4月・5月・6月のハワイの天気はどんな様子?
4月から6月にかけての日本と言えば、長かった寒い冬が過ぎ去ってサクラが咲き、そのうちに新緑に包まれる、爽やかで過ごしやすいシーズンですよね。
そして、ハワイはと言えば・・・このとおりの常夏です。
ただハワイは一年中、日本で言う「夏」の気候ではあるものの、実は10月~3月が冬(雨季)、4月~9月が夏(乾季)と大きく2シーズンに分かれているんです。
つまり、4月から6月のハワイは乾季にあたり、気候的に見たハワイ旅行のベストシーズン!
この時期にハワイに訪れれば、思い描いたとおりの「常夏の楽園ハワイ」に出会えるはずです。
今回は、4月~6月のハワイの気候や降水量、服装、旅行費用、日の出と日の入り、イベントについてご案内させていただきます。
ハワイ(オアフ島)の4月~6月のお天気<気候と降水量は?>
4月は乾季の始まり
日本が本格的な春を迎える4月は、ハワイでも春に相当するシーズン。
1年中何かしら花が咲いているハワイですが、4月からはレインボーシャワー、ブーゲンビリアなどの南国らしい花々が、いっそう鮮やかに咲き始めます。

ただ、4月はまだ乾季の「始まり」であるため、気温も日中は28℃前後まで上がりますが、朝晩は20℃前後まで下がり、ときには肌寒く感じることもあります。
昼間ビーチやプールで遊んでいたら、夕方になって急に肌寒くなってきた、ということもよくありますので、長袖の薄い上着を1枚持っていると安心です。
5月は初夏
5月のハワイは初夏の陽気です。
気温は最低気温が21℃くらい、最高気温が29℃くらいと4月より上がってきますが、真夏ほど暑すぎず、また寒くもない、1年でもっとも過ごしやすいシーズンです。
海水の透明度も高くなってきますので、マリンスポーツや海水浴にもうってつけです。
また、この時期になると家々の庭先に植えられたマンゴーやパパイヤの実が熟れ始め、スーパーやファーマーズマーケットでも美味しいものが安く手に入るようになってきます。
旬の美味しいトロピカルフルーツを味わうなら5月からの夏が狙い目です。
6月はいよいよ夏
日本ではジメジメとした天気が続く6月ですが、ハワイでは1年のうちでもっとも降水量が少なく、また色鮮やかな花々が街を彩る美しい時期です!
ジューン・ブライドもハワイでなら、雨に悩まされずに済みそうですね。
日中の最高気温は30℃ほど、最低気温が22℃ほどと、かなり夏らしい気候となります。
マリンスポーツはもちろん、トレッキングやハイキングなどのレジャーにもピッタリ!
日差しはかなり強くなってきますので、サングラスはもちろん、UV対策や、こまめな水分補給もお忘れなく!
4月~6月の気温と降水量
4月から6月は比較的降水量が少ないシーズンですが、そこは南国ハワイ。
スコールがサーッと来てスッと止む、ということは何月でもよくあります。
month | 4月 | 5月 | 6月 |
最高気温 | 28℃ | 29℃ | 30℃ |
最低気温 | 20℃ | 21℃ | 22℃ |
降水量(ハワイ) | 39ml | 29ml | 13ml |
降水量(東京) | 125ml | 138ml | 168ml |
4月~6月のハワイに適した服装は?
ハワイは1年を通して、いわゆる日本の夏の服装で過ごせます。
特にローカルや欧米からの観光客に人気なのが、ショートパンツ(ハーフパンツ)とTシャツ、足元はビーチサンダルといったスタイルで、日本以上にカジュアルな印象です。
また、乾季( 夏)の時期は、日差しや紫外線もかなり強くなりますので、日焼け止めは必ず塗るようにし、さらにサングラスや帽子、ラッシュガードでしっかりUV対策を行ってくださいね。

なお、服装に関する詳細は、こちらの記事を参考にしてみてください↓ ↓ ↓
4月~6月の旅行費用は?
まず、4月は1年のうちでもっとも旅行費用が安くなる時期のひとつです。
この時期は観光客も少なめなので、空港の手続きも混雑せずにスムーズに済みます。
また、ショッピングモールなどもあまり混雑しないので、総合的に見ておすすめシーズンのひとつです。
次に5月ですが、5月と言えばゴールデンウィーク。
普段より長いお休みがとれるGWはハワイ旅行に行く方が多くなる時期ではありますが、費用的には1年のうちで年末年始に次いで2番めに高くなるシーズンです。
値段は高いですが、初夏のカラッと過ごしやすいハワイを楽しめる時期となります。
さて、GWが終わると費用はグッと下がります。
ここから7月の夏休み前までは、1年でもっとも価格が安くなり、加えて気候も良いため、おすすめのシーズンです。
ただし、費用が安いシーズンでも週の前半(月~水曜日あたりまで)の出発は安くなりますが、週の後半(木曜日あたりから週末にかけて)の出発は高めになります。
特に3連休となる週末はさらに金額がアップしますので、料金表をよく見て出発日を選ぶことをおすすめします。
ハワイの4月~6月の日の出と日の入り
4月から6月のハワイは、初夏から夏となりますので、1年の中でも日が長くなるシーズンです。
特に6月は1年のうちでもっとも日が長く、日照時間が13時間25分を超える日もあります。
朝から晩まで長時間アクティブにハワイを楽しみたいなら、6月(から7月)がおすすめです。
また、ハワイに行ったら絶対に見たいものと言えば、美しい夕日と朝日です。
太平洋の彼方に沈みゆく夕日は、それはそれは感動的ですが、時期によって時間がまったく変わりますので、予めチェックしておくのがポイントです。
日の出日の入りの時刻目安
month | 日の出 | 日の入り |
4月 | 6:01~6:24頃 | 18:46~18:56頃 |
5月 | 5:49~5:55頃 | 18:56~19:09頃 |
6月 | 5:48~5:52頃 | 19:09~19:17頃 |
日の出・日の入りの時刻を調べるには、こちらのホームページ(英語)がとても便利です。
ハワイの4~6月のイベント
ハワイ(オアフ島)で行われる4月~6月のイベントの中から、特に気になるものをピックアップしました。
COVID19の影響により営業時間の変更、休業、休止、閉店となっている場合があります。詳しくは各公式サイトなどでご確認ください。 |
4月のイベント
ハワイアン・スコッティッシュ・フェスティバル
ハワイアン・スコッティッシュ・フェスティバルは、ハワイに居ながらにして、スコットランドの文化を楽しめるイベントです。
4月上旬の週末2日間にわたって、ハイランド地方のゲームや音楽、ダンス、フードなどを楽しめます。
アラモアナセンターにほど近いアラモアナ・ビーチパークで開催されますので、お買い物のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
[日時]4月上旬の週末(土日) [場所]アラモアナ・ビーチパーク内 マッコイパビリオン [入場料]1ドル(12歳未満は無料) [公式サイト]http://hawaiianscottishassociation.org/festival-information/ |
スパム・ジャム・ワイキキ
ハワイの人たちが愛して止まない食べ物と言えば・・・!
ランチョンミートのスパム(Spam®)です。
ハワイでは毎年約700万缶のスパム缶が消費されるそうで、もちろん全米一!
それを裏付けるかのように、ハワイのスーパーには、この通りスパム缶がズラーっと並んでいます。(美しい!)
だからスパムのお祭りだってあるんです。
毎年4月下旬に開催され、ハワイで最も人気のあるお祭りのひとつ、それがスパムのお祭りスパム・ジャム・ワイキキです。
スパム・ジャム・ワイキキは、夕方4時からカラカウアアベニューを歩行者天国にして行わます。
フードブースでは人気レストランのスパム料理を味わうことができ、また、ハワイアン・エンターテイメントが楽しめる2つのステージや、Tシャツなどのスパムグッズが買えるショップなども並びます。
大人から子どもまで、そしてワンちゃんまでも楽しめる賑やかなイベントとなっています。
photo by Ben Loomis
入場は無料なので、ロコたちの気持ちになってスパムの魅力をとことん感じてみてはいかがですか?
[日時]4月下旬土曜日(4:00pm~10:00pm) [場所]カラカウアアベニュー [公式サイト]http://spamjamhawaii.com/ja/ |
5月のイベント
レイ・デイ・セレブレーション
お客様のおもてなしや、お祝いの際などに用いられる花飾り「レイ」は、ハワイの伝統文化のひとつです。
ハワイでは5月1日が「レイの日」と定められており、さまざまなイベントが各地で開催されます。
中でも、カピオラニ公園で毎年行われるレイ・デイ・セレブレーションはロコたちに人気のイベントとなっており、ハワイアン・クラフトや屋台が並び、ステージでは音楽の演奏やフラのパフォーマンスなどさまざまな催し物が用意されています。
もっとも人気のイベントとなっているのが、子どもからプロまで各部門別に参加ができるレイのコンテストです。
photo by Joel
審査が終わると午後からは一般公開が行われ、各賞を受賞した美しいレイを一目見ようと、長い行列ができるほど人気となっています。
事前に公式サイトから申込みを行えば、グループや個人で誰でも(何歳でも!)参加することができますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
[日時]5月1日 [場所]カピオラニ公園 [入場料]無料 [公式サイト]レイ・デイ・セレブレーション公式サイト(英語) |
ビジター・インダストリー・チャリティ・ウォーク
ビジター・インダストリー・チャリティ・ウォークは、オアフ島、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島、ラナイ島、モロカイ島の6つの島それぞれで開催されるハワイホテル協会主催のチャリティ・ウォーク・イベントです。
出典:http://www.charitywalkhawaii.org/
オアフ島の出発点はアラモアナビーチパークで、当日の朝6:00から受付が開始され7:00にスタートとなります。
ワイキキで折り返して再びアラモアナ・ビーチパークまで戻ってくる5.25マイル(約8.5km)のコースとなっていますが、
途中にいくつも用意されているチェックポイントでは、協賛する企業によるフードやドリンクの提供があったり、ハワイアンミュージックなどのエンターテインメントも用意されています。
このイベントに参加するには大人の場合最低40ドル(チャリティなのでそれ以上でもOK)の費用がかかります。
ハワイ全島で集められたこれらの収益金(200万ドル以上)は、ハワイ州の社会福祉や教育などさまざまな非営利団体に寄付されるそうです。
爽やかな海風を感じながら、ご家族や友人同士でチャリティーウォークを楽しんでみませんか?
[日時]5月中旬 [スタート地点]アラモアナ・ビーチパーク内 マッコイパビリオン [公式サイト]http://www.charitywalkhawaii.org/ |
6月のイベント
キング・カメハメハ・セレブレーション
キング・カメハメハ(カメハメハ一世)は、ハワイ王国を築き、初代国王になった偉大な英雄です。
毎年6月11日はその功績を称える祝日となっており、6月11日前後の週末にはキング・カメハメハ・セレブレーションが開催されます。
レイ・セレブレーション
ダウンタウンにあるカメハメハ大王像には、数メートルある長いフラワーレイがかけられるセレモニーが行われます。
photo by Anthony Quintano
フローラルパレード
レイ・セレブレーションの翌日には、ハワイの花々で飾り付けられた山車や馬、ダンサーやマーチングバンドのパレードがカメハメハ大王像周辺からスタートし、
ワイキキのカラカウア大通りを抜けてカピオラニ公園までを練り歩きます。
photo by Daniel Ramirez
パレードの終点カピオラニ公園では、ポリネシアの伝統文化や芸術、工芸品などを紹介したり、ライブステージが行われるキング・カメハメハ・ホオラウレアが開催されます。
[日時]6月11日前後の週末 [場所]カメハメハ大王像前(ダウンタウン)、カラカウア大通り、カピオラニ公園など [公式サイト]Facebook |
まつり・イン・ハワイ
まつり・イン・ハワイ(Pan-Pacific Festival)はハワイと環太平洋諸国との文化交流を目的として、1980年から続いているハワイ州公認の大イベントで、毎年、キング・カメハメハ・セレブレーションと同じ週末に開催されています。
カラカウア大通りの特設ステージでは、各国のパフォーマーによる多彩なステージが繰り広げられ、日本からも毎年フラや和太鼓などのグループが何組も参加しています。
出典:http://matsuri-in-hawaii.com/photo/
お祭りの最終日には、各グループがパフォーマンスを行いながらフォート・デ・ルーシーからカラカウア大通りを通ってカピオラニ公園までを練り歩く盛大なパレードも行われます。
[日時]6月11日前後の週末 [スタート地点]カラカウア大通り、ワイキキ・ビーチ・ウォーク、アラモアナセンターなど [公式サイト]http://matsuri-in-hawaii.com/index.php(日本語) |