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これが0円ハワイ2019の全貌です!<全6回> | ||
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第1回 | 成田空港のZカウンターチェックインとANAスイートラウンジ体験記 | |
第2回 | ANAファーストクラス (A380 フライングホヌ)搭乗記<成田ーハワイ往復> | |
第3回 | ロイヤル・ハワイアン・ホテル (ピンクパレス)宿泊記 | ←今ここ |
第4回 | モアナ・サーフライダー・ウェスティン宿泊記 | |
第5回 | リッツカールトン・レジデンス・ワイキキ宿泊記 | |
第6回 | ホノルル空港(ダニエルKイノウエ国際空港)のANAスイートラウンジ体験記 |
ハワイ女子の憧れ、ピンクパレスに泊まってみた!
ワイキキビーチの中心に位置するロイヤルハワイアンホテル(The Royal Hawaiian, A Luxury Collection Resort Waikiki)は、”太平洋のピンクパレス”の異名を持つ5つ星高級ホテルです。
1927年の創業以来、多くのハリウッドスターや政治家なども滞在してきた歴史あるホテルですが、近年ではコーラルピンクの愛らしい外観から、ハワイ好きの女性を中心に人気を博しています。
そんなピンクパレスに私たちも滞在してみましたので、たくさんの写真とともにご紹介してまいります。
ピンクパレスにチェックイン!
ロイヤルハワイアンホテルは、世界最大のホテルグループ「マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy®)」が展開するホテルの中でも特にグレードの高い「ラグジュアリーコレクション」ブランドに属するホテルです。
実はSPGアメックス(現マリオットアメックスプレミアム)というクレジットカードを作ると、自動的にマリオットボンヴォイの「ゴールドエリート」という上級会員になることができ、
毎年の更新時には1泊2名まで無料でマリオットボンヴォイ傘下のホテルに宿泊できる特典がもらえるので(年間150万円のカード決済が必要)、今回はその特典を利用して無料で滞在してきたのです!(1日38ドルのリゾートフィーはかかりました)
部屋はワンランクアップグレード
無料宿泊特典で予約できる部屋は「ヒストリックルーム/眺望指定なし」というロイヤルハワイアンホテルの中では、一番下のランクの部屋となっていました。
それでも日本円に換算すると1泊4万円以上の価値ですので、それが無料で泊まれてしまうのは本当にお得です。
予約時には一番ランクが下の部屋だったものの、ゴールドエリート会員にはチェックイン時に空室があれば「より望ましい客室へのアップグレード」という特典が適用されるため、これに期待をしていたところ・・・!
結果は「ヒストリックルーム/眺望指定なし」から「ヒストリックルーム/ガーデンビュー」へのワンランクのアップグレードとなりました。料金にすると20ドルくらい高い部屋です。
それがこちらの部屋です。
欲を言えばオーシャンビューならなお良かったのですが、ロイヤルハワイアンホテルはガーデンもとてもきれいなので、これはこれでなかなか良いお部屋でした。
部屋の様子は?
さてもう少し「ヒストリックルーム/ガーデンビュー」の部屋の中をご紹介します。
部屋はワンルームタイプでしたがそこそこの広さがありました。
テーブルには水のボトルが2本置かれていますが、これは無料ということではなく1日38ドルのリゾートフィーに含まれているものです。
ちなみに部屋で使えるWi-Fiもこのリゾートフィーに含まれています。
テレビは40インチくらいの大型液晶テレビが設置されていました。
でも、私たちが着いた日からちょうど55インチのテレビへの入れ替えが始まったらしく、廊下で業者の方々が作業をしていました。
テレビの下の棚には冷蔵庫と・・・
コーヒーメーカーが設置されており、コーヒー豆は私が好きなロイヤルコナコーヒーのものでした。
ベッドサイドにはデスクと引き出しがありました。
ここで仕事をすることもできそうです。(したいなら・・・)
バスルームは?
バスルームは窓に面した明るい空間になっており、ブラインドを開ければ外の光が取り込めたり換気もできました。
シャワーは高さが変えられたり手で持つこともできて使いやすい可動式。
バスタブもあったので長旅の疲れをしっかり癒すことができました。
ちなみにトイレは残念ながら洗浄機能付きではありませんでした。
ハワイの場合、5つ星ホテルであってもこういう部屋はザラなので特に驚きはしませんが。
洗面台の鏡は照明が付いたいわゆる「女優ミラー」で、手前には可動式の拡大鏡もあり、ドライヤーやメイクの際はとても使いやすかったです。
ただ洗面ボウルが小さめだったので、顔を洗うたびに周りが濡れてしまいました。
バスアメニティはハワイ(カウアイ島)で生まれた高級スキンケアブランド「マリエオーガニクス(Marie Organics)」のものでした。
もちろん、シャンプー&コンディショナー、固形ソープもそうです。
コンディショナーは髪がしっとり&サラサラになりました。
もし気に入れば敷地内にあるマリエオーガニクスのショップで購入することもできます。
特にアルコールを一切使用していないルームフレグランス(リードディフューザー)は、人気のあるアイテムです。
夕方、部屋がノックされ・・・?
ワイキキ散策から戻った私たちが16時頃に部屋でのんびりしていると
「コン、コン」
とドアをノックする音が聞こえました。
こんな時間にハウスキーピングでもないだろうし、なんだろう?
と思ってドアを開けてみると・・・
「ハッピーバースデイ!」
と言ってこちらのケーキをプレゼントしてくれたんです!!
そういえば、翌日はパラ子の誕生日でした。
ハワイに到着する前にもANAのスイートチェックインやANAスイートラウンジでも誕生日を祝っていただき、自分の誕生日が正確にはいつだったのか、もはやワカラナイ状態になっていたパラ子ですが、
何度もいろんな方から誕生日を祝っていただく、というのは嬉しいものでした。
ちなみに、このベリー系のケーキは甘酸っぱくて本当に美味しかった♥です。
プールとホテル内の施設は?
次にロイヤルハワイアンホテルの宿泊者が利用できるホテル内の施設などをご紹介します。
マルラニプール
ロイヤルハワイアンホテルにはビーチ側に円形の「マルラニプール」があります。
ビーチフロントでロケーションは抜群ではあるものの、サイズ的にはとても小ぢんまりとしたプールなので、プール重視の人やお子様は物足りなさを感じてしまうかもしれません。
でも、ご安心ください。
実はお隣りの同じマリオットボンヴォイ系列のシェラトンワイキキにある、ワイキキ最大規模のプール「ヘルモア・プレイグラウンド」も使っていいんです。
しかもヘルモアプレイグラウンドはただ広いだけではなく、スライダーやジャクージもあって子どもも大人も楽しめるプールなので、せっかくならこちらの利用をおすすめします!
ジムもあります
ハワイで食べ過ぎちゃった・・・という方にはランニングなどのマシンがそろったジムへどうぞ。
サンセットタイムは、マイタイバーで
ロイヤルハワイアンホテルと言えば、ワイキキのオーシャンフロントという絶好のロケーションにあるマイタイバー(Maitai Bar)を思い浮かべる方も少なくないはずです。
私たちもハワイ初日のサンセットをここから眺めたいと思い、夕方マイタイバーを訪れました。
この日のサンセットは午後17:50頃とアプリで確認済みでしたので、少し前に行ってなるべく眺めの良い席を確保しました。
ピンクビールで乾杯!
マイタイバーはトロピカルカクテルの女王と呼ばれているマイタイを世界に広めたバーとしても有名で、オリジナルの「ロイヤル・マイタイ」が人気となっています。
でもこの日は暑かったこともあり、ヒデキは可愛いピンク色のビール、その名もピンクビールをチョイス。
ピンクビールもロイヤルハワイアンホテル限定の人気メニューのひとつで、正式には「Royal Hawaiian Hibiscus Hefe (ロイヤル ハワイアン ハイビスカス・ヘーフェ)」と言い、ハイビスカスでピンクに色づけられた白ビールなんです。
夕日の色がプラスされてちょっとオレンジがかって見えますね。
パラ子はラムベースのココナッツ&パイナップルのカクテルピニャコラーダをオーダーしました。
これが一番ハワイらしい気がして、ハワイに来たら一度は必ず飲む!と決めているんです。
この日はワイキキビーチとダイヤモンドヘッドを望みながら乾杯ができてサイコーの気分♪でした。
そうこうするうちに、だいぶ太陽の位置が低くなってきました。
ビーチではこの日に結婚式を挙げたと思われるカップルが記念写真を撮影をしていて、それはそれは美しく絵になる光景でした。
いよいよサンセットです。
この日はほとんど雲がなく、太平洋に沈みゆく夕日がはっきり見えて涙が出るほど美しかったです。
朝食はレストラン「サーフラナイ」へ
さて翌朝は、オンザビーチの人気レストラン「サーフラナイ」へ。
「あれ?“AZURE”って書いてあるけど?」
と思った方!正解です。
実は同じ場所で夜は高級レストランAZURE(アズーア)として営業し、朝とランチはSurf Lanai(サーフラナイ)となるからです。
上の写真にも、よ~く見ると下の方に「surf lanai」って書いてあるんです。笑
夜のアズーアのほうは予約が必要ですが、サーフラナイは予約不要、というか予約ができませんので来た順に案内されます。
ワイキキビーチが目の前というすばらしいローケーションのレストランだけあって、朝はこのように列ができていましたが、それでも10分も待たずに席に案内してもらえました。
私たちが案内された席は、ダイヤモンドヘッドがよく見える、なかなか良いテラス席でした。
もっとビーチ側の席ならこんな感じの眺めです。
サーフラナイの朝食はビュッフェとアラカルトから選ぶことができ、ビュッフェの場合は大人42ドル(税別/チップ別)で利用できます。
私たちは、行きのラウンジ+機内での食べ過ぎによって未だ胃が弱っていたため(弱すぎ!)、慎重を期してアラカルトにすることに。
それにしても食べすぎはホントに良くないですね。苦笑
席に着くと間もなくウェイターさんが
“Would you like coffee?” (コーヒーはいかがですか?)
とたずねてくれたので、張り切って
“Yes, please.” (はい、おねがいします)
と答え、テーブルにあったコーヒーカップにコーヒーを注いでもらいました。
さぁ優雅な朝食のはじまりです。(何が“優雅”かはあとでわかります)
まずはピンクパンケーキ
ロイヤルハワイアンホテルの朝食と言えば、シグニチャーのピンクパンケーキを食べずには始まりません!
正式にはピンクパレス・パンケーキ(PINK PALACE PANCAKES)といいます。
ピンクパレスにふさわしい愛らしいピンク色の生地の正体はグアバとラズベリーの色なんだそうです。
5段重ねになったパンケーキは横から見てもやっぱりピンクです!もちろん切った断面もピンクでした。
モチモチのパンケーキにメイプルシロップをかけていただくのですが、クリームもしつこくない甘さで、朝食に食べてもまったく重たくないとても食べやすい逸品でした!
2品目は卵料理に
2品目は私たちの好きなカルアポーク(豚肉を蒸したハワイの伝統料理)を添えた卵料理「カルアポークスタイル・ハッシュ(KALUA PORK STYLE HASH)」をチョイス。
ちょっと見た目はこのとおり地味ですが、カルアポークとポーチドエッグ&オランディーズソースがよくマッチしていてとても美味しかったです。
そして会計・・・。
さてふたりでコーヒー2杯、パンケーキ、カルアポークハッシュという本当に軽めの朝食をいただいたのですが・・・伝票を見てビックリ。
ゼンゼン軽めではなかったんです、金額が。
まず最初に勧められたコーヒーはひとりにつき6ドル加算されており(あまりにも勧め方が自然だったのでてっきり無料かと思ってた・・・)、
パンケーキが18ドル、ハッシュドポークが22ドル、これに州税(4.712%)、チップ(18%)で、なんと合計63.81ドル!
そのときのレートで換算すると7千円を優に超えていたんです!!
これが“優雅”な朝食の正体でした・・・。
仮にビュッフェ(ひとり42ドル)を選んでいたとしたら、税金とチップ込みで103ドルくらいですので、トータル11,000円以上です。
いくらハワイの物価が高いとはいえ、2人で朝から1万円はねぇ・・・。苦笑
でもこの一件のおかげで、高級ホテルで毎日朝食をいただくのは、庶民にはムリ!ということがよ~くわかり勉強になりました。
にしても、ハワイの高級ホテル内のレストラン恐るべし!です。
ピンクパレスのピンク色なものたち
さて気を取り直して、ピンクパレスで見つけたピンクのものをいろいろご紹介したいと思います。
ほんとにどこもかしこもピンクだらけででした。
廊下もピンク
廊下は壁もカーペットも柱もピンクです。
バスローブもピンク
クローゼットの中にあったバスローブもピンクでした。(着ませんでしたが)
お土産もみんなピンク
お土産のトートバックはあざやかなピンク。
35ドルで販売されていましたが、125ドル以上買い物をするともらえるみたいです。
うさちゃんのぬいぐるみもピンク。
テディベアもピンク。これ大人気らしいです。
ハワイ発のブランド「アロハッピー(Alohappy)」とのコラボトートもピンク。
マカデミアナッツチョコレートもピンク。
朝食で食べたピンクパンケーキのパンケーキミックスも!
ほかにもまだまだたくさんのピンクがありました!
それにしても、ピンクって不思議と心が弾む色なんですね。
ピンクパレスに居るだけでウキウキした気分になってしまいました。
ゴールドエリートの特典紹介
先ほど私たちはSPGアメックス(現マリオットアメックスプレミアム)を持つことにより、ロイヤルハワイアンホテルやお隣のシェラトンワイキキなどが所属する「マリオットボンヴォイ」のゴールドエリート会員に自動的になった、という話をチラッとしました。
そして、今回はSPGアメックス(現マリオットアメックスプレミアム)の無料宿泊特典で泊まったにもかかわらず、ゴールドエリート会員向けのさまざまな特典を利用することができましたのでご紹介します。
ロイヤルハワイアンベーカリーのパンがもらえる
ロイヤルハワイアンベーカリーはホテル内にあるパンやスイーツのショップです。
そこのパンの引換券を特典としてもらったので行ってみると、パンやスコーンが3つも入った紙袋がもらえました。
どれも美味しかったです!
セフォラのポーチ
セフォフラ(SEPHORA)はフランスのLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の傘下のコスメ専門店です。
ワイキキにも店舗があり連日オシャレ感度の高い女子たちがたくさん訪れています。
そのセフォラのコスメのサンプルセットを可愛いポーチ入りでもらえました。
やっぱりピンク色でした。笑
- ウェルカムポイント(500ポイント)
- 25%のレストラン利用ポイント
- レイトチェックアウト(14時までOK)
- 部屋のアップグレード(空室がある場合)
ウェルカムポイントやレストラン利用のボーナスポイントで結構な額のポイントがもらえました。
ポイントが貯まると国内外のマリオットボンヴォイ系列ホテルに無料宿泊ができるようになりますので、泊まれば泊まるほど次回の無料宿泊に近づく、というわけです。
また本来、ゴールドエリート会員になるためにはマリオットボンヴォイ系列ホテルに年間25泊もする必要があるのですが、この資格を、マリオットアメックスプレミアムを持つだけで得られる、というのは本当にお得なことだとあらためて実感しました。
マリオットアメックスプレミアムについてはこちらの記事をご参照ください↓ ↓ ↓
パラ子のピンクパレス正直レビュー
さて、どこもかしこもピンク一色のラブリーすぎるロイヤルハワイアンホテルですが、良い点もあれば、正直なところそうでない点もありました。
ということで私が実際に宿泊して感じたピンクパレスの良かった点と残念だった点をご紹介します。
- ホテルのそこかしこで格式とハワイの伝統を感じられた
- さまざまなものが「ピンク」で気持ちがほっこりした
- ガーデンがとても美しかった
- どこを撮っても絵になるホテルだった
- 部屋の設備の古さを感じた(家具のキズ、ほしい場所にコンセントがない、窓のつくりが古いなど)
- 滞在した部屋にはラナイ(ベランダ)がなかった
- 部屋の大幅なアップグレードがなかった(部屋数が多くない上に人気のホテルとあって数ランク上のアップグレードは実現されなかったと思われる)
- プールが小さかった
さていかがでしたでしょうか?
きっと太平洋のピンクパレス「ロイヤルハワイアンホテル」の魅力を感じていただけたのでは?と思います。
新婚旅行にもピッタリなロマンティックなホテルですので、今度のハワイ旅行に選んでみてはいかがでしょうか?
その際にはマリオットアメックスプレミアムに入会して会員価格で予約することで、ゴールドエリート会員の待遇を受けられるので、前もって準備をしておくことをおすすめします。
次は「モアナサーフライダー・ウェスティン」へ
さて次回はワイキキ最古の伝統あるホテル「モアナサーフライダー・ウェスティン」の滞在記をご紹介します。
ワイキキのファーストレディはハワイの歴史を感じられる博物館のような素晴らしい佇まいでしたよ!!
↓詳しくはこちらでどうぞ↓