ピンクパレスパンケーキはいくら?
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日本人が「ハワイの物価高騰」にビックリする理由

みんなが大好きな南国リゾートハワイ。

でもハワイで買い物をしているといつも感じてしまうことがコレです↓

パラ子困る

何でも日本より高いなぁ…

でもハワイの物価が高いのにはいくつもの事情があったのです。

ご存じのとおりハワイは太平洋のほぼ中央にポツンと浮かぶ、世界的に見ても珍しい孤島です。

ハワイ諸島の位置

 

メイド・イン・ハワイのもの以外はアメリカ本土や外国からの輸入に頼らざるを得ないのですが、何しろこの場所ですから、地理的な理由からもともと莫大な輸送コストがかかっていました。

さらにここ数年のハワイは驚くほどインフレが進んでしまい、特に食料品などの生活必需品の価格が高騰しています。

たとえばこんな感じです。

  • 卵 Lサイズ(12個):約1,000円($6.89)
  • 牛乳 0.5ガロン(約1.9L):約750円($5.19)
  • ミネラルウォーター(1.5L):約230円($1.6)
  • コカ・コーラ(500ml):約380円($2.69)
  • おにぎり(ツナ):約350円($2.5)

ミネラルウォーターはメーカー(ブランド)によって結構バラツキがあり、高いところでは$2.5~$3のものもあります。

ほんの数年前まではABCストアでも1.5Lボトルが99¢(1ドル以下)のメーカー(Hawaiian Isles Water)もあったのですが経営破綻してしまったそうで、なかなか1ドル以下で手に入れることは難しくなっています。

さらに昨今の円安という痛恨の一撃も加わり、もはや日本の2倍から場合によっては3倍の物価レベルに(涙)

 

でも、ガッカリしすぎなくても大丈夫なんです!

中には日本と同等かハワイの方が安いものもあり、工夫すれば食費の節約ができるからです。

そこで今回はハワイに行くならぜひ知っておいていただきたい、さまざまな物価や節約方法などについてご紹介します。

パラ子パラ子

ぜひ節約しながらハワイを楽しむための参考にしてただければと思います

\ハワイ旅行おすすめ情報/

ハワイで特に高いものと言えば…

ハワイでもっとも多くの旅行者が訪れるのが、ワイキキビーチなどで有名なオアフ島のホノルルです。

ハワイ州の州都でもあるホノルルはハワイ中でも、特に物価が高い都市と言われています。

ヒデキヒデキ

日本で東京の物価が高いのと同じですよね

 

そんなホノルルの中でも、特にワイキキエリアは観光地価格ということもあって、何でもかんでも高い印象です。

中でも日本と比べて「高い!」と感じてしまうものをいくつかご紹介します。

ハワイで高いもの レストランでの食事代

ここ数年、原材料費や人件費の高騰によってワイキキ周辺のレストランの値段が

「冗談でしょ?」

と思ってしまうほど値上がりしています。

しかもハワイではもともと州税(日本の消費税に相当。オアフ島は4.712%)とチップ(15~20%)が必要となるため、会計時にはメニューに書いてある金額よりだいぶ高く支払うことに…

参考  【ハワイのチップ早見表】相場はいくら?

 

さらには昨今は円安ということもあり、日本からの旅行者にはなかなか厳しいものがあるんです。

パラ子困る

値上げ+州税+チップ+円安=食事代高騰💦

そこで日本と比べてレストランが「高い」と感じる具体例を2つご紹介します。

★有名ホテルのパンケーキ:約4,500円

ロイヤルハワイアンホテルのレストラン(サーフラナイ)の人気メニューのひとつに、ピンク色のパンケーキ、その名も「ピンクパレスパンケーキ」があります。

数年前までは$18だったこのパンケーキ(←これでも十分高いと思っていましたが)、2023年には1.5倍の$27に!

 

あっという間に50%も値上げされてしまったのです。

これに税金・チップを追加すると日本円で4,500円以上、ちょっとコーヒーをプラスすると余裕で5,000円突破です!

ピンクパレスパンケーキ

パラ子驚く

5つ星ホテルということを差し引いてもスゴイ値段ですよね

ご参考までに、他のメニューもエッグベネディクト$33~、卵料理$32~、フルーツ盛り合わせ$19など、なかなか強烈なプライスとなっています。

★ラーメン1杯:2,500円~

日本では庶民の味方と言えるラーメンですが、ハワイではもしかしたら高級料理の部類に入ってしまうかもしれません。

あるお店では、1杯$18.48。

つまり軽~く2,500円超というお値段に…

ヒデキ驚く

日本なら同じ金額で3杯くらい食べられそうですね

★その他の口コミ情報

パラ子驚く

ハンバーガー五千円!!もはや高級料理です

ヒデキ驚く

カツカレー3,000円!“ココイチ”なら3回食べられるのに…

ヒント ハワイでの食費を節約するには?

日本と比べると2~3倍近いハワイの食事代、ちょっとビックリですよね!

パンケーキやラーメンでこれだけ高いということは、家族4人でちょっと有名ステーキ店にでも行こうものなら、余裕でApple Watchが買えてしまいそうです(苦笑)

だからこそ考えたいのが、いかに食事代を節約するか?です。

フードコートを利用する

食事代の節約方法はいろいろあるのですが、中でも特に私たちがおすすめしたいのがフードコートの利用です。

日本のショッピングモールやスーパーなどでよく見かけるあのフードコートがハワイにも結構あるんです!

ヒデキ指差し

持ち帰ってホテルの部屋で食べてもOKです

 

フードコートは元々レストランよりもリーズナブルというのもありますがそれだけではなく、テーブルサービスが伴わないため基本的にチップを払わなくてもOKなのです。

ハワイのチップは食事代金の15~20%が相場ですので、仮に5,000円だとすれば750円~1,000円も必要となってしまいます。

これが不要となれば、結構な節約につながりますよね!

 

ほかにも節約方法はいろいろありますので、下記ページをぜひ参考にしてみてください。

参考  ハワイの食費を安く抑える節約方法を徹底解説!

ハワイで高いもの ハワイ旅行のツアー料金

このところ大幅に値上げになっているのがハワイ旅行ツアーの料金です。

数年前なら一番スタンダードなハワイ旅行ツアーとなっている4泊6日で10万円台前半から選べたのですが、最近は最低でも17万円台くらい(HISハワイツアー参照)となっています。

背景にはハワイのホテル料金の高騰や、飛行機の燃料の値上げなどがあります。

名門モアナサーフライダー
名門モアナサーフライダーは1泊6万円以上

 

最低料金のツアーの場合は、オフシーズンの低いグレードのホテル泊、飛行機は選べないというものがほとんどですので、

  • ちょっといいホテルに泊まりたい
  • オーシャンビューの部屋を選びたい
  • 日本の航空会社(JALやANA)で行きたい

 

などの希望を追加していくと、20万円、30万円、40万円…とどんどん金額がアップします。

さらに現地の食事代、アクティビティ費用なども必要になりますので、じっくりお財布と相談しながら旅行計画を立てたいものですね。



ヒント ツアー料金を安くするには?

ハワイ旅行のツアー料金を安くするなら、まずは旅行に行く時期を選ぶことです。

ツアー料金は、同じツアーであっても多くの人が旅行に出かける大型連休などのハイシーズンには高くなり、それ以外のシーズン(レギュラーシーズンやローシーズン)には安くなる傾向があります。

そのため、もし可能であれば年末年始やゴールデンウイーク、夏休み(特にお盆休み)などを避けて予定を立てるとツアーの予算をだいぶ下げることができます。

 

ほかにも狙い目の時期や出発日がありますので、下記ページを確認してみてください。

参考  ハワイ旅行の費用の安い時期はいつ?

旅行日数別の費用の目安は?

また当然ですが旅行日数によってもツアー料金や現地滞在費は結構変わります。

これまでハワイ旅行のスタンダードは6日間(4泊6日)と言われてきますが、せっかく高い旅費を払っていくなら1泊延ばして7日間(5泊7日)で行こう!という方も増えているようです。

具体的な予算は下記ページも参考にしていただければと思います。

参考  ハワイ旅行4泊6日の費用は?

参考  ハワイ旅行5泊7日の費用は?

ハワイで高いもの 現地オプショナルツアー(アクティビティ)の料金

ハワイ滞在をより楽しく&充実したものにしたいなら、現地オプショナルツアー(アクティビティ)の利用がおすすめです。

私たちもこれまでに、パラセイリング、クアロア牧場体験、夜景観賞クルーズやバスツアー、ハワイアンショーの観賞など、さまざまなオプショナルツアーに参加してきました。

クアロア牧場(クアロアランチ)
クアロア牧場(クアロアランチ)

 

大して英語がわからなくても、ハワイの地理に詳しくなくても、ホテルから専用のバスで送迎してくれるので、本当に便利なのですが…

やはりこのところだいぶ料金が高くなってしまいました。

それでも探せばリーズナブルに楽しめるアクティビティはいろいろありそうです。

 

ぜひ大手オプショナルツアー会社のサイトでチェックしてみてください↓

参考 オアフ島の観光&アクティビティを探す(ベルトラ VELTRA) 

ヒント 節約のために自力で移動する!

ホテルからの送迎があるオプショナルツアーではなく、公共の乗り物を活用して自力で移動することに挑戦してみると、節約につながります。

たとえば、JCBカードを持っていればワイキキ↔アラモアナセンターならこちらのワイキキトロリー「ピンクライン」を無料で移動できます!

ピンクライン
ワイキキトロリーのピンクライン
参考  ワイキキトロリー(ピンクライン)はJCBカードで無料に!

 

このほかにも、各旅行会社のツアーによってはトロリーが無料となる場合がありますのでぜひチェックしてみてください!

参考  【2023年】ハワイのトロリーバス運行状況と無料で乗る方法

路線バスにもチャレンジ!

オアフ島の路線バスであるザ・バス(TheBus)は、1回$3と、ハワイにしてはとてもリーズナブルに利用できる乗り物です。

ザ・バス(TheBus)
ザ・バス(TheBus)

 

何しろオアフ島内で路線数100以上、約4,200のバス停で運行されているため、島内のたいがいのスポットには行かれてしまうという便利さが魅力なのですが、

もともとは観光客向けではなくローカル向けの交通手段ですので、いくつかのルールや注意点もあります。

ぜひ下記ページで確認してみてください。

参考  ザ・バス(TheBus)の乗り方まとめ

ブランド品・アパレル・化粧品などのショッピングは?

世界中から年間1,000万人もの旅行者がやってくるハワイは、お買い物スポットがとても充実しています。

中でもアラモアナセンターは約350軒もの店舗が軒を連ねるハワイ最大のショッピングモールとなっており、さらにワイキキエリアにもインターナショナルマーケットプレイスロイヤルハワイアンセンターなどの大きなモールのほか、小さくて個性的なショップも数多くあります。

パラ子パラ子

お買い物好きにはたまりません♪

アラモアナセンター
アラモアナセンターはハワイ最大のショッピングモール

 

気になる価格ですが、米国ブランドのものはバッグにしてもアパレルにしてもリーズナブルな価格設定ではあるものの、円安の影響で以前より安さを実感できなくなっています。

それでも探せば安いものは見つかるのですが、最近は安さよりも日本にない品物(デザインやカラー)が手に入るというメリットの方が大きいようです。

ヒント 安く買い物をしたいならアウトレットへ!

でもせっかくハワイまで来たのなら、やっぱり安くお買い物を楽しみたいですよね♡

そんなときはワイケレプレミアムアウトレットをおすすめします。

ワイケレプレミアムアウトレット
ワイケレプレミアムアウトレット

 

ワイケレプレミアムアウトレットはハワイ最大のアウトレットモールなのですが、ワイキキからは30kmほど距離があるため、多くの人はシャトルバスを利用して行きます。

参考  ワイケレアウトレットまではシャトルバスが安い!

 

店舗数は70店舗程度ですので、規模としては日本の御殿場や木更津にあるような巨大なアウトレットモールと比べるとかなり控えめなのですが、

それでもシャトルバスの費用が簡単にペイできるくらい、きっとお得に買い物ができるはずです。

トリーバーチ ショルダーバッグ
定価$425約$200で買ったトリーバーチのクロスボディバッグ
参考  ハワイで買うと安いもの、高いもの

ハワイの方が日本よりも安いものは?

ハワイは日本の物価の2~3倍!ということを初めにお伝えしましたが、実は日本よりも安いものもあるんです!

ハワイで安いもの ビール

ハワイはビールだけはなぜか日本より安いんです。

あるスーパーでは日本の「サッポロ・プレミアム・ビール」(海外向け商品?)の355ml缶が12本で約11ドルで販売されていました。

1本91¢ということで140円~150円くらいと格安なのですが、発泡酒ではなくれっきとしたビールとなっています。

サッポロプレミアムビール

ヒデキヒデキ

日本のメーカーのビールが日本より安いのってフシギですね

 

またハワイで人気のロングボードアイランド・ラガービールもスーパーで6本で$10くらい売られているのを見かけました。

一本あたり250円ぐらいですので、やっぱりハワイはビールは本当に安いんです。

ロングボードアイランドビール

参考  ハワイの人気スーパーマーケット&ドラッグストア特集

ヒデキ指差し

ただしレストランやバーで飲むビールは普通に高いのでご注意を

ハワイで安いもの オーガニックのリップ

すごくピンポイントなのですが、ハワイは私が気に入って使っているジョンマスターオーガニックのリップ(lip calm)が安いので、いつも買い溜めてきます。

ジョンマスターオーガニック公式サイトでは1,760円(税込)のものが、ハワイでは$6~7で手に入るんです!

ハワイはジョンマスターオーガニックのリップバームが安い

パラ子パラ子

ちょっとしたお土産にもピッタリですよ

ハワイで安いもの 牛肉

アメリカ人(ハワイ人)にとって肉と言えばやっぱり牛肉なんですね。

スーパーに行くと、日本ではあまり見かけない大きな塊が、ビックリするような安さで売られています。

普通のホテル滞在の場合は、自分でこれを買って調理するのはなかなか難しいと思いますが、コンドミニアムやキッチン付きの部屋に泊まる機会があれば、

本場のぶ厚いステーキに挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに!

コンドミニアムはリゾートフィーがかからないので、ホテルよりもリーズナブルに泊まれる場合があります。

参考  ハワイのリゾートフィーとは?絶対に払わないといけないの?



 

ハワイで安いもの ハワイ産のフルーツ

多くのものを輸入に頼っているハワイですが、5月~9月頃はハワイ産のフルーツが旬を迎えるため安く手に入ります。

ハワイ産パイナップル
※1ポンド(≒453g)あたりの値段(量り売り)

 

ハワイ=パイナップルのイメージが強いと思いますが、実は昔に比べてパイナップルを生産する農家がかなり減っているそうで、

(あまり大きな声では言えませんが)レストランなどでは安く手に入るフィリピン産のパイナップルを提供していることも多いそうです。

 

もし旬の時期にハワイを訪れて、ハワイ産のパパイヤ、マンゴー、ドラゴンフルーツ、ランブータンなどを見かけたら買って食べてみることをおすすめします!

甘くて濃厚でサイコーのご馳走となるはずです!

パラ子パラ子

ホテルでナイフ&フォークが借りられるか確認してくださいね

まとめ

ハワイの物価は日本よりだいぶ高いことが分かり、ちょっとガッカリしてしまってはいませんか?

でも!

よくよく考えたら一番高いのはツアー料金ですので、せっかくそれだけ費用をかけて行くなら、現地ではあまり節約にとらわれ過ぎず、楽しく&美味しく過ごして素敵な思い出を残したいものですね。

ヒデキヒデキ

ハワイ予算の準備をがんばりましょう!

そして実際にハワイに着けば、青い空と海となんとも言えない陽気な雰囲気に魅せられて、きっと物価の高さも大目に見られるようになるはずです!

パラ子パラ子

ぜひ素敵なハワイ旅行を~!