ビジネスクラス優先搭乗
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エコノミークラスとビジネスクラスは何が違うの?

ユナイテッド・エアライン

 

各旅行会社が販売しているハワイ旅行ツアーに含まれる飛行機の座席は、「ビジネスクラスで行くハワイ」などと明記されていない限りエコノミークラスです。

エコノミークラスは、その名のとおり価格重視の座席となっており、各航空機の中で一番多く配置されています。

たとえば、2019年からホノルル線で使われているANAのエアバスA380(愛称:フライングホヌ)の場合次のとおりの座席数で、運賃も上から安い順となっています。

フライングホヌ(ANA A380 2号機)
エアバスA380型機(フライングホヌ)
ANA エアバスA380(フライングホヌ)の座席数
座席クラス 座席数(合計520席)
エコノミークラス 383
プレミアムエコノミークラス 73
ビジネスクラス 56
ファーストクラス 8

 

つまり、全体の73%の座席はエコノミークラスなんです。

では、全体の10%しかないビジネスクラスとエコノミークラスはどう違うのか?

ビジネスクラスはどのくらい優遇されるのか?

 

こちらの記事ではそんな疑問にお答えします!

実はビジネスクラスの優遇は、搭乗前からすでに始まっているんです!



 

出発前: 専用のチェックインカウンターがある

混雑時の空港でよく見かけるのが、チェックインカウンターにならぶ長~い列。

最近はオンラインチェックイン化も進み多少は待ち時間が緩和されてきているとは言え、一刻も早く荷物を預けて身軽になりたいものですよね。

 

でも、ビジネスクラスの場合はエコノミークラスとは別の専用チェックインカウンターがあるんです。

列はほとんどなく、あっても長蛇の列ではないのでスムーズにチェックインが行えます。

ANAチェックインカウンター案内板
ANAのチェックインカウンター案内板

出発前: 持ち込める荷物の上限が違う

昨今の燃料の高騰にともない、航空チケット代金のほかに燃油サーチャージを徴収されることが多くなっていますが、

実は預け入れ荷物(受託手荷物)の重量やサイズの制限もとても厳しくなっています。

飛行機が重くなればなるほど燃料がかかりますからね。

 

そのため預け入れできる荷物の上限も、座席クラスによって異なっています。

ANA・JALの手荷物許容量(国際線)
座席クラス エコノミークラス ビジネスクラス
重さと個数 23kg/2個 まで 32kg/2個 まで

※サイズの制限もありますので詳細は各航空会社のWebサイトにてご確認ください

 

また、ビジネスクラスの場合は荷物に優先タグ(プライオリティタグ)を付けてくれますので、現地に着いたら優先的に荷物が出てきます。

つまり、受取物受取ターンテーブルの前でひたすら自分のスーツケースを待つ、という地味に面倒な時間が節約できるんです!

手荷物受取レーン(ターンテーブル)
意外と時間がかかる手荷物受取

出発前: 保安検査場への入場も優先される(成田空港)

さて、荷物を預けたら次は手荷物検査(保安検査)です。

成田空港の場合ビジネスクラスはここでも優遇されており、あまり混まない優先レーンを利用することができるんです!

ビジネスクラスGOLD TRACK
スターアライアンス(ANA/ユナイテッドなど)の優先レーン

 

ちなみにセントレアには優先レーン自体がなく、羽田空港はファーストクラスでないと利用できず、関空は優先レーンはあるものの単にビジネスクラス搭乗なだけでは利用できず、その航空会社の上級会員でないと利用できない、といった制限があるようです。

詳しくは各航空会社に確認してみてください。

出発前: 航空会社のラウンジが利用できる

ビジネスクラスを選ぶ大きなメリットのひとつが、各空港にある航空会社のラウンジが利用できることです。

私たちはANAとユナイテッドのビジネスクラスに搭乗したことがあるのですが、両方とも同じスターアライアンスグループのため

どちらの便を利用する場合でも、ANAラウンジとユナイテッドのラウンジ(ユナイテッドクラブ)両方が利用できます。

成田空港ユナイテッドクラブの場所
成田空港 南ウィングの案内図

出典:https://www.narita-airport.jp/jp/map/

 

ちなみに空港ラウンジと言えばクレジットカードのゴールド会員用ラウンジ(通称 カードラウンジ)もありますが、航空会社のラウンジはレベルが違います。

出発までの時間をかなり快適に過ごせるんです。

ただ特に搭乗時刻のアナウンスなどはないため、あまりの居心地の良さで乗り遅れないように気を付けながら過ごす必要があります。

航空会社のラウンジのサービスは?

航空会社のラウンジで利用できる主なサービスは次のとおりです。(ラウンジにより多少異なります)

  • 新聞
  • 無料Wi-Fi
  • シャワー
  • 飲食物(アルコール類含む)の提供
  • fax
  • 外貨両替
  • 電源コンセント

 

こちらはユナイテッドクラブでシャワーブースです。

ユナイテッドクラブのシャワー
ユナイテッドクラブのシャワーブース

シャンプー&コンディショナーはもちろん、歯ブラシやクシまで置いてあってかなり快適♪

ヒデキヒデキ

出発前に小ざっぱりすることができました

成田空港のANAラウンジとユナイテッドクラブについて

スターアライアンスグループの航空会社を利用すると、ANAラウンジとユナイテッドクラブの両方が利用できることをお伝えしましたが、成田空港の場合はそれぞれのラウンジに特徴があります。

パラ子パラ子

テキスト

パラ子困る

他の空港は利用したことがないのでスミマセンがわかりません。

ANAラウンジ(成田空港)の特徴

ANAラウンジはフードサービスがとにかく充実しています!

人気のヌードルバーでは「うどん」「ラーメン」「そば」のほか、名物のカレーを注文することもできます。

ANAオリジナルチキンカレー

 

また、毎日17時からは寿司バーもオープンするので、その時間を狙うのがおすすめです!

ただ、食べすぎてしまうとあとで機内食が待っているので、そのあたりは要注意です。笑

※ANAラウンジの詳しいレポートはこちらです↓

参考  成田空港 国際線ANAラウンジ(ビジネスクラス)利用レポート

ユナイテッドクラブ(成田空港)の特徴

ユナイテッドクラブはANAラウンジよりだいぶ広く、ゆったりと過ごせる落ち着いた雰囲気です。

ANAラウンジと比較すると食べ物はだいぶ少なめで、おつまみ系の軽食が中心となっています。

 

ただしアルコール類は充実しています!

生ビールはもちろんのこと、ウィスキーやワイン、日本酒や焼酎などもいろいろそろっているのでお酒が好きな方におすすめです。

※ユナイテッドクラブの詳しいレポートはこちらです↓

参考  成田のユナイテッド航空ラウンジ「ユナイテッド・クラブ」

機内で: 優先的に搭乗できる

搭乗時間が近づいてくると、快適なラウンジにサヨナラをして搭乗口へと向かいます。

ここでもビジネスクラスは優遇され、搭乗を待つ長~い列に並ばなくても、2歳以下のお子様づれの方、ハンディキャップがある方の次に優先搭乗ができるんです。

ビジネスクラス優先搭乗

早めに搭乗できると早めに荷物を片付けて休むことができるので、とてもラクチンですよ。

機内で: 座席が広くて快適

エコノミークラスの一般的な座席はこんな感じですよね。

多少はリクライニングもできますが、これも日本の特急列車レベルです。

ANAエコノミークラス座席
出典:https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/inflight/guide/y/seat/

 

一方、ビジネスクラスの座席は当然のことですが、エコノミークラスと比べるとかなり広いです。

しかも座席がフルフラット(=180度平ら)になるので、ベッドで眠るときと同じ体勢で就寝できるのが、本当にサイコーなんです!

たとえほかの特典がなくてもそのためだけにビジネスクラスを選びたいほど、私にとっては重要なポイントとなっています。

 

なお、アジアなどへの短距離路線ではフルフラットにならないシートもあるようです。

ユナイテッドのビジネスクラスシート
ユナイテッドのビジネスクラスシート

 

ANAビジネスクラスシート
ANAのビジネスクラスシート

そのほかには大きなサイドテーブル、質の良いブランケット、ヘッドフォン、スリッパ、USB電源、大型スクリーンなども付いており、映画のメニューもエコノミークラスより充実しています。

ビジネスクラスのアメニティキットは?

エコノミークラスの場合、機内で快適に過ごすためのアイマスクや耳栓などは自分で用意する必要がありますよね(一部提供される便もあります)。

でも、ユナイテッドのビジネスクラスの場合は可愛いパッケージに入ったアメニティキットが必ず提供されます。

中身はアイマスクや耳栓、ハンドクリーム、歯ブラシ、ボールペンなど毎度同じなのですが、乗るたびにパッケージのデザインが変わるため、これが楽しみでしかたないんです!

ユナイテッド航空のアメニティキット

機内で: ウェルカムドリンクが選べる

さて、すっかり席で落ち着いたころ、ビジネスクラスでは担当のCAさんが

「〇〇(苗字)様、この度はご搭乗いただきありがとうございます。」

と丁寧にご挨拶にきてくれます。

 

なんか急にVIPになった気分で、緊張します。

ビジネスクラスは客数が少ないからか、CAさんがそれ以降もエコノミークラスのときよりも気にかけてくれたような気がしました。

 

続いてウェルカムドリンクのサービスとなりますが、エコノミークラスの場合はコーヒーやソフトドリンクが一般的ですよね。(ハワイアン航空ではアルコールもありましたが)。

これがビジネスクラスではスパークリングワインも選べるようになるんです。

ちなみにユナイテッドはスパークリングワインに添えてチョコレートが付いていましたが、ANAはありませんでした。

ユナイテッドビジネスクラスのウェルカムドリンク
ユナイテッドのスパークリングワインとチョコ

機内で: 機内食がコース料理

エコノミークラスの場合、メインが魚か肉かを選べるものの、こういったプラスチックの容器に入ったワンプレートの機内食になりますよね。

エコノミークラスの機内食

これがビジネスクラスともなると、テーブルの上にナプキンが敷かれるところから始まって、メニューもかなり豪華になるんです!

ユナイテッドの洋食の一例

ユナイテッドの洋食はコース料理になっています。

食器はプラスチックではなく、陶器やガラスのお皿です。

まずはこのような前菜が出てきて、

ユナイテッドの前菜

 

そしてメインが登場し(これはカレー的なものだった気がする)

ユナイテッドのメイン

 

そしてそして!デザートはCAさんがこちらの注文に応じて、その場でサーブしてくれます。

ユナイテッドのデザートサービス

 

ストロベリーソースがけのバニラアイスに、プチケーキも添えて。

アイスはカチンカチンですぐには食べれませんでしたが、美味しかった~♥

ユナイテッドのデザート

ANAの和食の一例

ANAは日本の航空会社だけあって、手の込んだ「和膳」が出てきます。

こちらは、芋がらと豚肉の煮物、豆乳寄せ、烏賊小袖寿司、南瓜みの揚げ、鰯幽庵焼き、俵ご飯、みそ汁です。

ANAの和食

 

どれも本当に美味しくて、日本人には大満足の和食だと思います!

デザートはお願いすると出てくるスタイルだったので、私はバニラアイスを注文しました。

こちらもカチンカチンでした。

ANAのアイスクリーム

 

ANAはユナイテッドに比べると量は少なめですが、味は繊細でした。

ユナイテッドは味はそこそこでしたが、ボリューム満点でデザートもいろいろ選べて楽しかったです。

ひとつ言えるのは、どちらも満足が行く機内食だったということです!

なお、ANAでは足りなければ食後に頼めるメニュー(うどん、サンドイッチ、チーズ、など)もあるので、大食漢の方もご心配なく!

気になるのは、やっぱり「料金」の違い・・・。

エコノミークラスとビジネスクラス、かなりの違いがあることがお分かりいただけたかと思います。

ビジネスクラスは本当に快適です。

ホノルルまでの7時間なんて短すぎる!って感じてしまうほどです。

 

でもやっぱり一番気になるのが「料金の違い」ですよね。

下記はANAのビジネスクラスの正規料金の一例ですが、こんなに差があります。

東京-ホノルル(往復)のANA航空券正規料金の一例(2022年8月調べ)
シーズンコード ビジネスクラス エコノミークラス
L(ローシーズン) 258,000円 80,000円
H(ハイシーズン) 751,000円 97,500円

 

つまり、エコノミークラスなら往復8万円~10万円程度でハワイ往復できるのに対し、ビジネスクラスになると25万円~75万円以上もかかるわけです。

もちろん、値段の差以上に快適性はグーンとアップしますので、

 

「ちょっと奮発してでも乗ってみたいな!」

と思ったら、各社のビジネスクラスで行くハワイツアーを探してみてはいかがでしょうか。

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パラ子とヒデキがビジネスクラスに乗れた理由

実は・・・

私たちはこれまでビジネスクラスにお金を払って乗ったことがありません。(燃油サーチャージは払いましたが)

エッ!どういうこと?て思いますよね。

 

これまで乗ったビジネスクラスは、すべてマイルを貯めて手に入れた特典航空券で利用したからです。

実はマイルで交換できる特典航空券は、ビジネスクラスとエコノミークラスの必要マイル数の差がそれほど大きくないんです。

正規料金ではは2.67~3倍の差があったのに対し、マイルの差は1.6~1.7倍なのです。

日本(Zone 1)⇔ハワイ(Zone 5)の必要マイル数(往復)
対象クラス ローシーズン(L) レギュラーシーズン(R) ハイシーズン(H)
エコノミー(Y) 35,000 40,000 43,000
プレミアムエコノミー(PY) 53,000 58,000 61,000
ビジネスクラス(C) 60,000 65,000 68,000
ファーストクラス(F) 120,000 120,000 129,000

たとえば、「エコノミークラス」で「ローシーズン」なら、たったの35,000マイルで往復できますので、思いのほかハードルが低いのでは?と思います。

 

だから、マイルで航空券を手に入れるなら、なんとか頑張ってビジネスクラスが乗れるマイル数にしないともったいない、と言えます。

なぜならサービスや快適性は1.6~1.7倍どころではなく、何倍もの差がありますので!

どうやったら効率的にマイルが貯められるのか?

それなら頑張ってマイルを貯めてみようかな♪って思いますよね。

実はマイルの貯め方にはコツがあるんです。

パラ子&ヒデキはそのコツをコツコツと(ダジャレではありません)実践してきただけなんです。

 

そして、2018年10月には貯まったマイルで交換した「ANAビジネスクラス」特典航空券でハワイに行ってきました。

ANA機体

 

なんとこのときは、ある理由でホテル(シェラトンワイキキ6泊)までほぼ無料で利用することができたんです。

つまりハワイ0円旅行です。

あとで確認してみたら、本来は飛行機とホテル合わせて100万円はかかるところでした。

 

その旅行のレポートと、なぜそんなことができたのか?についてこちらの記事にまとめましたのでよかったらご覧になってみてください。

参考  ハワイ0円格安旅行!総額100万円を無料で実現するには?