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[注意喚起]ESTA公式を装った詐欺サイト・代行サイトが横行中!
米国(ハワイ含む)にビザなしで90日以内の旅行をするならESTA(エスタ)の申請が必要です。
ESTA(エスタ)はアメリカ渡航時(ハワイを含む)にビザ(査証)なしで入国できるビザ免除プログラム(VWP)用の電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)で、2009年1月から義務化されています。
ESTA(エスタ)は公式サイトから自分で申請できるのですが、その場合の費用は21ドル (2023年時点)となります。
なのですが!
間違えて非公式サイト(代行業者あるいは偽サイト・詐欺サイト)を利用してしまった…という方の声をたまに耳にします。
今日出張手続きで初めてESTAの申請したんですけど決済金額おかしいなと思って調べたら実は代行業者だったオチ😭
キャンセル申し出ると返金手数料もとられるという🤣
常々代行業者には気をつけようと思ってたのに今のサイトは紛らわ過ぎますね😅
— Fact@JAL・ANA🟣 (@Fact_sb) September 6, 2022
気を付けてても間違えやすいなんて…
ESTAって121ドルするの?コロナ前は30ドルくらいじゃなかったっけ?偽サイト??と思って調べたら、やっぱ21ドルでどうやら偽サイトに登録させられていたようです。以前登録した際のサイトに似てたので料金を見るまで気づきませんでしたわよ。Googleで一番上に出てきたのに…
— 関大岩本ゼミのアドミン (@AkinoIwamo) May 9, 2023
Googleの順位は関係なさそうですね…
パソコンやスマホが苦手な場合、なんとなく
「代行してもらった方が簡単なのかな?」
と思ってしまいがちですが、ESTAに限っては業者に代行してもらっても手間が減るわけでないため、高い費用を払って代行してもらうメリットはまったくと言っていいほどないのです。
そこで今回は、こういった悪質な代行サイトや偽サイト(詐欺サイト)に引っかからないために
- ESTA公式から確実に申請する方法
- 代行サイト・偽サイトの特徴と見分け方
- 偽サイト(詐欺サイト)を利用した場合のリスク
についてご紹介します。
ぜひ公式サイトからの確実なESTA申請の参考にしていただければと思います。
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ESTA公式から確実に申請できる2つの方法
代行サイト・偽サイトの特徴を紹介する前に、まずはESTA公式から確実に申請する方法をご紹介しておきます。
公式から申請する方法は次の2つのみになります。
ESTA公式からの申請方法
- ESTA公式サイトから申請する
- ESTA公式アプリから申請する
従来は公式サイトのみでしたが、2023年6月21日からESTA公式アプリ(ESTA Mobile)が新たに提供開始となりました。
言い換えれば、上の2つ以外はすべて“偽サイト”または“代行サイト”となります。
スマホ操作に慣れた方には、公式サイトよりも公式アプリの方が向いているかも?
①「ESTA公式サイト」から申請する
ESTA公式サイトから申請する場合は、米国大使館のウェブサイトからリンクされている公式の申請ページ(下記リンク)から申請します。
意外と入力項目が多く、しかも間違えると大変なので、初めてなら30分くらいは見ておくと良いと思います。
初期設定は英語なので「日本語」に切り替えて利用しましょう
②「ESTA公式アプリ(ESTA Mobile)」から申請する
2つめの申請方法はESTA公式アプリから申請する方法です。
日本語を含む24カ国語に対応していて、iOS版とAndroid版を各ストアからダウンロードできます。
ESTA公式アプリのダウンロード
ESTA Mobileのダウンロードはこちらから行えます。
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アプリにも偽物が登場する可能性がありますので十分ご注意を!
以上の2つがESTA公式サイトから確実に申請できる方法です。
ESTA代行サイト・偽サイトの特徴と見分け方
公式と呼べるのは上でご紹介した「ESTA公式サイト(https://esta.cbp.dhs.gov/)」と「ESTA公式アプリ」のみとなりますので、このうちのどちらかを選べばいいだけの話なのですが…
最近の代行サイト・偽サイト(詐欺サイト)は巧妙です。
しかも「ESTA 申請」や「ESTA 公式」とネット検索しても、公式よりも上位に代行サイトや偽サイトが表示されたりすることも多いためとても間違えやすい状態にあります。
もし誤って代行サイトを利用してしまった場合、問い合わせフォームなどからまずはキャンセルの申請を行ってみることをおすすめします。
ただ先方も心得たもので「申請手続き後のキャンセルには応じない」旨がさりげなく利用規約に書かれていることもあるため、解約・返金の交渉が難しい場合も…
代行業者の多くは海外の事業者が運営しているから、というのもその一因です。
こういうのは放置しないで取り締まってほしいところです!
そんな状況だからこそ、利用者が事前に気づくことが一番大切になります。
そこで明らかに代行サイト・偽サイトと分かる特徴をいくつか覚えておいていただければと思います。
1. サイトの見た目が異なる
まず代行サイト・偽サイトは、本物とは見た目が違います。
自由の女神や星条旗などをあしらってそれっぽい雰囲気を出そうとしていますが、トップページのデザイン、ESTAのロゴなどが本物とは確実に異なります。
左側の本物のデザインをしっかり覚えておきましょう。
2. URLが異なる
ESTA公式サイトのURLはhttps://esta.cbp.dhs.gov/です。
そのため、たとえ「esta-center…」「esta-service…」といったように「esta」という文字がURL内に含まれていても、すべて非公式サイト(代行サイトか偽サイト)となります。
申請手続きに入る前に、自分が使おうとしているサイトのURLを今一度しっかり確認してみましょう。
オーストラリアの電子ビザ「ETAS(イータス)」も名前が似てるので要注意です
2. 申請費用が表示されない or 21ドルではない
繰り返しになりますが、2023年時点のESTA公式サイトからの申請費用は21ドル(日本円での支払額は為替レートにより変動)です。
ESTA公式サイトのトップページにもそのように明記されています。
- 支払い方法:
申請費用はアメリカドル$21です。
認められる支払い方法にはマスターカード、ビザ、アメリカンエキスプレス、ディスカバー(JCB又はダイナースクラブのみ)、ペイパルがあります。
これに対し代行サイト・偽サイトの場合は
- 申請前のページに費用が明記されていない(決済が済むまで不明→高額請求へ)
- 21ドル以外の費用が表示されている(21ドルより高い)
といった形になっています。
代行業者の場合、手数料を加算して請求しますので21ドルよりもだいぶ高いことが多くなっています。
たとえばこちらの業者の場合、申請代行サービス料込みで8,000円以上となっています。
仮に1ドル=140円だとすれば21ドルは日本円では2,940円ですので、手数料を5,000円以上も乗せている(ぼっている?)ことになります!!
ESTAの申請費用よりも手数料の方がずっと高いなんて…ヒドイ話ですよね。
偽サイト(詐欺サイト)を利用した場合のリスク
たとえESTA公式サイトと間違えて「代行サイト」を使ってしまっても、費用を多く請求される程度の被害で済むので実はまだマシです。
でも問題は偽サイト(詐欺サイト、フィッシングサイト)を使ってしまった場合です。
偽サイトに引っかかってしまうと次のような多大なリスクが生じてしまいます。
個人情報を悪用される可能性がある
ESTAの申請にはパスポートの情報、自宅住所、電話番号、勤務先情報、クレジットカード番号など、さまざまな個人情報(しかも機密情報)を入力します。
偽サイト側では、入手した個人情報を悪用したり、あるいは詐欺グループに売り飛ばしたりすることが考えられます。
むしろそれを目的として詐欺サイトを運営している可能性もあります。
万が一偽サイトと思しきサイトにクレジットカード番号などを入力してしまったら、早めにクレジットカード会社に連絡してカードの利用停止をするなどの措置を取った方が良さそうです。
出国できない可能性がある
詐欺サイトの場合、個人情報と費用を不当に入手するのが目的と考えられるため、実際にはESTA申請の代行手続きを行わない可能性もあります。
つまり費用と個人情報だけとられて、肝心なESTAは申請すらしてもらえない、という最悪なパターンです。
仮に旅行当日に気づいて正しく申請し直しても、ESTAは出発の72時間前までの申請が必要ですので、もうその日に出国することはできなくなってしまうのです。
万が一偽サイトを利用してしまったと気づいた場合は、国民生活センターなどに相談してみることをおすすめします。
参考 国民生活センターESTA申請トラブル事例まとめ
米国(ハワイ含む)にビザなしで90日以内の旅行するなら誰でもESTA(エスタ)の申請が必要となる、というルールを悪用した代行サイト・偽サイトが横行しています。
確実にESTA公式から申請するなら以下の2つのどちらかから必ず行うようにしてください。
言い換えれば、この2つの方法以外は公式ではなく非公式(代行サイト・偽サイト)となりますので十分ご注意ください。
万が一悪質な偽サイト(詐欺サイト)を利用してしまうと、個人情報やクレジットカードが悪用される恐れがあり、被害が大きくなりますのでくれぐれもご注意ください。
それでは確実にESTAを取得して、楽しい旅行をどうぞ!
参考 ESTA有効期限の確認方法は? 参考 機内快適グッズとおすすめの服装はコレ!追記:ハワイで日本人が入国拒否に <米国のイミグレでいま何が起きてる?>
このところ日本人がハワイを含むアメリカで入国を拒否されることが増えているようです。
その背景には今の日本や米国の状況が大きくかかわっていることがわかりました。
また実際に2023年9月に入国拒否となってしまった女性のケースを調べてみて
「私たちも一歩間違えると、他人事ではないかも…」
と感じたため、米国(ハワイ含む)の入国審査が厳しくなってきている事情やそうならないための対策まとめてみました。
ぜひ旅立つ前にご一読いただければと思います