ハワイでの食事代が年々高くなっている!
ハワイは日本より全般的に物価が高めなのですが、特にレストランなどの飲食代は本当に高い!と感じます。
また、ハワイに滞在するたびに感じるのが、
「あれ?なんか、前回より値上げになっていない?」
ということです。
そうなんです、以前は8ドルあれば食べられたプレートランチが9ドル以上になっていたり、11ドルだったガーリックシュリンプが13ドルになっていたりと、地味に値上げされているんです。
食事は一日3回のことなので、これは本当にイタイです。
しかも!コロナ禍を経て、ハワイの飲食代がさらに大幅に値上げ中!
昨今の円安も相まって、日本からの観光客には相当なダメージになっているようです。
COVID19の影響により営業時間の変更、休業、休止、閉店となっている場合があります。詳しくは各公式サイトなどでご確認ください。 |
ある日の朝食メニュー
さっきから高い高いと連呼しているハワイの食事代ですが、実際に私たち2人が2019年にとある有名ホテルのレストランで朝食をしたときの例をご紹介します。
このような軽めの朝食をとっただけなのに、朝からなんと7,000円(一人あたり3,500円)もかかったんです!
でもこれは、2019年の話。
2022年なら2人で1万円前後は余裕でかかるはずです。
なぜなら18ドルだったパンケーキが27ドルに値上げされているのを発見したんです!!
いくら旅行中とは言え、朝からこの金額はだいぶキツイですよね・・・。
そこで、今回はハワイ滞在中の食事代を上手に節約して、安く済ませられる方法を紹介します。
フードコートを利用する
いくつかの店舗が並び、共用のスペースで食事ができるフードコートは、日本でもスーパーマーケットなどでよく見かけますよね。
フードコートでは、中華を食べたい人もハンバーガーを食べたい人も、それぞれ好きなお店で好きなものを選んで一緒に食べられるのがうれしいですよね。
しかも一般的なレストランほど価格も高くないことが多くなっています。
でもフードコードにはもうひとつ大きなメリットがあるんです!
節約ポイント:チップが不要
ハワイのレストランで食事をするときに面倒なのがチップ(tip)の計算ですよね。
しかも、食事代金の15%~20%程度をサービス料として払うのが目安なので、20ドルの食事なら3~4ドル程度と、そこそこの負担となります。
でもフードコートの場合セルフサービスですので、サービス料にあたるチップの支払いは基本的に不要となり、チップ代を節約することができます。
おすすめのフードコート
ワイキキ周辺のおすすめフードコートをご紹介します。
パイナラナイ・フードコート
パイナライ・フードコートは、ロイヤルハワイアンセンターのB館2Fにあるフードコートです。
中華のパンダ・エキスプレスや、日本でもお馴染みのサンドイッチのサブウェイ(Subway)、
日本のホテル日航で長年活躍したシェフが作るプレートランチ専門店「チャンピオンステーキ&シーフード」は、フードコートにはもったいないほどレベルの高い味です!
マカイ・マーケット
マカイ・マーケットは中華、イタリアン、韓国料理、ハワイアンフードなどの30以上の店舗が並ぶ、アラモアナセンター1Fの中央付近にある大きなフードコートです。
アラモアナセンターの買い物ついでにササッとランチを済ませたいときなどにもピッタリの場所です。
カレーハウスCoCo壱番屋やパンダエクスプレスなど日本でもお馴染みのお店があるのもうれしいですね。
甘いもの好きの方には、シナモンロールの人気店「シナボン」もおすすめですよ!
お持ち帰り(To Go)を利用しよう!
フードコートのほかにも、もうひとつチップ代を節約する方法があります。
それは、お持ち帰り(To Go)です。
(ちなみに、日本でお持ち帰りという意味で使う「テイクアウト」はカタカナ英語です!)
ハワイではハンバーガーショップなどのファストフード店ではもちろん、カフェやその他の飲食店でも「お持ち帰り」ができるところも少なくありません。
たとえば、カフェで15ドルのパンケーキを注文した場合、店内で食べれば2~3ドル程度のチップを上乗せして支払う必要がありますが、お持ち帰りにすれば15ドル(+tax)のみで済みますので、
つまりお持ち帰りなら同じものをより安く食べることができるんです!
もし、ホテルに持ち帰って、あるいは公園など近くに食べられる場所があるなら、
“To go, please.“
と言ってお持ち帰りをして、チップ分を節約してみてはいかがでしょうか。

お得なクーポンを活用する!
現地の空港や街中にはよくフリーマガジン(フリーペーパー)がおいてあります。
これらのフリーマガジンにはレストランやカフェで使えるお得なクーポンが付いており、たとえば
- 2品目半額
- 食事をするとコーヒー1杯もらえる
- 合計○ドル以上で15%OFF
といった特典が利用できるようになっています。
最近はWebクーポンも利用できるようになったので、ぜひこちらのページも参考にして利用してみてください。
また楽天カード会員向けにもお得なWebクーポンが用意されています。
楽天カードはハワイでは持っていると絶対にお得なカードのひとつですので、まだ持っていない場合はこちらの記事もチェックして、ぜひハワイに行くまで作ってくださいね。年会費は永年無料です。
余った食べ物も無駄にしない!
ハワイのレストランなどで食べ物を注文すると、日本よりもボリュームたっぷりで食べきれない、ということも少なくありません。
そんなときは、店員さんに
“Can I have a to go bag, please?” (持ち帰り用のバッグをもらえますか?)
と言えば、無料でプラスチックの容器やポリエチレン袋を持ってきてくれます。
お持ち帰りをすることはハワイではまったく恥ずかしいことではないので、遠慮せずに店員さんに言ってみてくださいね。
BYOBのレストランを利用する
お酒好きの方にとっては、常夏のハワイでは食事と一緒にビールをグビーッ!はトーゼンのことですが、この酒代もばかになりませんよね。
そういう方には、ぜひお店の入り口に「BYOB」と書かれたレストランをおすすめしたいです。
BYOBとは、英語で“Bring your own bottle” の略で、意味としては「自分のお酒は自分で持ってきてね」となり、つまりアルコールの持ち込みOKのレストランとなるんです。
実はハワイ(米国)では、アルコールを提供するライセンスを取得するのがとても難しく、またお金もかかるため、あえてライセンスを取得せずにBYOBのシステムを取り入れて経営しているお店も少なくないのだそうです。
仮にスーパーなどで6本10ドルのビールを買ってBYOB対応のレストランに持ち込めば、だいぶ節約になりますよね!
ハッピーアワーを狙う!
ハッピーアワーとは、レストランのランチやディナータイムなどの繁忙時以外に実施されるサービスタイムです。
すべてのレストランが実施しているわけではありませんが、ハワイではけっこう多くのレストランがハッピータイムを取り入れています。
その時間を狙っていけば、通常より安く飲食できたり、あるいはサービスタイム限定の安いメニューが用意されていたりしますので、ぜひ一度は挑戦してみてください!
日本食を安く食べられる、おすすめのお店
ハワイに滞在していると、どうしてもアメリカン&ハワイアンな食事になりがちです。
だいぶ胃が疲れてきたなぁと思ったら、そろそろ手軽に食べられる日本食でもいかがでしょうか。
いやす夢(いやすめ)
いやす夢は「おむすび専門店」で、ワイキキ周辺だけでも3店舗あります。
最上級のアメリカ産コシヒカリで丁寧に作られた、いやす夢こだわりのおにぎりは、日本人にはもちろん、ローカルの人たちにも大人気となっています。
何より、この物価高でも2ドル代~という安さがありがたいんです!
おにぎりのほか、スパム握り、焼き魚や唐揚げのお弁当などもあり、また店舗によってはイートインもできるので、ぜひ一度は訪れてみてくださいね。
丸亀製麺
あの、丸亀製麺(丸亀うどん)がハワイにもあって、実は日本を含む丸亀製麺の全店舗でナンバーワンの売上を誇っていることをご存じでしょうか?
“どうせお客さんのほとんどは日本人観光客なんでしょ?”と思ったら大間違い!
むしろ、日本人観光客より、ローカルの方や欧米からの観光客の方が圧倒的に多く、毎日昼時や夕食時には大行列となっているんです。
ここも、以前はコスパのいい店として知られていましたが、コロナ禍&円安の影響で、いろいろトッピングするとうどん1杯が日本円換算で2千円以上!となってしまったようです。残念!
それでもまだマシだというハワイの食事代はどう考えても異常です。。。
丸亀製麺 ワイキキ店
住所:2310 Kuhio Ave, Honolulu, Oahu, HI [地図] |
世界一安いミシュランレストランがワイキキに!
日本食ではありませんが、ロイヤルハワイアンセンターB館3Fにある香港の飲茶レストラン「ティム・ホー・ワン ワイキキ」は、世界一安いミシュランレストランと称されています。
もちろん、味はミシュランの折り紙付きのおいしさです。
私たちもとても気に入ってしまい、1回の滞在中に2度も訪れてしまいました。
2019年に訪れたときにはお料理の値段が5ドル台~と格安!…でしたが、残念ながらどうやらここもだいぶ値上げとなった模様です。
それでもクーポン利用でお得に利用できるので、節約派におすすめの店舗のひとつです。
スーパーのお惣菜を利用する
観光やショッピングで疲れ果てて、もうレストランやフードコードまで行って慣れない英語でオーダーする気力も残っていない・・・
そんなときは、必殺!「スーパーでお惣菜を買う!」に限ります。
値段が安く済むだけではなく、ホテルに持ち帰って気楽に食べられるのがポイント高いですよね!
ワイキキ滞在者に立地的におすすめなのが、インターナショナル・マーケットプレイスの2Fにある日系スーパーのミツワマーケットプレイスです。
そんなに広いスーパーではありませんが、食べ物だけでなくさまざまな日本のものが手に入ります。


このほかに牛丼やうな丼、カツカレー、焼きそばなども揃っているんです。
また、店舗内に「いやす夢」のコーナーがあって、おにぎりやスパムむすびも買えます!
ミツワマーケットプレイス
住所:2330 Kalakaua Ave #250, Honolulu, HI 96815 [地図] |
ワイキキに新しいスーパーがオープン!
2023年1月にクヒオ通りにハワイの食文化を満喫できるスーパーマーケット「ワイキキマーケット」が待望のオープン!
青果、精肉、鮮魚、ベーカリー、デリなど、ハワイ産食材やハワイで製造された食品を数多く取り入れられ、あの大人気のハワイスイーツ「マラサダ」もここで買えます!
朝6時オープンなので朝食をここで買えば節約できること間違いなし!
ワイキキマーケット
住所:2380 Kūhiō Ave. 2nd Floor, Honolulu, HI 96815 [地図] |
ホテルではなく、コンドミニアムに滞在する
このほかに、パラ子がおすすめするハワイでの食費の節約方法は、ホテルではなく、キッチン(簡易キッチン含む)が付いたコンドミニアムに滞在して自炊をすることです。
コンドミニアムのキッチンを利用して自分でパスタをゆでたり、
パパイヤやパイナップルなどの果物を買ってきて切ったり、
ポキ(まぐろなどのヅケ)と白飯をスーパーで買ってきて「ポキ丼」を作ったりなど、
簡単な自炊をすることでハワイ滞在中の食費をだいぶ節約できます。
コーヒーだって、毎度スタバで並んで買わなくても、コーヒー豆を買ってきて自分でドリップすれば、だいぶ節約になりますよね。
次回のハワイ旅行は、コンドミニアムのステイも候補にされてはいかがでしょうか?
節約にハワイの「カップヌードル」がおすすめできないワケ
食費節約の最終手段、ともいえるのがカップラーメンですよね。
お湯さえ沸かすことができれば食べられるという手軽さに加えて、安定のおいしさ!
でも、ハワイのABCストアなどで手に入るハワイ版カップヌードルはおすすめできないのです。
なぜなら日本のカップヌードルとはゼンゼン味が違い、すごーく薄い味のスープで、ハッキリ言って美味しくないんです。
スープがわりに・・・と買ってみたのですが失敗でした。
「それなら日本からカップヌードルを持っていこうかな!」
と思ってしまいそうですが、残念ながらそれもNGなんです。
なぜなら、肉エキスを含む食品はハワイに持ち込むことができないからです。
どうしてもカップラーメンが食べたくなったら、日系スーパーのドンキホーテやミツワなどで正真正銘のメイドインジャパンのカップラーメンを探してみると良いと思います。
値段は日本よりもだいぶ高めですが、味は確実です。
さて、ここまでハワイ滞在中の食費を少しでも安くあげる方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
せっかくのハワイ旅行であまりケチケチしすぎるのはつまらないですが、現地での体調を維持するためにも、たまには「軽い」食事で胃を休めてあげてはいかがでしょうか。
ぜひ、楽しみながら節約して、健康的なハワイ旅行を実現してくださいね。
節約するなら円→ドル両替からはじめよう
「節約」の意外と盲点なのが円からドルへの外貨両替です。
多くの人は、フツーに近所の銀行でドルへの両替をすると思いますが、実は銀行で外貨両替をする場合、1ドルにつき3円程度の手数料が加算されます。
でもせっかく両替するならなるべく「良いレート」で換えたいものですよね。
そんな外貨両替のコツはこちらのページでご案内しているので参考にしてみてくださいね。
2019年秋に「3つのファイブスターホテル」ほぼ0円で泊まりました
私たちは2019年の秋に「ロイヤルハワイアンホテル」「モアナサーフライダー・ウェスティン」「リッツカールトン・ワイキキ」という3つのファイブスターホテルに、ある方法でほぼ無料で泊まることができました。
しかも往復の飛行機も無料で、しかもなんと人生初のファーストクラスです!!
そんな「0円ハワイ2019」の全貌と、なぜそんな体験ができたのか?について全6回の記事でご紹介していますので、ご興味があればぜひご覧になってみてください!!