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これが0円ハワイ2019の全貌です!<全6回> | ||
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第1回 | 成田空港のZカウンターチェックインとANAスイートラウンジ体験記 | |
第2回 | ANAファーストクラス (A380 フライングホヌ)搭乗記<成田ーハワイ往復> | ←今ここ |
第3回 | ロイヤル・ハワイアン・ホテル (ピンクパレス)滞在記 | |
第4回 | モアナ・サーフライダー・ウェスティン滞在記 | |
第5回 | リッツカールトン・レジデンス・ワイキキ滞在記 | |
第6回 | ホノルル空港(ダニエルKイノウエ国際空港)のANAスイートラウンジ体験記 |
いよいよフライングホヌに搭乗!
私たちは2019年10月にANAの新しい機材であるエアバスA380型機、愛称:フライングホヌ(FLYING HONU)のファーストクラスでハワイに行ってきました。
もちろん、マイルを貯めて手に入れた特典航空券でです。
前回の記事ではZカウンターでのチェックインからの→ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)の様子をお伝えしましたが、今回はいよいよ空飛ぶウミガメフライングホヌの中の様子をご案内してまいります!
エアバスA380型機「フライングホヌ」とは?
エアバスA380型機 FLYING HONU(フライングホヌ)は、ANAが2019年5月に就航した成田空港とホノルル(ダニエルKイノウエ国際空港)を結ぶ旅客機です。
ホヌ(HONU)はハワイ語で「ウミガメ」のことで、ハワイでは古くから「海の守り神」とされています。
機体はこのとおり、ウミガメをイメージしたものとなっています。
フライングホヌのデザインは3種類で、上のニコニコお目々のエメラルドグリーンが「ハワイの海」をイメージした「Kai(カイ)」、
冒頭のブルーのお目々パッチリタイプが「ハワイの空」をイメージしたタイプが「Lani(ラニ)」、
そして2020年夏には「ハワイの夕日」をイメージしたサンセットオレンジの「Kala(カラ)」がデビュー予定です。
フライングホヌの座席数は?
フライングホヌはエアバスA380型機という2階建ての大きな機材となっており、総座席数はなんと520席!
従来のボーイング787-9の機材(246席)と比較すると2倍以上の人を一度にハワイに運んでくれるのです。
そんな大型旅客機「フライングホヌ」の座席の内訳は次のとおりです。
階数 | 座席クラス | 席数 |
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2階 | ファーストクラス | 8席 |
2階 | ビジネスクラス | 56席 |
2階 | プレミアムエコノミークラス | 73席 |
1階 | エコノミークラス | 383席 |
そうなんです、ファーストクラスは520席あるうちのたったの8席!
全座席数のわずか1.5%に過ぎない超贅沢な席に私たちはマイルで乗ってしまったわけなのです。
ファーストクラスは優先搭乗!
飛行機は座席クラスなどによって搭乗できる順番が決まっています。
まずは2歳以下のお子様連れの方や車いすを利用される方が最優先で搭乗できます。
その次に搭乗できるのがGroup1のANAダイヤモンドサービスメンバー(ANAの上級会員)とファーストクラス利用者です。
こちらの写真のGroup1の列に並んでいると優先搭乗の案内がされます。
早く搭乗したからって早くハワイに到着するわけではありませんが、やっぱり早めに自分の座席で落ち着けるのはありがたいです。
飛行機と待合室をつなぐ通路(ボーディング・ブリッジ)へのルートも、2階席(ファース、ビジネス、プレエコ)と1階席(エコノミー)とでは途中で分かれていました。
右側の通路へ進み、いよいよ搭乗です!
ファーストクラスの座席は?
A380型機 フライングホヌのファーストクラスは2階席の入り口を入ってすぐ左側です。
チケットをCAさんに提示すると、
「○○様お待ちしておりました。ご案内いたします。」
と座席を案内してくれます。
ファーストクラスの乗客には担当のCAさんがそれぞれつき、フライト中はその方が何かと気を配ってお世話をしてくれます。
またチーフパーサー(客室全体の責任者)の方も
「何かございましたらお気軽に声をかけてくださいませ。」
と言いながら一人一人に挨拶をしてまわって来られました。
ファーストクラスの乗客がどれだけ大切に扱われているかがよくわかります。
さて8席しかないファーストクラスはこのような配置となっています。
写真では全部入り切りませんでしたが、こんな感じです。
窓からの景色がよく見えるのは1K/2K、1A/2Aですが、並び席で座れるのは1G/1Dと2G/2Dとなります。
私たちはお互いの様子が確認できた方がいいよね、ということで並び席の2G・2Dを往復確保しました。
ちなみに座席の真ん中をパーテーションで区切ることも可能です。
そしてウェルカムドリンクは、なんとかの一つ覚えでやっぱり「シャンパン」をチョイス。笑
そういえば、ビジネスクラスはプラスチック製のグラス(コップ?)でしたが、ファーストクラスはちゃんとしたグラスです。
この辺りの細かいサービスもやはりビジネスクラスとは違うなぁと感じます。
座席は思っていた以上に広かった!
ファーストクラスのシートの第一印象、それは思っていた以上に広い!ということでした。
それはそうですよね、何しろ横に4席しか並んでいないんですから。
こちらは一人分の座席スペースを赤く囲ってみた写真ですが、かなり広い!というのが分かるのでは?と思います。
照明がムーディーなブルーだったため、全体的に青っぽい写真になっています。
写真右側が背もたれとなっており、右側には扉のように開いて使える大きな鏡がありました。
座席の正面には43インチの大型4K対応モニターがあります。
3匹のホヌが主演の可愛いらしい機内安全ビデオも大画面で見られます。笑
YouTubeにありました!ただ、ホヌたちが可愛すぎて内容が頭に入らなかったりします・・・苦笑
ちなみにこのホヌのキャラクターは大人気で、A380型機限定販売のぬいぐるみ(3,000円)まであるんです! 結構人気らしいです。
さて、スクリーンの下にあるテーブルは座席の方まで引き出すことができ、さらにその下はフットレストとなっており、座席をリクライニングすれば足を載せて使えます。
その座席の操作パネルも手が届きやすい位置にあり、リクライニングしたり、前に出したり、読書灯をつけたりなどがスムーズにできて、とても使いやすかったです。
座席のサイドにはUSBポートはもちろん、AC電源も完備。
スマホの充電をしたり、パソコンを使用したり、ノンストレスです!
このように、ファーストクラスのシートはまさに疲れ知らずで快適にハワイまで行かれる設計となっていました。
USB充電ポートについて
このところアメリカを中心に公共のUSB充電ポートに細工をしてスマホなどの端末をマルウェア感染させたり、データを盗み出すジュースジャッキング攻撃が急増しています。
米連邦捜査局(FBI)でも、空港やホテル、ショッピングモールといった公共の場にあるUSB充電ポートは使わないよう警告しています。
このような攻撃を防ぐためには次のような対策をおすすめします。
- モバイルバッテリーを活用する
- USBではなく電源ケーブルを使う
- USBデータブロッカー(※)経由でUSBポートに繋ぐ
(※)デバイスを認識させずに充電だけ行えるアダプタ(下記参照)
USBデータブロッカー
イチオシはこの「ドア」!
今回のファーストクラスシートの一番の特長と言えるのが、こちらのドアです!
このようにサイドのドアを閉めると、ちょっとした個室のような空間となるのです。
もっとも上部は全開ですので歩いているCAさんからは丸見えです。
たとえるなら赤ちゃんが使うベビーベッドの柵がドアになった、みたいなイメージでしょうか。
このドアを閉めておけば通路の往来がまったく気にならなかったので、特に仮眠時にはとてもありがたい存在でした。
収納にも工夫の数々
ファーストクラスの座席には収納もいくつかありました。
まずは座席の脇にパカッとフタを開けて使える収納が2つありました。
スマホやメモ帳、ハンドクリームなど、フライト中に使いたいものをここに入れておけて便利でした。
そして、おぉ!とビックリしたのが、ドアの手前に隠れていた上着掛けです。
シュルシュルシュルと引き出して、ハンガーに上着をかけることができました。
ファーストクラスのアメニティと備品は?
飛行機に乗る楽しみのひとつが、機内で快適に過ごすためのアメニティです。
特に今回はなんと言っても人生初の(そして最後かもしれない)ファーストクラスでしたので、搭乗前からこのアメニティがとても楽しみでした!
そこはやっぱり日本を代表する全日空のファーストクラスです。
実にいろいろなアメニティが用意されていました!
アメニティポーチはグローブトロッター
今回パラ子が特に楽しみにしていたのが、こちらのアメニティポーチです。
英国のトラベルケースブランド グローブトロッター(Globe Trotter)のANAオリジナルアイテムです。
とっても可愛らしいですよね!!
このアメニティポーチは、乗る時期や、出発空港(成田発 or ホノルル発)によってカラーリングが異なります。
わたしたちの場合、行きの成田発では上記の紺 x オフホワイトのものでしたが、帰りのホノルル発のときには、こちらのブルー x 紺のタイプ(写真右)でした。
中身はアイマスク、イヤープラグ(耳栓)、歯ブラシセット、そしてザ・ギンザの化粧品セットとなっています。
ポーチの内側の布が和柄なのがオシャレです。
ザ・ギンザの化粧品(ザ・ギンザ エッセンスエンパワリングセット)は、婚約指輪でも入っていそうなくらいの高級感あふれる箱に入っていました。
内容はクレンジングフォーム(5g)、日中用美容液(5ml)、夜用美容液(5ml)のセットとなっています。
あとで知ったのですが、ザ・ギンザ エッセンスエンパワリングの美容液セット(日中用+夜用)は公式サイトで45mlサイズがお値段180,000円(税別)で販売されているものでした。
18万円の化粧品なんて、世の中にあったんですね。笑
私たちは本来ファーストクラスなどとは無縁の庶民ですので、ついセコい計算してしまったのですが、5mlと言えば市販品の1/9の容量となり、なんと20,000円の価値が!
機内が乾燥していたため顔だけでなく指先などにも惜しげもなく塗ってしまいましたが、
「値段を知ってたらもっと大事に使ったのに・・・」
と、思ってしまった、どこまでもセコいパラ子です。笑
追加のアメニティもあります
基本的にはグローブトロッターに入っているアメニティで十分なのですが、追加でリップクリーム、マスク、脚に貼る冷却シートなどもCAさんが希望者に配布していました。
ヒデキは機内が乾燥する、ということからリップクリームをもらっていました。
ブランケットはテネリータ
ブランケット(ひざ掛け)は、カシミア&オーガニックコットンが使われたテネリータ(TENERITA)のものでした。
軽く柔らかいとても良いものでした。
パジャマ(リラックスウェア)がもらえる
ファーストクラスのアメニティで本当に良かったのが、こちらのパジャマ(リラックスウェア)です。
パッケージにも「ご自由にお持ち帰りいただけます。」と書かれてあるとおり、同梱の巾着袋に入れて持ち帰っていいんです!
サイズはLとMがあり(もっとあるのかも)好きなサイズを選ぶことができます。
女性の中でも小柄なパラ子はMでも少し大きめでした。男性ならLで良いのでは?と思います。
デザインとしてはかなりシンプルで、薄いグレーの長袖トップスに濃いグレーの長ズボンとなっています。
ウェストはMでもブカブカでしたが、紐が付いていたのでずり落ちてしまうことはありませんでした。
このリラックスウェア・・・!
見た目はかなり地味ですが、肌触りも着心地もとても良くて、実は本当に持ち帰って今でも自宅で就寝時に愛用しているほど!
それもそのはず、素材はオーガニックコットン100%、そしてタグをよく見ると「高島屋」の文字が!
もう、これは間違いないですよね。
そういえばグレーは沈静効果がある色だときいたことがあるので、就寝時のウェアにピッタリの色なのかもしれませんね。
なお、寒い場合に着られるカーディガン(写真右)もありましたが、こちらは機内で着るのみ(持ち帰りは不可)です。
機内用スリッパ
機内で履くためのスリッパももちろん用意されていました。靴ベラと持ち帰り用に使える袋付きです。
フカフカで履き心地の良いスリッパでした。
ハワイのホテルでは室内用スリッパが用意されていないことも少なくないので、いつもなら持ち帰るのですが、
今回は滞在予定のホテルでスリッパが用意されていることがわかっていたのでそのまま置いてきました。
ヘッドフォンはノイズキャンセリング仕様
機内サービス(映画など)を見る時に使うヘッドフォンは、ソニー製のノイズキャンセリング機能付きでした。
コンパクトに折りたためるタイプで専用のケースに入っていました。
これがあれば仮眠時にイヤープラグを使わなくても十分でした。
機内Wi-Fiサービスが無料で使える
飛行機に乗ると長時間Wi-Fiに接続ができなくなるためちょっと不便ですよね。
実はANA国際線では有料のWi-Fiサービスが用意されています。
30分プラン:6.95ドル、3時間プラン:16.95ドル、フルフライトプラン:21.95ドルとなっており(2019年10月現在)、お金を払えばWi-Fi接続は可能となりますが、決して安い金額ではないですよね。
でも!ファーストクラスの場合、フルフライトプランが無料で使えるんです!
搭乗後にCAさんがこちらのWi-Fi接続サービス用のカードを配布してくれます。
裏面のスクラッチ部分を削るとアクセスコードが書いてあるのですが、ANAのWi-Fiサービスに接続してこのコードを「バウチャーコード」という欄に入力することでWi-Fiに接続できるようになります。
ただ座席にあった説明書を見てもちょっとわかりづらくて面倒でした。
また速度も速くないので、LINEやメールをチェックする、インターネットのニュースなどをちょっと見る、といったことはできましたが、
ストリーミング配信で動画を見る、音楽を聴くといった用途には向かないかと思われます。
ファーストクラス専用トイレは2か所
ファーストクラスには、前方に専用のトイレが2か所あります。
全部で8人しかいませんので、4人に1つ用意されている計算です。
おかげでトイレの空き待ち時間は皆無でした。
明るく清潔なトイレ内は限られたスペースにさまざまなグッズも備えられていました。
洗面台にはANAオリジナルハンドソープのほかに、ザ・ギンザのローション(定価18,000円)、乳液(定価20,000円)、ハンドタオルがありました。
さりげなく花が添えられているのが素敵です。
こちらはトイレ内の備品で、ハブラシセット、フェイス&ボディシート、マウスウォッシュです。
またトイレ内にはベンチと、パタンと倒して使える着替え台がありました。
先ほどもらったパジャマにはここで着替えることができるんです。
恐らく、誰かが使用するごとにCAさんが清掃してくれていたのでしょう、トイレはいつ行ってもきれいに保たれており、本当に快適でした!
ちなみに2つのトイレの間には1階の客室(エコノミークラス)に通じる階段がありましたが、互いに行き来できないようにロープが張られていました。
ファーストクラスの機内食をご紹介!
成田発(行き)の機内食は?
さていよいよ、お待ちかねの機内食です!
と言っても、空港のスイートラウンジですでに食べ過ぎてしまい、あまりお腹が空いていない、という残念な状態だったのですが。。。
以前ビジネスクラス利用時にも同じ失敗をしており、ホントに学習しない私たちです。
そんな中で「がんばって」食べたものたちをご紹介してまいります!
まずは食前酒から
食前酒は、その日何杯目かもう忘れましたがやっぱりシャンパンで。笑
でも今回ちょっと違うのは、シャンパンの帝王とも称されている高級シャンパンクリュッグ(KRUG)が選べたことです。
お酒の知識はきわめて浅い我々ですが、それでもこのクリュッグ・グランド・キュヴェの香りが素晴らしかったことはよーくわかりました。
ほかのアルコールとしては、日本酒は久保田 萬寿などの銘酒、焼酎は村尾、佐藤 麦など、白ワイン、赤ワイン、ポートワイン、ウイスキー、ビール、各種カクテル、本当にいろいろありました。
お酒好きの方にはたまらないラインアップだと思います。
もちろん、ソフトドリンクもいろいろ選べるのですが、私のおすすめはANAオリジナルドリンクの「香るかぼす」と、期間限定ドリンクだった「うんしゅう蜜柑ジュース(日本橋 千疋屋総本店)」です。
オレンジじゃなくて「みかん」という日本らしい味わいがなんとも言えずいいんです。
これは今まで飲んだみかん系のジュースの中でも格別に美味しいものでした。
ファーストクラスの和食コースは?
ファーストクラスの機内食は、和食、洋食から選べるコース料理となっています。
せっかくなのでパラ子は和食、ヒデキは洋食をそれぞれオーダーしました。
まずはパラ子の和食からご紹介します。
和食のアミューズは左から「テフをまとったフォアグラボール」「鴨の生ハムとマッシュルームのマリネ」「スモークトラウトのクレープ巻き」、奥に見えるのが「黒胡麻ナッツスティック」となります。
右端にチラッと写っているのが、ANAオリジナルドリンク「香るかぼす」です。
先附けが写真奥の「才巻海老と無花果の胡麻味噌掛け」です。
前菜は名前が長いので省略しますが、アユ、合鴨ロース、からすみ、こんにゃく煮などです。
見た目にも楽しい、秋らしいお料理です。
続いて主菜と小鉢ですが、メインは「海鮮アボカドふくさ焼きと和牛味噌漬け焼き」です。
決して多すぎないちょうど良い量だったのでそれをCAさんに何げなく伝えると、やはりファーストクラスの場合はラウンジで軽食を済ませてくる人が多いので、量を少なめにしているというお話でした。
もっとも足りなければ追加で頼めるメニューも豊富なのですが。
そしてデザートは「苺寒天とバニラアイスクリーム メランジュ・ド・フリュイ」です。
一見、しば漬け風に見えるのがメランジュ・ド・フリュイ部分で、簡単にいうとミックスフルーツでした。
ほかのデザートもお持ちできますよ、とCAさんにご案内いただきましたが、お腹のキャパシティが満室だったので、泣く泣くお断りしました。
ファーストクラスの洋食コースは?
さて続きましてヒデキがいただいた洋食コースのご紹介です。
アミューズは和食と同じなので割愛します。
そして次のアペタイザーがすごかった!
キャビアがふんだんに使われた「種々のシーフードと香味野菜のクリュディテ キャビアとともに」です。
パンにはオリーブオイルとバター、塩コショウが添えてありました。
お代わり自由ですが、そんなに食べられません。
続いてメインは魚料理をチョイスして「カマスのポワレ カブのフラン添え からすみのエマルジョンソース」です。
そしてデザートはモンブラン&バニラアイス。
ヒデキいわく、めっちゃくちゃ美味しかったそうです。
そしてこちらはCAさんおすすめのデザートワイン。
「シャトー・ラフォリー・ペイラゲ2005」だそうです。
和食、洋食、どちらも本当に大満足のコースでした。
ホノルル発(帰り)の機内食は?
行き(成田発)と帰り(ホノルル発)では機内食の内容は変わりますので、ここからはホノルル発の機内食をご紹介します。
帰りはヒデキが和食、パラ子が洋食をオーダーしました。
まずは食前酒は、ハワイの美しい海に思いを馳せながら「ブルーハワイ」で乾杯しました。
アミューズは和洋共通で、写真左から「チーズペッパーバー」「パイナップルとポキサーモンのマリネ」「ピスタチオチーズボール」「ピピカウラとパパイヤ」の4品です。
ピピカウラとはハワイの伝統的な干し肉で、ビーフジャーキーみたいなものです。
パイナップルに見立てた「ピスタチオチーズボール」が可愛らしい!です。
ホノルル発の和食は?
まず和食ですが、先附けが写真奥の「鯛昆布〆 北寄貝おろし和え」で、前菜は「栗渋皮煮のいが盛り」「鶏松風」「コナ鮑酒蒸し 焼き椎茸の春菊ソース」などなどです。
常夏のハワイ帰りに、日本の秋を思い出させてくれるすてきな前菜でした。
お造りは「蒸し雲丹の平目巻き」と「鮪あぶり」です。
主菜はぶりの西京焼きです。
ホッとする日本の味、お吸い物です。
甘味は「丹波みくまり」という寒天のデザートと・・・
冷たい抹茶でした。(パラ子ももらいました)
ホノルル発の洋食は?
続いてホノルル発の洋食です。
アペタイザーはいくつか選べる中で、「メイン州産のロブスターとマンゴー ロメスコソース」をいただきました。
次は「グリーンサラダ」ですが、CAさんおすすめの「ル・レクチェドレッシング」という洋梨のドレッシングがとても美味しかったです。
コーンスープはちょっと甘めでしたがほっこりしました。
そして行きからお気に入りの温州みかんのジュースをまたまた飲みました。
メインは「ハワイ産尾長鯛と帆立貝柱のソテー ジンジャーソイソース」です。
本来はパンも選べるのですが、スキップしてデザートに。
アイスクリームのアソート、チョコレートケーキ、温かいアーモンドケーキ バニラアイス添えから選べる中で、アイスクリームのアソートをチョイス。
3スクープもありますが、ひとつずつが小さめだったので無事完食できました!
以上ですが、本当に割烹やフレンチレストラン並みのすばらしい機内食でした!
そして短いベッドタイム
さて、話を行きの機内食の後に戻します。
ファーストクラスのフルコースの食事は、食前酒からデザートまでゆっくりゆっくり進みますので、終了まで約1.5時間かかりました。
実はこの時期、行きは偏西風の影響でわずか6.5時間で成田からホノルルまで着きます。
つまり、食事が終わったら映画を見る間もなく、急いで寝ないと徹夜状態になってしまうんです!
CAさんもそれを承知ですので、食器を片付けるとすぐに
「パジャマ(リラックスウェア)に着替えてはどうですか?」
と声をかけてくれました。
座席があっという間に・・・!
さっそくパジャマを持って着替え台のあるトイレへ行き、ついでに歯磨きも済ませて帰ってくると、、、
なんと、私の座席がベッドに変身しているではありませんか!
しかもベッドサイドにペットボトルのお水まで置いておいてくれて・・・まさに至れり尽くせりとはこのことです。
ファーストクラスの場合は座席がフルフラットになるので、これはもうどこから見てもベッドですよね。
さっそく潜り込んでみると・・・これがとっても気持ちがいいんです。
「さては寝具もイイヤツ使ってるでしょ?」
と思ったら案の定、ベッドパッドはアスリート御用達の西川の「エアー」、掛布団は西川の羽毛布団、枕はホワイトダックダウンが使用されたふかふかのものでした。
ここが飛行機の中だということを忘れそうなくらい、短いながらも快適な仮眠時間となりました。
そして朝食タイムですが・・・
ほんの1.5時間程度の短い仮眠時間が終わると、もう朝です。
日本時間ではまだ夜中の2時あたりなのですが、ホノルル時間ではもう朝7時なので、機内では朝食タイムとなるのです。
睡眠不足のまま、ここから長~い一日が始まります。
まずはパジャマから洋服に着替える必要があるので席をはずすと、今度はCAさんがベッドから普通の座席に戻しておいてくれました。
CAさんって本当にすごいです!
さて朝食なのですが、本来ならサラダやシリアル、フルーツ、コーンスープ、チーズ、うどん・ラーメン、ケーキ、サンドイッチ、カレー、ステーキ丼、お茶漬けなどから好きなものを選んで食べられるのですが、
なにしろ前回の食事からほんの2時間くらいしか経っていないので、まったくお腹は空かず・・・。
写真はありませんがサラダとジュースだけいただきました。
そして記念に機内で撮ったポラロイド写真つきのメッセージカードをいただき、いよいよ快適すぎたファーストクラスとお別れのときが近づいてきました。
ホノルルでは優先入国サービス
さてフライングホヌは、ホノルル空港(ダニエルKイノウエ国際空港)に到着です。
ホノルル空港は飛行機が着陸する到着ゲートから、入国審査などを行う到着ロビーまでかなり距離が離れているため、乗客は「Wiki Wiki Bus(ウィキウィキバス)」で移動するようになっています。
いつもは大勢の乗客と一緒にこのウィキウィキバスに乗っていたのですが、今回は違いました。
ANA便のファーストクラスの乗客を係員が出迎えてくれて、専用のシャトルバスへ案内し、私たちを優先的に到着ロビーに運んでくれたのです。
しかも入国審査もANAファーストクラス専用レーンで待ち時間ゼロ!
これが2019年10月からスタートしたANAファーストクラス専用優先入国サービスです。
こうしてファーストクラスは飛行機から降りても最後までしっかりVIP待遇でした。
いや~ファーストクラス、本当に「すごかった!」の一言です。
まとめ
さて、2回にわたってご紹介してまいりましたANAファーストクラス(A380)搭乗記ですが、
「世の中にはこんな世界があったんだ・・・」
ということを私たちと一緒に感じていただけたのではないかと思います。
これまで何度もハワイを訪れている私たちですが、今回ほど飛行時間が短く感じたことはありませんでした。
というのも前にもチラッと書きましたが、10月は偏西風の影響で成田からホノルルまでわずか6.5時間ほどとなっています。
早く着くのはありがたいことですが、食事の時間がかなり長いこともあり、映画や音楽を楽しむ時間がまったくなかったのです。
「せっかくのファーストクラスなんだから、もっとゆっくり過ごしたかったな・・・」
というのが行きのフライトの正直な感想です(贅沢すぎですが)。
帰りのフライトは約8.5時間かかったため映画もしっかり1本見ることができ、どうせファーストクラスに乗るならやっぱりこのくらいの時間はあったほうがいいな!
と思いました。
ファーストクラスは本来いくらなのか?
今回私たちはANAマイルで手に入れたファーストクラスの特典航空券(ひとり往復12万マイル)を利用してハワイ往復をしたため、支払った金額は燃油サーチャージの数万円のみです。
でも、気になるのはファーストクラスの航空券の本来の値段です。
「いったいファーストクラスっていくらなの?」
って思いますよね?
実は航空運賃は予約後に変更や取り消しができるかどうかなどによって料金が異なります。
変更も取り消しもできないタイプであれば、ファーストクラスでもひとり往復30万円台から利用できます。
でも、私たちが利用した特典航空券は、手数料なしで予約変更も取り消しも可能な一番料金が高いタイプとなるため、仮にANAの正規料金で利用する場合、実はこんな金額だったのです。
なんと2人で往復300万円超えなんです!
正規料金なら一生乗れないことは間違いありません。
「コツコツとマイルを貯めてきて本当に良かった~!」
と思います。
ということで、また次回の旅行に向けて、地味にコツコツとマイルを貯める日々は続きます。
次は、いよいよハワイに上陸します!
さて次回は、0円ハワイ2019最初の滞在先である「ロイヤルハワイアンホテル」の滞在記をお届けします!
↓ ピンクパレスは、どこもかしこもピンク色でホントに可愛かったですよ~↓