ハワイ旅行に行くならパッケージツアーと個人手配、どちらが正解?
ハワイ旅行の計画を立てるとき、まず初めに考えるのが
「旅行会社のパッケージツアーにすべきなのか?それとも個人手配(個人旅行)にすべきなのか?」
ということですよね。
パッケージツアーと個人手配には、それぞれメリットもあればデメリットもありますので、概に「どっちが正解!」と決めつけることはできません。
ただ、それぞれの特徴を知ることでどちらがより自分に向いているか?ということは分かってくるはずです。
そこで今回は、パッケージツアーと個人手配のそれぞれのメリットとデメリットを確認し、ベストなハワイ旅行を選んでいただこうと思います!
※ご注意
このページでご案内するメリットとデメリットはあくまでも参考情報です。
すべてのツアーや個人手配に当てはまるわけではありませんのでご承知おきください。
パッケージツアーの「メリット」はコレ!
パッケージツアーとは、JALパック、JTB、HISなどが販売している航空券やホテル、その他のサービスがセットになった商品です。
まずは主なメリットを5つご紹介します。
メリット① 申し込みが簡単
パッケージツアーのメリットのひとつ目は、旅行の手配が簡単に行えることです。
初めから往復の航空券とホテルがセットになっているため、1回の申し込みで旅行の手配が完了します。
ハワイが初めて、海外旅行が初めて、という方には手軽に申し込めるパッケージツアーが便利です。
メリット② 料金が安い
ハワイは人気の観光地だけあって、各社ともパッケージツアーの種類が豊富にラインアップされています。
言い換えればそれだけツアー会社間の価格競争が激しいということですので、料金を抑えたプランも用意されています。
「ホテルも飛行機もこだわらないからとにかく価格最優先!」
という場合にはリーズナブルなパッケージツアーの利用がおすすめです。
なお、価格が安いツアーを選ぶときのポイントですが、燃油サーチャージがツアー代金に含まれているのかどうかをしっかりチェックしましょう。
もし含まれていない場合はその分が別途加算されますので、それも考慮してツアー代金を比較してください。
メリット③ 空港で係員が案内してくれる
パッケージツアーなら、ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)での入国手続きが完了すると、出口で現地係員が日本語で誘導をしてくれます。
特にハワイが初めての方は空港に着いてからどう動けばいいのか?戸惑うことも多いので、現地係員が案内してくれることはツアーの大きなメリットと言えます。
メリット④ 特典が付いている
もうひとつツアーの大きなメリットと言えるのがさまざまな特典が付いていることです。
付属する特典内容は旅行会社や選ぶツアーにより異なりますが、一例として次のようなものがあります。
- 空港からホテルまでの往復送迎
- Wi-Fiルーターの無料貸し出し
- ワイキキでのトロリー乗り放題
- 食事クーポン(無料や割引)
※ツアーにより異なります
特に空港送迎(空港←→ホテル)が付いていれば自分で空港からホテルまで行く方法を考えたり予約をしたりする手間も省けます。
空港送迎用のシャトルバスは自分で申し込むと往復5,000~6,000円前後(一人あたり)かかりますので、ツアーに含まれれば費用面でも大きなメリットとなります。
同じような内容と料金のツアーなら、特典が多い方がもちろんお得です。
メリット⑤ 現地サポートデスクがある
JALパック、JTB、HISなどの大手の旅行会社の場合、現地での困りごとなどの相談ができるサポートデスクがあります。
旅先で日本語で相談できる窓口があるというのは安心ですよね。
また現地でのオプショナルツアーの相談もできますので、初めての方の場合はハワイ旅行を楽しむために大いに役立ってくれるはずです。
パッケージツアーの「デメリット」は何?
料金が安くて特典いろいろのパッケージツアーですが、意外とデメリットも少なくありません。
デメリット① 航空券の指定ができない
パッケージツアーの場合、航空会社(JAL、ANAなど)や、搭乗する便(時間)の指定はできません。
ツアーの旅程表には「【17:00-23:00】成田発」などと書いてあり、旅行の直前(1~2週間ほど前)にその時間帯に出発する便の「どれか」に確定します。
また座席の指定もできませんので、2名で参加しても空席の都合によりバラバラになってしまうこともあります。
ただしJALパックならJAL確約
航空会社の指定ができないパッケージツアーですが、JALパックであればほとんどのツアーがJAL便確約となっています。
そのため
「やっぱり日本クオリティのサービスを受けられるJALでハワイに行きたい!」
という方にはJALパックがおすすめです。
機内で日本語でのやりとりができる、というのも海外の旅行会社にはない安心感なのでは?と考えます。
デメリット② ホテルの指定ができない
「〇〇ホテルに宿泊するツアー」など、具体的なホテル名が書かれていないかぎり、ホテルのグレード(スタンダードホテルやDクラスホテルetc)のみしか決まっていないツアーがほとんどです。
そして旅行の直前(1~2週間ほど前)にそのホテルグレード内の「どこか」のホテルに確定します。
言い換えれば直前まで泊まるホテルがどこか分からないのです。
また特にそれらしい記載がない限り部屋の眺望も選べませんので、海が見えないシティビューなどの部屋にあたることも多いため、部屋の眺望はあまり期待できません。
航空券やホテルの指定ができないことが、旅行会社がツアー料金を安く設定できる理由なのです。
デメリット③ 現地説明会がある
パッケージツアーの場合、ハワイに着いてからは旅行会社のラウンジなどで説明会が開催される場合が多くなっています。
説明会では滞在中の注意事項や今後の日程、帰国日の集合場所などの案内がされますので、初めての方にはとても役立ちます。
ただ、実はこの説明会の開催には裏の事情もあります。
日本からハワイへの便はだいたい午前中に到着するため、チェックイン時刻(15時が多い)までにかなりの時間があり、言い方は悪いですがそれまでの間の「時間つぶし」にもなっているようです。
また初ハワイの方にとっては必要な説明会ですが、リピーターの場合は「この時間がもったいない」と感じることも少なくありません。
チェックインまで時間があってもホテルのフロントなどに荷物を預けてしまえば、到着日の時間が有効に使えることを知っているからです。
ただ、ツアーによっては「説明会なし」のものもあるようです。
デメリット④ マイルが加算されない場合がある
航空券には予約クラス(=航空券に付けられた運賃クラス)というものがあるのですが、ツアーでは格安クラスの航空券が利用されることも少なくありません。
そのため各社のフライトマイルが加算されない場合があるようですので各航空会社窓口に確認してください。
マイルを貯めていない場合は特にデメリットにはなりません。
パッケージツアーがおすすめなのはこんな方です
パッケージツアーのメリット&デメリット両面から考えると、次のような方におすすめとなります。
こんな方におすすめ!
- ハワイ旅行(海外旅行)が初めての方
- なにより価格が最優先の方
- 自分でいろいろ手配しなくてもお任せできる方法を選びたい方
- 英語があまり得意ではない方、英語が苦手な方
パッケージツアーを探そう!
パッケージツアーを選ぶならJALパック、JTB、HISがおすすめです。
なぜなら、どちらも現地での「足」となってくれるトロリーの乗り放題が付いているからです。
トロリーを利用すれば、初めての方でも買い物や主要な観光地までラクラク移動できるのでとても便利です!
パッケージツアーおすすめ1:JALパック(ジャルパック)
JALパックはJAL(日本航空)グループの旅行会社です。
JALパックの最大のメリットは、先ほどもお伝えしたとおりほとんどのツアーでJAL便確約になること!です。
他社のパッケージツアーは航空会社がどこになるのかギリギリまで分からないことも多い中、初めからJAL確約なのはうれしいことですよね。
特にハワイが初めての方やご年配の方、お子様連れの方は、サービスに定評があって機内食も美味しい日系航空会社が安心ですよね。
何よりCAさんに日本語が通じます!
またJALパックのツアーで選定されるホテルは質の高さにも定評があり、現地では「HiBus(ハイバス)」に乗り放題となるのも高い顧客満足度を維持している理由のひとつです。
パッケージツアーおすすめ2:HIS(エイチ・アイ・エス)
HISの海外ツアーならレアレアトロリー(Lea Leaトロリー)やワイキキトロリーの乗り放題付き!
ワイキキ内はもちろん、ショッピングの聖地アラモアナセンターや、ちょっと離れたダイヤモンドヘッド、ダウンタウンにも無料で行かれるのでとても便利です。
またHISの海外ツアーは飲み物やWi-Fiのサービスがある「レアレアラウンジ」を無料で利用できるのも大きな魅力となっています。
パッケージツアーおすすめ3:JTB(ジェイティービー)
JTBの海外ツアー(ルックJTB)に申し込むと、ワイキキ周辺巡回トロリーのHiBus(ハイバス)が無料で利用できます。
またハイアットリージェンシーやシェラトンワイキキ内にあるルックJTB専用のラウンジ(ルアナラウンジ)を利用できるメリットもあります。
手軽な個人旅行「ダイナミックパッケージ」のメリットは?
ダイナミックパッケージとは航空券とホテルが決め打ちになっているのではなく、自分で組み合わせて選べるプランです。
パッケージ旅行でもなく、すべて自分で手配が必要な個人旅行でもない、双方のいいとこ取りをした自由度が高い旅行商品と言えます。
まずはダイナミックパッケージのメリットから確認していきましょう!
メリット① 航空会社やホテルが選べる
ダイナミックパッケージの場合、
→ どの航空会社の何時発の便にするのか?帰りは何時発の便にするか?
→ どのホテルに滞在するのか?
→ どんな眺望の部屋にするのか?
などを自由に選んで組み合わせることができます。
パッケージツアーの場合は、旅行の直前(1~2週間前)にならないと自分がどの便に乗るのか?どのホテルに泊まるのか?がわからないことが多くなっていますが、
ダイナミックパッケージなら自分の好きなホテルとフライトが選べるので、
「10月20日から最終のJAL便で行ってシェラトンワイキキに6泊したい。帰国は午後便でゆっくり帰りたい。」
「オアフ島とマウイ島両方に行きたい。」
といった個々の細かい希望を反映できるため、自分好みの満足度の高いプランを作ることができます。
メリット② 長期滞在も可能になる
ハワイのパッケージツアーの場合は旅行日数が5日~8日間のプランが主流となっており、9日間以上のプランはなかなか見つかりません。
その点、自由にフライトが選べるダイナミックパッケージなら、10日間、11日間という長期滞在にも余裕で対応が可能です。
メリット③ 現地説明会なし
ダイナミックパッケージの場合は、パッケージツアーと違って現地説明会がありません。
ハワイに着いたらとにかく自由ですので、初日からたっぷり時間が使えます。
裏を返せば現地で案内してくれる人がいないということですので、多少の英語力と事前のリサーチが必要となります。
ダイナミックパッケージのデメリットは?
パッケージツアーよりも自由度の高いダイナミックパッケージですが、次のようなデメリットもあります。
デメリット① 選び方によって料金がアップする
格安パッケージツアーの場合、言い方は乱暴ですが「残っている部屋+残っている航空券」の組み合わせで各社がリーズナブルな価格を実現している部分が大きいですが、
選択の自由度の高いダイナミックパッケージの場合、安めのツアーと比べれば金額はそれなりにアップします。
ただ、ダイナミックパッケージはホテルと航空券の組み合わせで価格が決定するので、
「ホテルはこだわるけれど、航空券は一番安いものでいいや。」
「仕事の都合で夜遅く発のフライトを選びたいけれど、ホテルは安いクラスで構わない。」
といった調整を行うことで、自分が考える予算内に収めることも可能となります。
またダイナミックパッケージの価格は常に変動しており、早めに予約する方が安く、直前になると高くなる傾向がありますので、旅行費用を抑えるならなるべく早めのご予約がおすすめです。
デメリット② 空港送迎は基本的に付かない
パッケージツアーでは特典として付いていることが多いホノルル空港からワイキキまでの送迎ですが、ほとんどのダイナミックパッケージには付いていません。
オプションで追加できる場合もありますが、できない場合はシャトルバス(タクシーなど)を個人手配する必要があり、その費用も旅行代金にプラスとなります。
ダイナミックパッケージがおすすめなのはこんな方です
パッケージツアーと比べて自由度の高いダイナミックパッケージは、次のような方におすすめとなります。
こんな方におすすめ!
- ホテルと航空券(航空会社と搭乗便)を自分で選びたい方
- ハワイ旅行(海外旅行)が2回目以降(リピーター)の方
- オアフ島以外(マウイ島、ハワイ島、カウアイ島)にも滞在してみたい方
- 団体行動ではないハワイ旅行をしたい方
- 自由度は高いけれど、ハードルはそれほど高くない個人旅行をしてみたい方
- 長期滞在(9日以上)したい方
ダイナミックパッケージを探そう!
ダイナミックパッケージ(航空券+ホテル)のおすすめは次の3社です。
ダイナミックパッケージおすすめ1:JAL海外ツアー
人気の高い日系航空会社JAL(日本航空)で行くハワイなら、JAL直営の海外ダイナミックパッケージがおすすめです。
何と言っても、予約した時点でJAL便が確定となるのがうれしいポイントです!
もちろんJALのフライトマイルも貯められます。
ダイナミックパッケージおすすめ2:HIS(エイチ・アイ・エス)
ハワイに強いHISは航空券+ホテルのダイナミックパッケージもおすすめです。
ただし空港送迎は付きませんので、必要なら予約時にオプション追加するのがおすすめです。
ダイナミックパッケージおすすめ3:エクスペディア(Expedia)
ダイナミックパッケージの元祖ともいえるエクスペディアは、選びやすさと情報量の豊富さも◎です。
エクスペディアを利用するなら、ポイントが獲得できるエクスペディア会員プログラムに登録することをおすすめします。
ホテル、航空券を個別に手配する「個人旅行」は?
旅慣れてくると
「航空券はマイルで確保できたからホテルだけ予約したい。」
「別の方法でコンドミニアムを予約したから航空券だけ買いたい。」
といった形で完全な個人旅行スタイルでハワイへ行くことも増えてくるはずです。
個人旅行ならとことん自由度が高いハワイステイを楽しめますが、その反面、何もかも自分たちで手配しなければならないためさまざまな注意点も伴います。
でも何度かハワイを訪れたら、ぜひ実現してほしいハワイ旅のスタイルです。
「個人旅行」がおすすめなのはこんな方です
自由にハワイを楽しめる個人旅行は次のような方におすすめです。
こんな方におすすめ!
- ハワイを完全に自由なスケジュールで楽しみたい方
- ある程度の英語力がある方
- 長期滞在したい方
- 複数のホテルや場所に滞在したい方
「航空券」を探そう!
航空券のみを手配するなら、さまざまな航空会社のチケットを比較検索できるスカイチケットが便利です。
その日の最安値チケットが探せるできるのはもちろんですが、時期によっては掘り出し物が見つかる場合もありますのでぜひチェックしてみてください。
「ホテル」を探そう!
ホテルのみを探すなら次のサイトがおすすめです。
ホテル手配おすすめ①:楽天トラベル
国内旅行のイメージがある楽天トラベルでも海外の主要な都市のホテルの手配ができます。
楽天ポイントが貯まるメリットもあるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
ホテル手配おすすめ②マリオットホテル公式サイト
マリオットは138の国と地域に30ブランド、 合わせて7,900軒以上のホテルを擁する世界最大のホテルグループです。
あのシェラトンやリッツーカールトンもこのグループです。
マリオット公式サイトから各ホテルを予約すると、ベストレート(最低価格)保証が付いているので、マリオット傘下のホテルに泊まりたい場合におすすめです。
さらに会員プログラム「マリオットボンヴォイ」に登録(無料)すると「会員価格」で予約できるようになるのでさらにお得です。
マリオットの「クレカ」でさらにお得なステイを
私たちはマリオット公式のクレジットカードを作って、ワンランク上の快適でお得なステイを国内外で楽しんでいます。
ホテル系最強との呼び声も高いカードですので、よく旅行をする方にはかなりおすすめですよ!
ホテル手配おすすめ③:Hotels.com(ホテルズドットコム)
Hotels.comはもともとはアメリカのホテル検索サイトですが、日本語に対応しているので問題なく利用できます。
おすすめポイントは10泊すると1泊分にのボーナスステイが獲得できるというお得な特典が付いていることです。
新婚旅行のホテルをお探しなら・・・
人気ナンバーワンのハネムーン先と言えば、今も昔もやっぱりハワイ。
せっかくの新婚旅行ならやっぱりホテルも素敵なところを選びたいものですよね。

そんな“ハワイの5つ星ホテル”をお探しなら、こちらのページもぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
さてパッケージツアー、ダイナミックパッケージ、個人旅行のメリットデメリットをそれぞれ確認してきましたが、
この中でどれが一番いいのか?という優劣はなく、自分に合うハワイ旅をチョイスするのがベストだということをお分かりいただけたのではないかと思います。
2回目、3回目のハワイ旅行ならダイナミックパッケージを利用すると自分の好みを反映しやすくなりますが、初めての場合は無理せずにパッケージツアーを選ぶのも良いと思います。
私たちも今でこそ個人旅行を楽しんでいますが、一番初めのハワイ旅行はパッケージツアーで行きました。
下記の表も参考にしながら、ぜひ自分に合ったプランを選んでみてくださいね!
旅行スタイル | 難易度 |
おすすめ旅行会社 |
---|---|---|
パッケージツアー | 初級 | JALパック |
HIS(エイチアイエス) | ||
ダイナミックパッケージ | 中級 | JAL海外ダイナミックパッケージ |
HISの航空券+ホテル | ||
エクスペディア | ||
個人手配(ホテルのみ・航空券のみ) | 上級 | |
楽天トラベル | ||
マリオット公式 | ||
Hotels.com(ホテルズドットコム) |