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いざ海外へ!でも空港には何時間前に着けばいい?
国際線の飛行機を利用するなら、空港には何時間前に着いていた方がいいのか?
これは海外旅行に行くときに気になることのひとつですよね。
一般的には「出発の2時間前までに」と言われてきたので、以前私たちも飛行機の出発時刻の2時間前に空港に行ってみたのですが。。。
2時間前だと余裕がないなぁ
というのが正直な感想でした。
そこで次の機会にもう1時間だけ早めて3時間前に到着してみたところ
3時間前なら余裕があってスムーズ♪
と実感し、それ以来なるべく早めに到着するようにして、出発前の時間を余裕を持って過ごしています。
ということで、私たちのおすすめは、出発時刻の3時間前までの空港到着となります。
そこで今回は
- 3時間前到着をおすすめするその他の理由
- 空港到着から飛行機に乗れるまでの流れ
- 何時間前からチェックインが可能なのか?
など、空港で国際線を利用するならぜひ知っておいていただきたいことをお伝えします。
ぜひ海外旅行時の参考にしてみてください
「出発時刻の3時間前」の空港着がおすすめ!その理由は?
さきほど空港への到着は「出発時刻の3時間前がおすすめ」とお伝えしましたが、実はほかにもいくつかの理由がありました。
1. 飛行機は乗り遅れると大変だから
電車やバスと違って、飛行機の場合は「乗り遅れたから次の便に乗ればいい」というわけにはなかなかいきません。
旅行のスケジュールが狂ったり、余分な費用が発生したり、それこそ大変!
2. 時間足りないと焦ってしまうから
時間に余裕がないと気持ちが焦ってしまい、ケガやトラブルの原因になったり、一緒に行く家族や友人ともギスギスしがちになります。
旅行のワクワク感が、出発前からしぼんでしまっては残念…
3. 空港は楽しみ方が豊富だから
国際空港はショッピング、カフェ、レストラン、ラウンジなど、出発前の時間を楽しくゆっくり過ごすための施設が充実しています。
ちょっと買い物したら→コーヒータイムであっという間です
4. 空港は混雑することが多いから
多くの人が往来する国際空港は混雑することも少なくありません。
特に週末や大型連休、あるいは海外要人の来日や、大型イベント開催時などは人がごった返し、警備が厳しくなったりするため出国の手続きに普段よりも多くの時間がかかります。
5. 国際線は飛行機に乗れるまでのプロセスが多いから
国際線は国内線と比べて飛行機に乗れるまでのプロセス(やるべき事)が多くなっています。
各空港では近年さまざまな機器が導入され、ひと昔前よりもだいぶ効率化が図られていますが、思いのほか時間がかかることがあります。
(反対に意外と早く済むこともあるんですが…)
もし空港で外貨両替するならその時間も必要ですね
当日両替所の列に並ぶのが面倒なら、事前に外貨両替を済ませてしまうと安心ですよ!
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参考 円ドル両替はどこでするのが正解?
以上が私たちが3時間前をおすすめする理由です。
もちろん、旅慣れた方や比較的小規模な空港から出発する方なら2時間前でも大丈夫なのかもしれませんが、
- 余裕を持って手続きを行いたい方
- 海外が初めての方や久しぶりの方
- お子様やご年配の方と同行する方
- 税関申告が必要なものを持ち出す方
- 特別なサービス(搭乗の補助など)を希望する方
などは、やはり3時間前を目安に到着していた方が安心なのでは?と考えます。
そして「国際線は飛行機に乗れるまでのプロセスが多い」とお伝えしましたが、その具体的な内容を次にご紹介したいと思います。
空港到着から出国までの流れ(国際線)
当日、空港に着いてから飛行機に乗れるまでに必要な手続きの大まかな流れを知っておくと、スムーズに行動できますのでご紹介します。
手続き可能な時刻に締切がある場合はその時間に遅れないよう十分ご注意ください(遅れると飛行機に乗れません)。
空港到着から出国までの流れ
①空港到着
②チェックイン(搭乗手続き) ※1
③荷物の預け入れ
④保安検査(セキュリティチェック)
⑤税関手続き ※2
⑥出国審査
⑦搭乗口で待機
※1 出発の1時間前が締切時刻(航空会社により異なる)
※2 対象者のみ
買い物や食事などの個人的な時間は含まれていませんので、実際はもっと忙しいですよ
それではそれぞれの手続きについて可愛らしいいらすとやさんのイラストとともにもう少し詳しくご紹介してまいります。
① 空港到着
時間の目安 | 出発の3時間前(おすすめ)~2時間前 |
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まずは時間に余裕を持って(3時間前を推奨)国内の出発空港に着くようにします。
空港によっては利用する航空会社によってターミナルが異なる場合がありますので、自分が搭乗予定の航空会社がどのターミナルから出発するのかをよく確認してから行くようにしてくださいね。
<例>成田空港の場合
- JAL→第2ターミナル
- ANA→第1ターミナル
② チェックイン(搭乗手続き)
時間の目安 | 出発の2時間45分~2時間前 |
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空港に到着したらまずはチェックイン(搭乗手続き)を行います。
以前は航空会社のカウンターですべて対面で手続きが行われていましたが、最近は主に3つの方法から選べるようになっています。
- オンラインチェックイン(Webチェックイン)
- 自動チェックイン機(空港設置)
- 航空会社のカウンターでチェックイン
※航空会社によっては利用できない場合もあります
チェックインには締切時刻あり
チェックインには締切時刻があり、多くの航空会社では「出発時刻の1時間前」とされています。
航空会社によってはもっと早い場合もあり、その時刻を過ぎると飛行機に乗れなくなりますので十分気を付けてください。
では3つのチェックイン手続き方法をおすすめ順にご紹介します。
1. オンラインチェックイン(Webチェックイン)
各航空会社のホームページから事前に行えるオンラインチェックイン(Webチェックイン)を利用すると、当日空港カウンターでのチェックイン手続きが不要となります。
JALやANAの場合は出発時刻の24時間前~1時間前までオンラインチェックインが可能となっていますので、早めに手続きを済ませてしまうと安心です。
オンラインチェックインが完了すると搭乗券が発行されますので、印刷して持参するか、スマホでモバイル搭乗券を提示するかいずれかの方法で利用できます。
なお、オンラインチェックインの詳細は各社のWebサイトでご確認ください。
参考 JAL 国際線 Webチェックインのお手続きについて 参考 ANA国際線の搭乗手続き「オンラインチェックイン」2. 自動チェックイン機(空港設置)
空港に設置された各航空会社の自動チェックイン機でもチェックインが行えます。
画面の指示にしたがい、パスポートの読取や予約番号などを入力することで手続きが完了します。
3. 航空会社のカウンターでチェックイン
航空会社のカウンターでもチェックイン手続きが行えます。
ただカウンターは混み合うことも多いため、特別な事情や要望(例:搭乗時に手伝いが必要)がない限りは、オンラインチェックインや自動チェックイン機を利用した方が時間の節約になるはずです。
③ 荷物の預け入れ
時間の目安 | 出発の2時間30分前~1時間45分前 |
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次にスーツケースなどの大きな荷物の預け入れを行います。
※特に預けたい荷物がない場合はスキップしてください
カウンターでチェックイン手続きをした場合にはその際に預けることができ、それ以外の場合(オンラインチェックイン・自動チェックイン機)は、カウンターまたは空港や航空会社によっては自動手荷物預け機にて預けることができます。
参考 自動手荷物預け機のご案内(ANA公式)航空会社ごとにサイズや重さ、個数、内容についてのルールがありますので、よくホームページなどで確認してみてください。
なお、ここで預けた荷物は現地到着後にターンテーブルで荷物を受け取るまで開けることはできません。
そのため機内で使うものや現地に着いてすぐに使いたいものは、事前に機内持込手荷物の中に入れておくことが大切です。
機内持込手荷物に関する注意
預け入れずに機内に持ち込む手荷物にはいくつかの制限があります。
刃物など、機内持ち込み制限品目を持ち込むと罰金対象になりますのでご注意ください。
- 刃物類、ハサミ、アーミーナイフなど、凶器になり得るものは持ち込めない
- 100ml(100g)を超える液体(歯磨きチューブやヘアジェルなどを含む)は持ち込み禁止
100ml以内で持ち込む場合も、縦横20cm以下の透明なジッパー付きビニール袋(ジップロックでOK)に入れる必要あり - スマホ用のモバイルバッテリーの容量にも制限あり
④ 保安検査(セキュリティチェック)
時間の目安 | 出発の2時間15分~1時間30分前 |
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次のステップは保安検査(セキュリティチェック)です。
保安検査ではX線検査で搭乗者や機内持込手荷物に危険物が含まれていないかのチェックが行われます。
この先はペットボトルなどの飲み物は持ち込めませんので、保安検査を受ける前に飲み切って容器を捨ててしまいましょう。
保安検査後に新たに買うことはできます
保安検査の締切時刻は?
保安検査自体の締切時刻はないのですが、長く時間がかかってしまうこともあります。
保安検査の後にもいくつかのプロセスが待っていますので、そのときの混雑状況を確認しながら、遅くとも1時間前までに保安検査が終えられるようにするのがおすすめです。
保安検査の流れ
保安検査の大まかな流れは次のとおりです。
1. パスポートと搭乗券を係員の方に提示する
2. 手荷物をすべて専用トレーに載せる
- 手荷物のうち液体物の入ったジッパー付きビニール袋、パソコン、スマホ、タブレット手荷物から取り出してトレーに載せる
- 身に着けている物のうちポケットの中身、帽子、上着等取り外してトレーに載せる
3. ゲート型探知機(金属探知機)による身体検査
※最近は精度向上のためにボディスキャナー(電波で異物を検知する)の導入が進んでいます。
参考 ボディスキャナーを使用した保安検査について4. 荷物を回収したら保安検査完了です
忘れ物にご注意を
⑤ 税関手続き
時間の目安 | 出発の2時間~1時間15分前 |
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税関手続きは、高価な外国製品や多くの現金を海外に持ち出す方のみ必要な手続きとなります。
言い換えれば該当しない人はスキップしてOKです。
次の内容に該当する場合は必要な書類を書いて提出します。
対象 | 必要な書類 |
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腕時計等の高額な外国製品を持出す方 | 外国製品持出し届(1通) |
100万円相当額の現金等(有価証券・小切手など含む)を持出す方 | 支払手段等の携帯輸出・輸入申告書(1通) |
輸出免税物品を持出す方 | 輸出証明申請書(2通) |
手間だけでなく、防犯面からも高価なブランド品や多額の現金はできるだけ持って行かないのがおすすめです
⑥ 出国審査
時間の目安 | 出発の1時間45分~1時間前 |
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出国審査とはパスポートと搭乗券を出国審査官に提示して、最終的な出国の許可をもらう手続きです。
家族旅行の場合は、家族全員で一緒に審査が受けられます。
ゴールデンウィークや夏休みなどの長期連休は混み合うので、時間に余裕を持って並んでください
自動化ゲートでよりスピーディーに!
近年、出入国審査が素早く行える「自動化ゲート」が成田空港をはじめとする一部の空港・ターミナルに設置されています。
自動化ゲートはパスポートと指紋の照合により本人確認を行い、自動的に出入国手続きを行うことができるシステムです。
利用手続きが必要なのですが出国当日にできますので次回より利用されてみてはいかがでしょうか?
私たちも利用しましたが、とてもスムーズで楽チンでした♪
出国審査後はフリータイム
出国審査が終われば、あとは遅れないように飛行機に乗る(搭乗)だけです。
このエリア(保安区域)には、さまざまなショップや免税店・飲食店などがありますので、搭乗開始時刻までの時間を自由に過ごすことができます。
つまり!必要な手続きが早く済めば、それだけ搭乗前の自由時間も長く取れることになります。
ただ搭乗開始に遅れないように、あらかじめ搭乗口の場所を確認しておきましょう!
⑦ 搭乗口で待機
時間の目安 | 出発の30分前 |
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次はいよいよ飛行機への搭乗となりますが、出発時刻の30分前までに搭乗口(ゲート)に移動します。
ここで遅れると飛行機に乗れませんのでご注意を!
搭乗案内が始まるとアナウンスが入りますので、それがよく聞こえる場所で待機します。
飛行機の搭乗には優先順位があり、一般的には車椅子・2歳以下のお子様連れの方→ファーストクラス→ビジネスクラス→プレエコ・エコノミークラスの順に案内されます。
順番が来ても慌てて搭乗する必要はありませんが、もし大きな荷物があって機内の頭上にある荷物棚を使いたいなら少し早めがおすすめです。
実は荷物棚は早い者勝ちなんです
以上が空港到着から飛行機に乗るまでの流れですが、意外とさまざまなプロセスがあるなぁ…とお思いではないでしょうか。
それなのに混雑して時間がギリギリになってしまうと、旅立つ前から焦ってしまい、思わぬケガやトラブルの原因にもなりかねません。
私たちは「時間の余裕は、気持ちの余裕に繋がる」と考えて、ちょっとくらい時間が余ってもいいから早めの行動をしています。
国際線は何時間前からチェックインが可能なのか?
そうは言っても、あまりに早く到着し過ぎてもまだチェックイン(搭乗手続き)できないのでは?
という心配がありますよね。
私たちも気になって調べてみたのですが、日系の航空会社の場合は結構早く着いても大丈夫そうでした。
※リンクは各公式サイトの情報です
航空会社 | オンラインチェックイン | 自動チェックイン機(空港) | 空港カウンター |
---|---|---|---|
日本航空 (JAL) |
出発時刻の24時間前~1時間前まで | 営業開始後~出発時刻の1時間前まで | 営業開始後~出発時刻の1時間前まで |
全日空 (ANA) |
出発時刻の24時間前~75分(1時間15分)前まで | 営業開始後~出発時刻の1時間前まで | 営業開始後~出発時刻の1時間前まで |
ただし航空会社によっては「出発時刻の3時前から」しかチェックインができない、というところもあるようですので、気になる場合は利用する航空会社はどうなのかを調べてみてください。
空港ラウンジを利用するなら早めに到着もアリ
各空港には、当日飛行機を利用する人のための特別な待合室「空港ラウンジ」が設置されています。
この「空港ラウンジ」で出発前の時間をゆっくり過ごしたいなら、3時間前よりさらに早く到着するのも十分アリです。
空港ラウンジには大きく分けて「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の2種類があります。
「航空会社ラウンジ」はビジネスクラスやファーストクラスなどの利用者やその航空会社のVIP限定となりますが、「カードラウンジ」は対象のクレジットカードと当日の搭乗券さえあれば無料で利用できます。
まだ対象のカードをお持ちでなければ、おすすめのカードを下記ページでご紹介していますので参考にしてみてください。
参考 空港ラウンジが無料で使えるおすすめカード5選まとめ
海外旅行で空港へ行くなら「3時間前到着がおすすめ」ということを、空港に着いてからの具体的なプロセスとともにご紹介しました。
私たちは非日常の特別感を味わえる空港という場所そのものが大好きなので、飛行機が飛び立つシーンを眺めているだけでもワクワクしてきます。
時間が許す限り早めに空港へ向かい、自分なりの楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
追記:ハワイで日本人が入国拒否に <米国のイミグレでいま何が起きてる?>
このところ日本人がハワイを含むアメリカで入国を拒否されることが増えているようです。
その背景には今の日本や米国の状況が大きくかかわっていることがわかりました。
また実際に2023年9月に入国拒否となってしまった女性のケースを調べてみて
「私たちも一歩間違えると、他人事ではないかも…」
と感じたため、米国(ハワイ含む)の入国審査が厳しくなってきている事情やそうならないための対策まとめてみました。
ぜひ旅立つ前にご一読いただければと思います