒデキ笑顔

ahamoなら基本プラン(20GB/2,970円)内で海外でも使えます!

【電話】海外での電話の通話料は別料金設定

ふたつ目は海外で電話を使った場合、通話料金は日本国内よりも高くなるということです。

海外でも自分のiPhoneから日本の固定電話や携帯電話にかけたり、現地での国内通話ができますが、これもモバイルデータ通信と同じ海外利用時の高い料金が適用されます。

仮に日本でかけ放題プランに加入していたとしても、海外利用分は別料金となってしまうので要注意です。

 

ここまでの内容をご覧いただき

「なんかiPhoneを海外で使うのは怖いな…」

と思ってしまっていないでしょうか?

心配しなくても大丈夫です!

お持ちのiPhoneを、場所や状況に合わせて適切に設定すればいいだけだからです。

 

そこで次に飛行機や現地でどのように設定すればいいのかを具体的にお伝えしてまいります。

飛行機内でのiPhoneのおすすめ設定方法は?

まずは行き帰りの飛行機内でのiPhoneの設定方法からご案内します。

飛行機の安全に運航するために、機内ではiPhoneなど電波を発する電子機器は、次のどちらかの状態にしなければならないことが航空法で定められています。

  1. 機内モードをONにする
  2. 電源をOFFにする

どちらの状態でもOKですので自分に合う方法をお選びください。

設定方法1. 機内モードをONにする

機内モードは次の通信機能をまとめてオフ(無効)にできる機能です。

機内でもオフラインでiPhoneを使いたい場合には機内モードを使うのがおすすめです。

機内モードを有効にするとOFFできる機能

  • モバイルデータ通信(メールの送受信、ネット接続など)
  • 電話の発信 / 着信
  • SMS(ショートメール)の発信 /着信

飛行機に搭乗したらコントロールセンターから機内モードを「ON」(有効)にします。

パラ子パラ子

左上に白い飛行機マークが付きます

海外では機内モードをONにしておく
コントロールセンター

機内モードは設定画面からでも「ON」にできますので、好きな方法で設定してください。

機内モード設定
設定画面
以前は機内モードを有効にするとBluetoothとWiFiも無効になったのですが、iOS 11以降(?)は無効にならなくなったようです。
WiFiとBluetoothも使わなければ個別にOFFにしておくことをおすすめします。
使う場合に個別に有効化してもOKです。

設定方法2.電源をOFFにする

機内でオフラインの状態でiPhoneを使うことがないなら電源OFFにしましょう。

機内モードにするよりもバッテリーの節約にもつながるのでおすすめです。

iPhoneの電源OFF方法

  • ホームボタンのない機種→「サイドボタン」or「トップボタン」+「音量ボタン」を長押し→「スライドで電源オフ」を右に動かす
  • ホームボタンのある機種→「スリープボタン」を長押し →「スライドで電源オフ」を右に動かす

 

以上が飛行機の中での設定方法です。

次はいよいよ海外旅行先でのiPhoneの設定方法をご案内します。

海外現地でのiPhoneの設定方法は?

さて、いよいよ海外現地に到着したらiPhoneを使いはじめたいですよね。

ただ現地でどのようにiPhoneを使いたいのかによって設定方法が異なってきます。

ここでは4つの使用パターン別に設定方法をご案内します。

海外現地でのiPhoneの使用パターン
パターン ネット(LINE/メール等) 電話・SMS ※1 設定方法
【A】 使う 使わない 確認>
【B】 使う 使う 確認 >
【C】 使わない 使う 確認 >
【D】 使わない 使わない 確認 >

※1 電話・SMSは電話番号を使った通話を差します。LINEやIP電話アプリを使った音声通話は含みません

【A】ネット=使う / 電話=使わない 場合

海外旅行で現地に訪れる場合、恐らく「ネットやGoogleマップ、インスタやLINEは使いたいけれど、電話は使わない」といった「電話不要」のAパターンが一番多いのではないでしょうか。

ヒデキヒデキ

LINEの音声通話でも十分ですからね

まずはこのパターンの設定方法からご案内します。

1.「機内モードON」のままにしておく

現地に到着したらもう機内ではありませんので、機内モードを解除(OFF)にしたくなりますよね。

そこで機内モードを解除してみると、さっそく現地の通信会社の電波を探してに接続可能となるのですが・・・!

これをデータローミング(国際ローミング)と言い、何を隠そう、このデータローミングこそ高額請求の原因となるため、たとえ電波を拾っても接続しないことをおすすめします。

ヒデキヒデキ

米国ならAT&TやVerizonなどに繋がることが多いです

 

ではデータローミングされないようにするにはどうすればいいのかと言うと、もっとも簡単なのは

現地に着いても機内モードをONのままにしておく

という方法です。

 

機内モードが「ON」になっていれば、データローミングは発生しませんので安心です。

もし機内で「電源OFF」にしていた場合には、現地で電源「ON」をした時点で機内モードを「ON」にすればOKです。

2. WiFiを「ON」にする

高額請求を避けるためにデータローミングをしない、ということは言い換えればそのままではネットにつながらないということになります。

つまりiPhoneはLINEもネットもできないうえ、しかも表示が現地の時刻に切り替わらず日本時間のままになってしまいます。

そこで活躍するのが、日本でもおなじみのWiFi(ワイファイ)です。

WiFi(ワイファイ)

海外でも日本と同じようにお店やホテルなどのフリーWiFiが利用できます。

ただその場合WiFiのある場所でなければ使えない不便さや、セキュリティ面での心配もあります。

そんなときに便利なのが、旅行中いつでも好きな時に利用できるポケット型WiFiのレンタルサービス(WiFiレンタル)です。

 

海外でデータ通信をするには、海外SIMやキャリアの海外向けプランなどいくつかの方法がありますが、初めての方には簡単に使えて料金も安いWiFiレンタルがおすすめです。

WiFiレンタルやWiFiスポットに接続する場合は、機内モードは解除せずにWiFiを「ON」にします。

このように設定することでデータローミングはされずにWiFiに接続することができます。

3. WiFiに接続する

次に[設定] → [WiFi]から下記画面を開き、WiFiのSSID(ネットワークの番号)を選んでパスワードを入力します。

iPhoneのレンタルWiFi設定

 

これでネットにつながり、LINEやGoogleマップなども使えるようになります!

またiPhoneの表示時刻も現地の時刻に切り替わります。

ヒデキ指差し

WiFiを使わないときは「OFF」にしておくとバッテリーの節約になりますよ

おすすめのWiFiレンタルサービス

ハワイ旅行に断然おすすめの1社とWiFiレンタルで人気の2社をご紹介します。

いずれも24時間365日のカスタマーサポートに対応しているので、現地でも安心して利用できます。

(1)ハワイ旅行に アロハデータ(グローバルモバイル)

ハワイに行くならグローバルモバイルが提供する「アロハデータ」が断然おすすめです。

4G/LTEプランの1GBプランが1日わずか600円台で使えます!

しかも往復の宅配送料も無料というまさに至れり尽くせりのハワイ向け海外WiFiレンタルサービスとなっています。

※最新価格は下記ページでご確認ください

参考  グローバルモバイル公式サイト

(2) グローバルWi-Fi

豊富な利用実績&200以上の国と地域に対応した海外Wi-Fiサービスの大手です。

受取・返却は国内空港、宅配便、コンビニ受取のほか、現地受取(ハワイ、韓国)も可能です。

またAIチャットサービスを利用すれば、申し込む前に不明な点を確認できるので便利です。

参考  グローバルWiFi公式サイト

(3) Wi-Fiトラベル

170カ国に対応した海外WiFiレンタルサービスです。

WiFiレンタル受け取り後は、日本国内でも1日1GBまで無料で利用OK!

参考  Wi-Fiトラベル公式サイト

出所不明の「野良Wi-Fi」にご注意

海外でも日本と同じように無料で使えるWiFiスポットを見つけることができるのですが、提供元が不明で、パスワードを入れなくても接続ができる、いわゆる「野良WiFi」には注意が必要です。

「パスワードを入れずに接続できるから便利そう!」

なんて一瞬思ってしまうのですが、パスワード不要で誰でも接続できるということは、誰がどのように使っているかわからない、セキュリティが甘い、という意味なのです。

 

仮に野良WiFiに接続した場合、悪意のある第三者に通信内容を見られたり、個人情報を盗まれたりする危険性がありますので、安易に接続しないことを強くおすすめします。

野良WiFiは危険
危険な野良WiFiの特長

【B】ネット=使う / 電話=使う 場合

ネットやGoogleマップを見たりLINEを使ったりするだけでなく、電話を使いたい場合もあるかと思います。

まずネットの接続は【A】でご案内したとおりの手順でWiFiを使えるような設定を行います。

もしLINEなどの音声通話で済むならそちらがおすすめですが、どうしても電話番号を使用する「電話」が必要な場合があると思います。

電話が必要となるケース

  • 日本の固定電話にかけたい
  • 相手がLINEなど音声通話できるアプリを使っていない
  • 相手がガラケー(フィーチャーフォン)を使っている
  • 日本から(仕事などで)電話がかかってくる予定がある
  • SMS(ショートメール)を使いたい

その場合、日本で契約しているキャリアの電話を有効にする必要がありますが、ここでも注意したいのがデータローミングです。

いつの間にかデータローミングが有効になっていた・・・ということを避けるために

電話はかけられる(つながる)ようにしつつ、データローミングにはつながらないようにする

という状態にきちんと設定する必要がありますので、その方法をご案内します。

1. データローミングを「OFF」にする

[設定] > [モバイル通信] > [通信のオプション]からデータローミングを「OFF」にします。

これにより確実にデータローミングを回避できます。

データローミングを「OFF」にする

パラ子パラ子

もともとデータローミングの設定がOFFになっていた場合はそのままでOKです

2. 機内モードを「OFF」にする

[設定] (またはコントロールセンター)から機内モードを「OFF」にします。

機内モードをOFFにする

ヒデキヒデキ

機内モードをOFFにするとWiFiがONになるのですが、すぐWiFiを使わないならOFFにしておくとバッテリーの節約になります

 

以上の設定で「電話とSMSは使えるけれどデータローミング」はされないという状態にできます。

海外では着信時にも料金が発生

電話に関してひとつ知っておきたいことがあります。

それは海外で電話が使える状態にしておくと発信時だけでなく、着信時にも料金が発生するということです。

ほかにも海外で電話を使う場合の注意点などを下記ページでまとめていますのでぜひぜひご参照ください。

ヒデキヒデキ

ハワイの例ですが、ほかの地域の場合にも参考にはなるはずです

参考  ハワイでの電話のかけ方と注意点

【C】ネット=使わない / 電話=使う 場合

あまりないパターンかもしれませんが、「ネットは使わないけれど、電話のみ使いたい」という場合は、

  1. データローミングを「OFF」にする
  2. 機内モードを「OFF」にする
  3. WiFiを「OFF」にする

という設定にしておけばOKです。

【D】ネット=使わない / 電話=使わない 場合

こちらもあまりないパターンかもしれませんが、現地で一時的に電話もLINEも着信しない状態にしたい、ということはあるかもしれませんね。

その場合はカンタンです。

「機内モード」をONにするだけでOKです。

海外では機内モードをONにしておく

どうする?海外での充電&バッテリー問題

海外でiPhone使っているとき、いつも以上に気になるのがバッテリーの残量です。

たとえば海外でGoogleマップを頼りに観光をしているときに、iPhoneがバッテリー切れになってしまったとしたら・・・かなり慌ててしまいますよね。

私たちは、海外ではいつも次のようなことに注意しながら利用しています。

朝はフル充電にしておく

当たり前のことかもしれませんが、毎朝バッテリー残量が100%になるように寝る前に必ず充電器につないでおきます。

ただ、パソコンやタブレットなど複数の電子機器を持って行ったり、大人数で宿泊したりする場合には電源が足りなくなってしまうことも考えられますよね。

その場合に便利なのがこちらのUSBが4ポート付いた急速充電器です。


 

100-240Vの入力に対応していますので日本でも海外でも利用できます。

ただし電源コンセントの形は国によって異なりますので必要に応じて下のような変換アダプター付きのタイプの充電器をご利用ください。


モバイルバッテリーを活用する

日本でも多くのiPhoneユーザーが愛用しているモバイルバッテリーですが、観光などで長時間外出する機会が多い海外でこそ本領を発揮してくれます。

 

ただし・・・!

海外にモバイルバッテリーを持ち出す場合、スーツケースに入れて預けてはいけないルールがあったり、バッテリー容量の制限などもありますので注意が必要です。

詳しくはこちらの記事でご案内していますのでモバイルバッテリーを持って行く予定なら必ず目を通しておいてください。

参考  飛行機にモバイルバッテリーと液体は持ち込み禁止って本当?

公共のUSB充電ポート電源は使用しない

日本でも飛行機の中やラウンジ、カフェや新幹線など、USBケーブルをつないで自由に充電できる無料のUSB充電ポートをよく見かけるようになりました。

海外でも空港や街中にこういった公共のUSB充電ポートが設置されていることがあります。

ハワイの公共USB充電ポート

 

バッテリー容量が一桁台になったときなどは、このUSBポートがまるで救世主のように思えてしまうかもしれません。

でもこういった公共のUSB充電ポートには実は危険が潜んでいるんです。

USB充電ポートについて

このところアメリカを中心に公共のUSB充電ポートに細工をしてスマホなどの端末をマルウェア感染させたり、データを盗み出すジュースジャッキング攻撃が急増しています。

米連邦捜査局(FBI)でも、空港やホテル、ショッピングモールといった公共の場にあるUSB充電ポートは使わないよう警告しています。

このような攻撃を防ぐためには次のような対策をおすすめします。

  • モバイルバッテリーを活用する
  • USBではなく電源ケーブルを使う
  • USBデータブロッカー(※)経由でUSBポートに繋ぐ
    (※)デバイスを認識させずに充電だけ行えるアダプタ(下記参照)

USBデータブロッカー

まとめ

さて、海外旅行でiPhoneを使う場合の設定や注意点などをご案内してまいりました。

もう一度主なポイントをおさらいすると

  • 海外では日本での残データ容量は使えない
  • 海外では電話の通話料は日本とは別料金となっている
  • 飛行機に乗るときは機内モードにするか電源をオフにすることが航空法で定められている
  • 現地での設定はどう使いたいかによって異なる
  • 海外での充電&バッテリー問題は便利なアイテムで解決できる
  • 出所不明のフリーWiFiは危険なので使わない
  • 公衆のUSB充電ポートは使わない or アダプタの使用を推奨

となっています。

ぜひ海外でもiPhoneを上手に使いこなして、楽しい旅行を実現してくださいね!

参考  LINE(ライン)は海外旅行先でも無料で使えるのか?

参考  WiFiレンタルより安い!データ通信アプリ「トリファ(trifa)」が驚くほど優秀だった!