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ハワイには蚊がいないという説は本当なのか?
ハワイは1年を通して過ごしやすい気候で人気となっている常夏のリゾートですよね。
ただ南国が快適なのは人間だけでなく虫たちも同じなわけで…
以前、東南アジアのビーチリゾートに滞在したときは、夕食を食べている間だけであちこち蚊に刺されてしまったことがありました。
なのですが!
私たちはこれまで100日以上ハワイに滞在しているにも関わらず、なぜか蚊に刺されたことが一度もないんです。
どうやらこれは何も私たちに限らないようで、ハワイ帰りの人から
「ハワイで蚊に刺されまくって大変だった~」
という話はあまり耳にしたことがないのでは?と思います。
ではハワイには蚊がいないのかと言えば、実はそうではありません。
ハワイにも蚊はいます。
ただ東南アジアや日本の沖縄などに比べると圧倒的に蚊が少ないんです。
そこで今回は
- ハワイに蚊が少ない理由
- 蚊以外の虫はどうなのか?
- 虫除けスプレーは必要なのか?
- 虫よけスプレーの飛行機への持ち込み方法
などをご紹介します。
ぜひハワイ旅行時の参考にしてみてください
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ハワイに蚊が少ない理由とは?
ハワイには蚊がいるものの、他の南国と比べるとだいぶ少ないのですが、それにはいくつもの理由があったんです。
①気候的な理由から
蚊は温暖(高温すぎない)で多湿な環境を好みます。
その点、ハワイは温暖ではあるものの湿度が低く乾燥しているため蚊の生息には適さないとされています。
②地理的な理由から
ハワイは太平洋のほぼ中央に浮かぶ島ですので、周囲を海に囲まれていいます。
そのため比較的風が強く、静かで穏やかな環境を好む蚊が繁殖しにくい場所だと言われています。
③湿地帯の削減が行われてたから
実はハワイでは昔から蚊が少なかったわけではないんです。
昔のハワイには蚊が好む湿地帯が多くボウフラが繁殖しやすい環境にあったため、多くの蚊が生息していたと言います。
そのため、19世紀から20世紀初頭にかけてマラリアなど蚊が媒介する病気が広がり、住民の健康への大きな脅威となっていました。
そこで湿地帯や水たまりから排水して、蚊が繁殖しづらい環境に変える大掛かりな取り組みが行われ、これが功を奏して蚊の生息数が激減しました。
④現在も防虫対策が続けられているから
ハワイのホテルでは、現在も蚊を寄せ付けないための防虫対策が積極的に行われています。
たとえば、ホテルの敷地内や周辺の水たまりや湿った場所、植物の周りなど、蚊が潜む可能性のある場所をチェックし、必要に応じて対策を取っています。
池にも滝や水流を作って水が動く工夫をしボウフラが発生しにくくしています
またホテルによっては日本と同じように網戸を設置して物理的に虫の侵入を防ぐ対策も行われています。
このように、長年にわたるさまざまな工夫や努力によって「蚊が少なくて過ごしやすいハワイ」が作られているんです。
こんな事情を知ると、蚊を少なくするために日々努力してくれている方々に感謝したくなりますよね。
ハワイは蚊以外の虫もいないのか?ゴキブリは?
さて、ハワイには蚊以外の虫もいないのか?と言えば、、、たくさんいます。
可愛いらしいところでは、ハワイには花が多いため、その周りでヒラヒラと蝶が舞っている和やかなシーンをよく見かけます。
そして可愛くないところでは、ハエやアブ、アリ、ハチ、蛾、クモ、ムカデ、そしてゴキブリ(以降「G」とします)もいます。
実はサソリもいるのだとか
テラス席でご飯を食べているとハエがすぐに寄ってくるので、食べ物を置いたまま席を離れるのは危険なんです。
ハエだけでなく、鳥(ハト)が常に狙ってくるのですが
Gについてはホテルではまだ見かけたことがないのですが、レンタルハウス(一軒家)を借りたときに、1度だけヒデキが見かけました。でもその程度です。
ただ、夜の公園には意外とGがゾロゾロいると聞きますので、あまり目を凝らして見ない方がいいのかもしれません。
アカカミアリに注意
アリについては「フィールドアント」と呼ばれる黒いアリや、「アカカミアリ」という赤褐色の蟻がハワイには多く生息しています。
フィールドアントは攻撃的な性格ではなく人間を刺すことは少ないのですが、アカカミアリ(ネッタイヒアリ/フャイアーアント)の方は攻撃的で危険なアリなんです。
アカカミアリは体長3~5mmほどの赤褐色のアリで、嚙まれると激痛が走り、かまれた部位には赤い腫れや発疹が現れることがあります。
また厄介なことに一度刺されると、アカカミアリが出すフェロモンにより、他のアカカミアリに襲撃の合図が送られてしまい、集団で攻撃を仕掛けることがあります。
そのため刺された場合は、他のアリに襲われないように注意する必要もあります。
ハワイにはヘビも居ないってホント?
「ハワイにはヘビ(蛇)がいない」
という話を聞いたことはないでしょうか。
そうなんです、太平洋に浮かぶ孤島ということで、ハワイには基本的にヘビは生息していないのです。
…のはずだったのですが、、、
過去には外から違法に持ち込まれたヘビが発見された事例もあり、2023年1月にもオアフ島で捕獲されたニシキヘビがホノル動物園に引き渡されたというニュースを見かけました。
ただ基本的には野生のヘビは生息していないので、私たちがトレッキングで山に行ったときにもヘビを見かけたことは一度もありません。
ヘビ嫌いでも安心してトレッキングに行けますね
ちなみに、ハワイ州はヘビなど爬虫類の持ち込みや所有は重罪となっていて、最大で20万ドル(2,800万円以上!)の罰金及び3年以下の懲役刑が科せられます。
虫除け対策は必要なのか?
「ハワイには蚊が少ないから、虫除けスプレーは不要なのか?」
と言うと、大人がワイキキビーチ周辺や主に町中だけで過ごすなら不要かも知れません。
というのも、私たちはワイキキでは夜間外出時にも虫除けスプレーをしないのですが、先ほどもお伝えしたとおり蚊に刺されたことは一度もありません。
そもそも夜間は治安の心配があるので遠出しないのがおすすめです
ただ大人よりも体温が高くて蚊に刺されやすいお子様や、もともと虫に刺されやすい体質の場合には、念のため虫除けスプレーをしておいた方がいいかもしれません。
山や森に行くときは虫除け対策が必要
トレッキングやハイキングなどで山や森方面に行くなら、大人でも虫除け対策をおすすめします。
日本でもそうですが、蚊だけでなくアブやハチなど、自然が豊かな場所にはどんな虫が潜んでいるかわからないからです。
虫除けスプレーにプラスして、肌を露出しない長袖の上着+長ズボンにするとさらに安心です。
暑いんですけどね…
マノアの滝へのトレッキング時の虫除け対策
ご参考までにマノアの滝を目指す森の中のトレッキングを体験したときのパラ子の服装はこのとおり!
肌の露出を極力減らし+虫除けスプレーもシューッとしておきました。
お陰で蚊にもほかの虫にも刺されずに済みました!
蚊は暗い所を好む性質なので、本当は黒よりも白など明るめの服の方が良いそうです
クアロア牧場へ行った時の虫除け対策
次にジュラシックパークや、TVシリーズのLOSTなどでも有名なクアロア牧場(クラロアランチ)に行ったときのヒデキの服装ですが…
あ、あれ・・・半袖??
半袖でしたが虫除けスプレーをしておいたためか、このときも蚊を含め虫による被害はゼロでした。
余談ですが、クアロア牧場は乗馬やトレッキング、映画のロケ地巡り、ジャングルツアーなどコウラウ山脈のふもとの広大なフィールドでアクティビティが楽しめる本当に楽しいおすすめのスポットです。
子どもはもちろん、私たちのような大人でも十分に楽しめる場所ですよ!
参考 私たちのクアロア牧場体験記 参考 クアロア牧場のツアーを見る実はデング熱が流行したことも!
デング熱はネッタイシマカなどの蚊が媒介する感染症で、急激な発熱・頭痛・筋肉痛・嘔気、解熱時の発疹などが主な症状です。
主に東南アジアやアフリカ、中南米などの熱帯・亜熱帯地域で多く見られますが、最近では2011年にオアフ島で流行、その後2015年にハワイ島で流行した際には非常事態宣言が発令されるほどの騒ぎとなりました。
最近は収まっているようですが、やはりハワイには蚊がいるという証拠ですので注意したいものですね。
虫除けスプレーは飛行機への持ち込みOK?
もし日本からハワイに虫除けスプレーを持って行くとしたら、飛行機への持ち込みは特に問題ないのか…気になりますよね。
結論から言ってしまうと大丈夫です!
ただしルールがありますのでご注意ください。
虫除けスプレーの飛行機持ち込みルール
- 機内持ち込み:100ml(100g)以下ならOK
- 預け入れ:キャップ保護あり/0.5L以下ならOK
引火性を示す表示がある殺虫スプレーは持ち込み不可となっています。
スプレー缶については他にもルールがあるので、下記ページでチェックしてみてください。
参考 飛行機にスプレー缶は持ち込みできる?ハワイでも買えます
もし虫除けスプレーを忘れてしまっても大丈夫!
ハワイのABCストア(コンビニ)や、ドラッグストアなどでも購入できます。
まとめ
ハワイには蚊もほかの虫もいることをご案内しました。
市街地には蚊は少ないものの、過去には蚊に刺されて感染する「デング熱」が流行ったこともあるため、心配な場合には虫よけスプレーや服装で対策をするのがおすすめです。
また蚊以外の虫も生息しており、特にアカカミアリ(ネッタイヒアリ/フャイアーアント)はちょっと厄介ですので、十分気を付けていただければと思います。
ところで、ご存じでしょうか?
もしハワイで病気やケガをすると、日本とは比べ物にならないほど医療費がかかってしまうことを…
盲腸で手術すると300万円以上かかるのだとか!
そのため海外旅行保険への加入は必須となりますが、実はお得に節約して付ける方法があるので、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
参考 海外旅行保険の格安の付け方とは?それでは安全で楽しいハワイ旅行をどうぞ!!